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小金井公園内にあるのが「江戸東京たてもの園」。
江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で設置された野外博物館です。
ジブリ「千と千尋の神隠し」のモデルになった場所としても有名ですよね!
江戸東京たてもの園は、失われてゆく江戸・東京の歴史的な建物を移築保存し展示する目的で東京都小金井市の都立小金井公園内に設置された野外博物館。
東京都墨田区にある、東京都江戸東京博物館の分館。
指定管理者制度により、公益財団法人東京都歴史文化財団が管理・運営を行なっています。
都立小金井公園の中にあり、敷地面積は約7ヘクタールにも及びます。
園内には江戸時代から昭和初期までの様々な建築物が展示されていて、一歩足を踏み入れたらタイムスリップしたかのような光景が広がります。
園内には、江戸時代から昭和初期までに建設された、歴史的価値の高い建築物が30棟復元されています。
江戸東京たてもの園に集められた建築物の数々は、現地での保存が不可能になったものが中心。
文化的価値の高い歴史的建造物が、この江戸東京たてもの園に移築され、復元・保存・展示されているのです。
江戸東京たてもの園は、ジブリアニメの「線土地人の神隠し」のモデルとなった建物などがあります。
例えば、「鍵屋」は、もともとは台東区下谷の言問通りに幕末から営業していた居酒屋さんです。
「江戸東京たてもの園」に移築された建物は1970年(昭和45年)頃の状態のもの。
「千と千尋の神隠し」の物語の冒頭で、両親が大皿料理を食べて豚になってしまうシーンのお店の参考にされたと言われています。
そしてもう一つ、有名なのが「子宝湯」です。
「千と千尋の神隠し」で千という名前となった千尋は、湯婆婆の「油屋」で働くこととなります。
そのモデルの1つとされているのが「子宝湯」です。
スタジオジブリの公式HPにも「大いにインスピレーションを与えた」として記載されています。
さらに、「武居三省堂」(文具店)は、千代田区神田須田町で明治初期に創業した文具店です。
床から天井まで続くたくさんの引き出しは、「千と千尋の神隠し」で薬草の入っている釜じいのボイラー室のモデルになったと言われています。
その他、屋外には「都電7500形」もあり、この「都電7500形」も、「千と千尋の神隠し」で千尋がカオナシと一緒に乗るシーンの車輛のモデルと言われています。
「都電7500形」は1962年(昭和37)に製造され、渋谷駅前から新橋や神田方面を実際に走っていました。