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東京都の多摩地域全域でごみ問題があるのはご存知でしょうか。
小金井市を発端としたごみ問題は、東京多摩地域全域にわたり、ゴミ処理場所の問題を抱えています。
東京都多摩地域に住んでいる人全員に関係のある問題となっています。
小金井市のごみ処理問題の発端は2007年からです。
それまで調布市・府中市・小金井市で二枚橋焼却場(調布市野水2-1-1)を運営していましたが、老朽化で2007(平成19)年閉鎖することとなりました。
調布市と府中市は他市と共にゴミ処理を開始しましたが、小金井市の処理先がみつからず、臨時的に八王子市、昭島市がごみ委託を引き受けとなりました。
しかし、2011(平成23)年、政治トラブルもあり八王子市、昭島市は受け入れを断ることなり、再度小金井市のゴミの委託先がなくなることとなってしまいます。
その後、臨時受け入れ先として、多摩川衛生組合や多摩ニュータウン環境組合、八王子市ほか多摩の各自治体の協力を得て、臨時受け入れ先を再度確保します。
そして、ようやく2012(平成24)年7月からは国分寺市/町田市/日野市/八王子市/三鷹市/昭島市で処理することで一時しのぎはできることとなりました。
2012(平成24)年日野市と国分寺市との合同で、日野市石田1丁目210番地の2、日野市クリーンセンターを共同整備する計画を発表し、2019(平成31)年度の稼働を目指して、2014(平成26)年「日野市 国分寺市 小金井市 新可燃ごみ処理施設整備事業」を発表し先が見えてきた状況です。
ただし、日野市民からも反対運動もでるなど、ゴミ処理問題は今後も継続して対応する必要はありそうです。
このように、小金井市がごみ処理としてクローズアップされた問題ですが、実際には、東京都多摩地域全域におけるゴミ処理問題といえるのかもしれません。
大事なのは私たち一人一人がゴミの量を減らし、少しでもこの問題を縮小化することではないでしょうか。
私たちがいまできること、少しでも負担を減らすことで、私たちがよりよい環境で暮らす地域としていきたいですね。