【東京都東大和市・立川市】多摩モノレール~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~


【東京都東大和市・立川市】多摩モノレール~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~

ご存知多摩モノレール。

現在上北台駅~多摩センター駅までを結んでいます。

構想路線では、上北台駅から箱根ヶ崎方面、多摩センター駅から町田・八王子方面への延伸について検討されているようです。

 

 

多摩モノレール

 

多摩センターから上北台まで、多摩動物公園、サンリオピューロランド、および中央大学・帝京大学・明星大学等の通学に便利な多摩モノレール

南北方向の交通手段の整備が望まれていた多摩地域を縦断する路線です。

 

多摩都市モノレールは1986(昭和61)年に東京都や沿線自治体などが出資する第三セクター企業として設立され、1990(平成2)年に着工。1998(平成10)に最初の区間である立川北~上北台間が、2000(平成12)年1月に全線(多摩センター~上北台)が開業しました。

2001年度に7万9815人だった1日平均乗客数は、2017年度に過去最多の14万2498人へと増え、赤字路線という悪評を改善させつつあります。

上北台駅から甲州街道駅の区間では高層建築物の多い立川周辺を除き南西方向に見える富士山の眺望がキレイとの眺望の評判が良いと言われています。

 

これを生かして、開業20周年の2018年には新たなブランドスローガン「さ、いこう!な見晴らしを。」を掲げています。

全区間、概ね10分間隔で運行されており、平日ダイヤにおいては、朝ラッシュ時は5 – 7分間隔、夕ラッシュ時は7 – 8分間隔で運転しています。

 

 

 

多摩モノレール沿線風景(東大和市~立川市)

 

東京都道43号立川東大和線(芋窪街道新道)の真上に位置し、バスターミナルと隣接する上北台駅は、鉄道のない武蔵村山市の住民の足も担っています。

発車すると右手から芋窪街道旧道が合流し、左手に森永乳業東京多摩工場やCASIO(カシオ日立モバイルコミュニケーションズ)の看板などが見えてきます。

桜街道駅は芋窪街道と桜街道という東大和市の市道の交差点の真上にあります。

しばらく進むと右手には佼成霊園という立正佼成会の霊園が広がり、間もなく玉川上水駅に到着、この駅の構内に立川市との市境があります。

 

玉川上水駅を発車すると西武拝島線と交差し、左手には西武鉄道の玉川上水車両基地が見えます。

砂川七番駅を発車すると間もなく東京都道7号杉並あきる野線(五日市街道)と交差し、泉体育館駅を発車すると向き芋窪街道から分かれます。

左手に立飛企業、右手に真如苑 恒明湧祥之舎 応現院が見えると立飛駅に着き、駅と直結しているららぽーと立川立飛が左手に、右手側にいなげや青果センターなどが見えてきます。

その先で三角のデルタ線を通り、これは多摩都市モノレールの車両基地への引き込み線となっています。

 

高松駅を発車すると右手に自治大学校や農林水産省などの施設が見え、やがて百貨店など商業施設が目立ってくると間もなく立川北駅に到着します。

立川北駅を発車すると大きくS字カーブを描き、その真下にJR東日本の中央線・青梅線・南武線立川駅が見えます。

東京都道149号立川日野線上にある立川南駅を発車すると、間もなく東京都道29号立川青梅線(奥多摩街道)と交差すると柴崎体育館駅へ。

さらに坂を下り東京都道29号(新奥多摩街道)と交差すると立日橋で多摩川を渡って日野市に入ります。

 

 

 

多摩モノレール延伸計画

 

1981年度に発表された多摩都市モノレールの構想路線は現営業区間も含めると約93kmあり、そのうち上北台駅から箱根ヶ崎方面、多摩センター駅から町田・八王子方面への延伸について検討されているそうです。

 

■上北台 – 箱根ヶ崎

 

一歩先んじているのが箱根ヶ崎ルート、上北台駅から箱根ヶ崎駅をつなぐルートです。

延伸区間は拡幅した新青梅街道(東京都道5号)上に建設する構想で、武蔵村山市によると2023年度中に全区間で道路拡幅工事が完成する予定です。

新青梅街道の拡幅は、上北台駅から神明4丁目までの1.1kmの区間を第一期工事(2011年度 – 2017年度)、箱根ヶ崎駅から武蔵村山市岸までの1.4kmの区間を第二期工事(2012年度 – 2018年度)、三本榎交差点から三ツ木交差点までの1.6kmを第三期工事(2014年度 – 2020年度)として着手しています。

 

■多摩センター – 町田

 

多摩センター駅から町田につながる構想。

多摩センター駅から南進して町田までの路線については、運輸政策審議会答申第18号では「今後整備について検討すべき路線」とされており、既に多摩市内と町田市内の一部区間で導入空間が確保、2016年の交通政策審議会答申第198号では、「導入空間となりうる道路整備が前提となるため、その進捗を見きわめつつ、事業化に向けて関係地方公共団体・鉄道事業者等において具体的な調整を進めるべき」とされています。

 

■多摩センター – 八王子

 

多摩センター駅から西進し、唐木田、南大沢、京王片倉を経て八王子につながる構想。

多摩センター駅から八王子までの路線については、運輸政策審議会答申第18号では「今後整備について検討すべき路線」とされており、導入空間の用地確保が進められていますが、2016年の交通政策審議会答申第198号では、「事業性に課題があるため、関係地方公共団体・鉄道事業者等において、事業計画について十分な検討が行われることを期待」とされています。

以上です。

このほか、箱根ヶ崎からさらに延伸し、羽村を経て八王子までを結ぶ路線、唐木田付近で延伸八王子ルートから分岐し、若葉台・南多摩を経て是政までを結ぶ路線、八王子から小宮・日野を経て甲州街道までを結ぶ路線などが構想されているそうです。

 

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