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無事故のご利益!
交通安全祈願発祥の地と言えば、国立市の「谷保天満宮」。
東日本最古の天満宮・関東三大天神としても知られています。
日本一キレイでかわいい御朱印帳も有名ですね!
南武線谷保駅から歩いてすぐ、甲州街道沿いにある谷保天満宮。
「やぼ天」の語源といわれる東日本における天満宮としては最も古く、湯島天神、亀戸天神とならび関東三大天神と称される一刀彫菅原道真像を祀る社。
御祭神は菅原道真公。
903年(延喜3年)に道真の死を受けて、三男の道武が像を刻み、今の府中市辺りに廟を建てて祀ったのが谷保天満宮の創建とされています。
1000年以上もの歴史ある天満宮です。
また、菅原道真公が御祭神ですので、学問の神様をまつっている場所として信仰を集めています。
国の重要文化財「扁額」や重要美術品「狛犬」なども保管されています。
天満宮の境内を歩いていると、なぜかチャボの姿を沢山見かけます。
つやつやの羽を持つチャボがお出迎えしてくれます。
でも、天神様の使いは牛のはず、なぜチャボなのでしょうか。
これは、谷保天満宮の秋の例大祭で奉納される古式獅子舞の装束用の羽を調達するため、数十年前に様々な鳥を境内で飼い始めたのが始まりだといわれています。
今では谷保天満宮と云えばチャボ(鶏)、と云うぐらい名物の1つとなっています。
谷保天満宮は交通安全発祥の地としても知られています。
明治41年(1908年)8月1日、有栖川宮威仁親王(ありすがわのみやたけひとしんのう)殿下のご先導による「遠乗会」と称された日本初のドライブツアーが谷保天満宮を目的地として開催されました。
殿下御一行は拝殿に昇殿参拝の後、帰途に就かれ、故障や事故もなく無事に東京に戻ることができたため、谷保天満宮が交通安全発祥の地と呼ばれることとなりました。
菅原道真公の花は梅。
神社のシンボルとなっている梅は境内梅林に約350本あり、1月中旬から3月にかけて紅白の梅が咲き誇ります。
毎年2月~3月には「梅まつり」が開催。
梅の花を鑑賞しながら、和楽器演奏や「紅わらべの舞」などの多彩な催しを楽しむことができます。
学問の神様・菅原道真をまつる谷保天満宮。
大宰府で亡くなった菅原道真の命日が延喜3年2月25日であることから、天満宮にとって毎月25日は大切な日。
特に五穀豊穣を願う秋には、9月25日に近い土日に毎年例大祭が行われます。
谷保天満宮でもっとも大規模なお祭り。
千年以上の歴史を誇る伝統芸能「獅子舞」が奉納されます。
中でも見どころは、万灯行列と古式獅子舞です。
万灯とは、長い柄のついた四角い箱灯篭(はことうろう)です。
谷保天満宮の万灯は、バレンという花の装飾をつけて傘のような形にし、持ち手の部分に「手隠し」という額入りの絵や文字を飾っています。
万灯には、小、中、大とあり、大万灯は100kgを超えます。
それを、ひとりで持ち上げ、一歩ずつ地面を踏みしめながら谷保天満宮へと進む姿は、1000年以上の歴史をつなぐリレーのようにも見えます。
小万灯と中万灯は40kgから70kgくらい。
こども万灯を用意している町会もあり、それは約10kgほどです。
10数個の万灯が連なる行列は、谷保駅ロータリーから約2時間かけて、谷保天満宮の鳥居をくぐります。
止まっている間は男衆の力自慢、技自慢の見せ場となり、万灯をぐるんぐるんと傘のように回したり、上下左右に振ったりして、沿道の観客を沸かせます。
すべての万灯が鳥居をくぐると、ササラ・金棒・拍子木童子・棒使い童子・天狗・獅子宿神主・笛・獅子・歌人の順番で獅子組が土俵に向かいます。
童子たちはみんな、顔を白く塗り、目のふちには赤い隈取りをしています。
まず、棒使い童子の演舞で場を清めたあと、約40分にわたる獅子の舞が奉納されます。
獅子舞と言っても、その姿は、まさに異形。
私たちのよく知る、赤い顔に緑の唐草風呂敷、口をパックンパックンさせる獅子舞とはずいぶん違います。
谷保天満宮の獅子は、外国の魔よけの置物のような風貌です。
そして、長い鳥の羽を頭に飾り、胸の太鼓を叩きながら、片足で跳んだり、大声で叫んだりする激しい舞。
古式獅子舞ですが、実は、この舞は3匹の獅子の恋物語。
一匹の雌獅子を二匹の雄獅子が取り合い、天狗が仲を取り持って、めでたしめでたし、というストーリーです。
谷保天満宮と言えば、日本一カワイイと言われている御朱印帳が有名です。
初穂料 1,300円(小)、1,500円(大)
谷保天満宮の御朱印帳は、菅原道真公の花である梅の花が表紙にあしらわれており、青い空をイメージする水色がほどこされたパステル調となっております。