【東京都国分寺市】補聴器No.1メーカー「リオン株式会社」~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~
国分寺市にある上場企業と言えば、リオン株式会社。
補聴器や音響・振動計測器、医用検査機器などの音のプロフェッショナル専門メーカーです。
リオン株式会社とは?
リオン株式会社は国分寺市に本社を置く、日本の電気機器メーカー。国内補聴器業界最大手です。
本社所在地は、国分寺駅と西国分寺駅のほぼ中間あたりにあり、都立武蔵国分寺公園からほど近くにあります。
医療機器事業では、主力製品であるリオネット補聴器のほか、聴力検査に用いられるオージオメータ(聴力検査器)や聴力検査室など、耳鼻咽喉科領域を中心に各種医療機器を生産しています。
環境機器事業では、環境騒音等を測定する騒音計、設備診断等に用いられる振動計を生産、微粒子計測器事業では、電子デバイス工場等の清浄度管理に使用するパーティクルカウンタ(微粒子計)などの製品を生産しています。
主要な製品(補聴器、耳鼻科領域の医用検査機器、騒音計、振動計、微粒子計)は、それぞれニッチな市場ですが、ほとんどすべて国内トップシェアという優良企業です。
企業理念は「リオンは すべての行動を通して 人へ社会へ世界へ貢献する」。
リオン株式会社の沿革・歴史
物理学・音響学の研究を目的とする小林理学研究所の研究成果を製品化するため、1944年に株式会社小林理研製作所として設立。
1960年に社名を現在のリオン株式会社にわが国最初の音響機器用クリスタルエレメントおよびその応用製品の製造を開始しました。
昭和35年には、理学の“リ”、音響の“オン”に由来する「リオン株式会社」に社名を改めました。
設立当初はマイクロホンやレコードピックアップに用いられる圧電素子「ロッシェル塩」の生産を行っていましたが、1948年に日本初の量産型補聴器を発売。
難聴者の福祉をはかるためにわが国初の量産型補聴器を発売し、リオネットの名で親しまれることになり、国内では常に最大のシェアを維持するとともに、海外にも福祉の輪を広げています。
その後、医療用や産業用の計測器を中心に事業を拡大し、現在は医療機器と環境機器の2つの事業を展開しています。
1996年株式を店頭公開し、2000年には東証二部に上場、2011年には東証一部銘柄に指定され、順調に事業は拡大してきました。
リオン株式会社の地域への取り組み
リオングループは、地域社会に積極的にかかわっている会社です。
国分寺市内小学校の施設見学会の実施
毎年国分寺本社で、国分寺市内にある11の小学校の3年生を対象に施設見学会を実施し、子どもたちの社会科教育に協力しています。
地域ボランティア活動への参加
地域における環境保全活動として、武蔵国分寺公園の管理団体と共に公園内の落ち葉拾いや、外来植物の除草、花壇の清掃・手入れなどを定期的に実施しています。
ボランティアイベント「ちょいボラDAY@武蔵国分寺公園」に参加するなど、社員だけでなく、家族と一緒に休日ボランティア活動を実施しています。
近隣清掃
各拠点、グループ会社において、地域における環境活動を実施しています。
社内での取り組み
書籍や衣服、日用品などのリユースに取り組み、社員一人一人と、環境負荷低減への意識を共有することに努めています。
地域活性化包括連携協定による連携
2018年2月、国分寺駅北口再開発事業における西街区ビル「cocobunji WEST」の公益フロア(5階)にある多目的ホールおよび屋上広場について、「リオンホール」および「リオン広場」のネーミングライツ(命名権)を取得しました。
その他、難聴スポーツ選手への支援活動や、べトナムにおける聴覚検査の普及活動や、正しい聴覚検査による補聴器の供給の体制について支援するなど、様々な社会貢献活動が行われています。