照井竜がアクセルメモリをアクセルドライバーに挿す事で変身する仮面ライダー。
仮面ライダーだが専用のスーパーマシンを持たず、バイクに変形する。
Wが様々なメモリを使い分けて高い汎用性を発揮するのに対し、アクセルは少数のメモリの力を極限まで引き出して高い戦闘力を誇っている。
赤を基調としたデザインで、頭部には大きなAの文字のような角を持ち、複眼状の青いモノアイがある。
複数のメモリの組み合わせによる汎用性に特化したWとは異なり、照井竜と最も相性の良いアクセルメモリ一本の力と特性を極限まで活かした仕様となっている。
そのためドライバーの開発期間は長期に及んだものの、サイクロンやヒートに勝るとも劣らぬ最高速度と放熱を誇り、非常に高い戦闘能力を獲得している。
「変身」の掛け声を「へん…しん!」と少し間を空けて言うのも特徴。
Wと比べ、極めて高い出力を誇る
またドライバーのスロットルを回すことでバイクのエンジンをふかす要領でアクセルメモリの能力でエネルギーを追加発生させ、発生したエネルギーを身体の各部に任意でチャージすることができるため、『エネルギーや熱を奪い取られる攻撃』への耐性が極めて高い。
さらにこの「エンジン吹かし」によるボディの加熱は、敵の凍結攻撃に対する防護だけでなく、その熱で触れる相手を火傷させる攻撃手段にも転用が可能である。
「さあ…振り切るぜ!」
「絶望がお前のゴールだ」
初代鳴海探偵事務所所長・鳴海荘吉が、ロストドライバーとスカルメモリによって変身した姿。
後継者たる左翔太郎とフィリップが変身する仮面ライダーWの前身ともいえる存在で、Wが誕生するまでの9年間、風都をドーパントの被害から人知れず守り続けてきた孤高のヒーロー。
髑髏を模した顔が特徴的で、白い帽子とマフラーを身に着け、帽子で隠れた額には「S」字の傷模様がある。
帽子は変身前にも被っている物。
変身時には、ダブル同様顔面に傷のような模様が浮かび、風が巻き起こる。
首にはボロ布のようなマフラーを巻いている。
荘吉の強いこだわりから、一緒に変身しないよう一度外した状態でドライバーを操作し、変身後にまた被り直すという独自のスタイルを貫いている。
決め台詞は戦闘開始時に右手を相手に向けながら発声する「さあ、お前の罪を数えろ!」。この台詞は荘吉の死後はWに受け継がれている。
「俺は自分の罪を数えたぜ……さあ、お前の罪を数えろ…!」