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国立駅北口から徒歩10分弱のところにある鉄道総合研究所。
その向かいにある国分寺市の文化・体育施設「ひかりプラザ」内に新幹線の車両をそのまま使った「国分寺市新幹線資料館」があるのです。
鉄道総合研究所では毎年鉄道の日前後、10月中旬に電車イベント「平兵衛まつり」が開催されます(^^)
国立駅北口から徒歩10分弱のところにある国分寺市の文化・体育施設「ひかりプラザ」の建物の脇には、新幹線の車両がデーンと置かれています!
国分寺といっても、駅は国立駅が最寄りだし、立川との境目にあります。
中は新幹線の歴史を知る資料館となっていて、入ることができます!
資料館といっても子どもにやさしい施設。
新幹線試験電車951形は、平成3年12月7日、公益財団法人鉄道総合技術研究所から国分寺市に無償譲渡されました。
この車両は、昭和44年に製造され、昭和47年に開通前の山陽新幹線西明石から姫路間で、時速286キロのスピード世界記録を出した記念すべき車両(全長約25メートル・高さ約4メートル・幅約3.4メートル・重量約60トン)です。
車内は、新幹線発展の歴史をパネル・模型・ビデオなどで紹介できるように改修し、新幹線資料館として開設したもので、運転席や座席もあります。
本物のシートが並んでおり休憩も可能です。
入館料は無料で、営業時間内であれば自由に出入りできるようになっています。
見どころは運転席。
在来線と違って新幹線の運転席はなかなか覗くことができませんが、ここでは実際に運転席に座ることができます。
運転手気分を味わってみてはいかがでしょうか。
ちなみに、この資料館のある地域が「光町」と名づけられたのは、「ひかり号」にあやかってのことだそうです。
また、ひかりプラザ内の1階には「鉄道展示室」があり、リニアモーターカーの展示や鉄道ジオラマ模型等があります。
鉄道あれこれをテーマとした鉄道の過去、現在について知るコーナーと、未来の乗り物リニアモーターカーをテーマにしたコーナーからなっています。
展示室は、パネル・模型などで鉄道の過去、現在、未来を紹介しています。
鉄道のジオラマがあり、ボタンを押すと電車が動きます。
鉄道や新幹線が大好きなお子さんは楽しめます。
公益財団法人鉄道総合技術研究所は、日本国有鉄道の鉄道技術研究所などから業務を引き継いで発足した研究機関で、JRグループの公益財団法人です。
通称は「鉄道総研」または「JR総研」。
鉄道総合技術研究所はひかりプラザのすぐ向かいにあります。
この鉄道総合技術研究所では、「平兵衛まつり」が毎年10月14日(鉄道の日)付近の週末に開かれています。
「平兵衛まつり」とは、とても簡単に説明すると “電車のまつり”です。
研究施設の公開や車両展示、国分寺市の物産展などが実施されますが、知る人ぞ知るイベントで地元にしか告知をしていないようです。
ミニSLや模型、スタンプラリーもあるので、お子さんも大喜びです。
ちなみに、「平兵衛」というのはこの付近の古い呼び方で、遠藤平兵衛という人が新田開発をした「平兵衛新田」に由来します。