(adsbygoogle = …
東京で名水?!
東久留米市を流れる「落合川」とその源流の一つ「南沢湧水群」は東京都で唯一、環境省の「平成の名水百選」に選定されました。
南沢湧水群からは1日平均一万トンの水が湧き出ており、都内では最大の水量のようです(^^)
東久留米市は、武蔵野台地でも湧水の多いところとして知られてきました。
周囲には豊かな林が広がり、水辺と一体となってさまざまな生物を育んでいます。
その清らかな流れは、東久留米市のシンボルといえるもので、多くの市民によってその環境が守られています。
東久留米市を流れる「落合川」とその源流のひとつである「南沢湧水群」は、2008年6月に東京都で唯一、環境省の「平成の名水百選」に選定されました。
池袋から西武池袋線で、わずか20分程の距離にあるこの場所で、これほどの清流を見ることができるのは貴重です。
一帯は、「平成の名水百選」以外にも、東京都の「南沢緑地保全地域」、「東京の名湧水57選」に指定・選定されています。
水量としては、市の中央に位置する落合川流域の南沢地域では、一日に約1万トン、下流部の下谷橋付近では、一日5万トンの流量になります。
多聞寺付近にある「落合川いこいの水辺」は、フェンスがなく、遊歩道から直接水辺に降りられるようになっており、広い芝生の上で、ピクニック気分が味わえます。
湧水が多く流れ込み水温が一定で、川の水は浅く、流れも緩やかです。
夏には冷たい清流で水遊びをする子どもたちでにぎわいます。
隣接する東京都水道局南沢浄水所では、主に多摩川の水とブレンドされ、市内の水道水としても一部利用されています。
落合川は、東京都を流れる荒川水系の一級河川。
黒目川支流の一つです。
落合川上流は、昔は弁天川と呼ばれ、湧水も多く、周辺には幾つかの水の神様でもある弁天様が祭られていました。
弁天橋は今でも小金井街道に架かって橋の名です。
現存する弁天様の祠が少なくとも5箇所には残っており、折々に花などが飾ってあります。
約20年前からホタルやホトケドジョウに注目して始まった落合川の保全活動が発展し「いこいの水辺」「氷川神社裏の自然河川」「水辺公園」などが生まれました。
最大のイベント「わくわく川掃除&川あそび」は、ついに1000名を越す子どもたちが集まる規模となって、東久留米市の夏の風物詩となりつつあります。
南沢湧水群は、東京都東久留米市南沢三丁目9番地に湧く湧水群で、落合川に流れ込んでいます。
南沢湧水群は、西武池袋線東久留米駅西口から市役所に向かい、南西へ1km少々くらいです。
多門寺まで進んだら、そこからは氷川神社を目指して進みます。
氷川神社の前、南沢緑地の裾に沿っての流れが南沢湧水群からのものです。
西方向に少し進めば南沢湧水群エリアです。
駅からは20分くらいです。
南沢緑地の西端に架かっている橋が、南沢湧水群に1番近付けるところです。
湧水量は1日約1万トンで、隣接する東京都水道局の給水所から汲み上げられた地下水を荒川水系の水に混合して市内の水道水としても一部利用されています。
「南沢緑地」として東京の名湧水57選に選ばれています。
2008年(平成20年)6月に「落合川と南沢湧水群」として平成の名水百選に選ばれ、南沢湧水は多摩地区最大の水量と言われています。
氷川神社付近にひろがる「南沢湧水群」はまさに、清らかな水が絶えず湧き、豊かな緑に囲まれたオアシスのよう。
ホタルを呼び戻す活動が行われており、毎年6月にはホタルが飛びます。
鳥も集まり、野鳥観察をする人の姿も見られます。