【東京都東村山市】銀河鉄道株式会社(ぎんてつ)~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~

 

東村山市に銀河鉄道?!

スリーナインではありませんが、本社が東村山市にあるバス会社、その名も「銀河鉄道株式会社」。

 

キャッチフレーズは【夢だけで作った小さなバス会社】。

東村山~小平周辺を運行し、地元密着でファンも多いですよね(^^)

 

 

銀河鉄道株式会社【夢だけで作った小さなバス会社】

 

東村山~小平周辺を運行する小さなバス会社、「銀河鉄道株式会社」(愛称「ぎんてつ」)。

設立は1999年。

 

社長は山本宏昭さんという方です。

「銀河鉄道999」にちなんだ社名を持つ小さなバス会社が運行するのは、東村山の町を循環する路線と小平駅と国分寺駅を結ぶ路線。

経費削減のため、社長自らデスクワークからバスの運転、掃除まであらゆる仕事をこなしています。

社長がバスを愛するようになったのは、幼少時代の体験だそうです。

 

東村山市の実家は酒屋さんで、実家の目の前にバス停があり、毎日大きなバスを見ては心を躍らせていたそうです。

必ずバスが止まって店にいれば見ることができ、学校から帰るといつも店の前でバスばかりを見ていました。

 

バスに乗ったら席はもちろん一番前。

運転手の動作を食い入るように見つめていたそうです。

 

大学時代21歳で「大型二種免許」を一発合格。

大学を卒業し、実家の酒屋で働きはじめてしばらく経った23歳のとき、自家用車として700万円の中古バスを購入。

その後もお金を貯めては新たにバスを購入し、36歳の社長山本は1999年たった一人でバス会社を設立。

バス3台からの小さなスタートでした。

 

送迎バスの仕事からスタートし、「バスを地域に活かしたい」という想いから、駅までの交通機関がなくて困っていた東村山の人たちのために路線バスを開通させました。

新たなバスの路線ができるチャンスが到来。

 

地元東村山市が新秋津までのバスの路線を計画。

参入者をコンペで選ぶことになったものの、ライバルは、大手(西武、小田急、京王)を含む6社。

 

弱小の銀河鉄道がとても太刀打ちできる相手ではありませんでした。

しかし、山本さんは地元出身で細かなニーズも把握しており、100ページを超える企画書を提出。

 

住民本位の路線が認められ、見事コンペを勝ち抜き、無事2003年1月(40歳)念願の路線バスがスタート。

徐々に業容も拡大しつつあります。

 

 

 

銀河鉄道(ぎんてつ)の路線

 

 

東村山青葉恩多町線

 

東村山駅と3つの運動施設・恩多工業地帯・東久留米西団地を結ぶ環状線です。

東村山青葉恩多町線バス停留所

東村山駅東口
天王森保育園(下り)
野際通り西(下り)
スポーツセンター北
恩多町4丁目
青葉郵便局
青葉町
恩多ふれあいセンター
工業団地
柳泉園グランドパーク
下里4丁目
恩多町1丁目
運動公園
万年橋
東村山高校南
野際通り西(上り)
天王森保育園(上り)

 

 

 

小平国分寺線

小平駅と小平団地西・中央大学付属中学高等学校・学芸大学・国分寺駅を結ぶ路線です。

 

 

小平国分寺線バス停留所

小平駅南口
青梅街道入口
あかしあ通り
学園東町二丁目
警察学校東
小平団地西
地域センター
つつじ公園
テニスコート
中央大学附属中学・高等学校
学芸大学
サレジオ通り
国分寺駅入口

 

 

 

銀河鉄道(ぎんてつ)の考え方

 

 

銀河鉄道(ぎんてつ)の社是

一期一会

陰の気配り

職人(プロ)の技

 

 

銀河鉄道(ぎんてつ)の企業理念

 

 

「ありがとう」ではじまり「ありがとう」で結ぶ、これが「銀河鉄道の道」である。

お客さまとの出会いを大切にする、これが「銀河鉄道の心」である。

お客さまに感動をあたえること、これが「銀河鉄道の使命」である。

 

 

 

 

「銀河鉄道が大切にしていること」

 

 

補助金を一切もらわない

 

ぎんてつは「大手バス会社が撤退した地域」あるいは「住民が長年陳情してもバスが走らなかった地域」で路線バスを運行しています。
通常、路線バス事業には国や自治体から運行補助金が出ますが、ぎんてつは補助金を一切いただいていないそうです。

 

 

 

「前乗り」にこだわる

 

東京多摩地域では、バスは後ろの扉から乗り、前の扉から降りるのが一般的です。
しかしぎんてつでは、「前乗り、後ろ降り」にこだわっています。
理由は、前の扉から乗ることで、運転士がお客様とあいさつができるからだそうです。

 

 

 

「バスの運転士ってかっこいい!」と思ってもらえる仕事をする

 

ぎんてつでは、ドライバーのことを「運転手」ではなく、「運転士」と呼んでいるそうです。
こどもたちが「自分もバスの運転士になりたい!」と思ってもらえるような仕事を目指しているそうです。