仮面ライダーフォーゼの変身ベルト。
歌星緑郎が開発したシステムのひとつで、アストロスイッチを制御するコンソールの役割を果たす。
通常はバックルのみの状態であるが、装着者が腰に当てることで自動的にベルト・パワーハーネスが伸長して固定される。
バックル中央部にはフォーゼの状態を表示するステイタスモニターがあり、その両脇にアストロスイッチを装填するためのスイッチソケットが合計4か所設けられている。
装着者から見て右端が右腕用モジュールを作動させるための○型スイッチ用ソケット、右から2番目が右足用モジュールのための×型スイッチ用ソケット、左から2番目が左足用モジュールのための△型スイッチ用ソケット、左端が左腕用モジュールのための□型スイッチ用ソケットである。
各ソケットの下には、アストロスイッチを接続状態にするための赤いトランスイッチがある。
フォーゼへの変身や、アストロスイッチの力を全開にするリミットブレイクは、ベルト右側のエンターレバーを倒すことで行う。
仮面ライダーフォーゼの変身や装備に必要なスイッチ。
カートリッジ式で、変身ベルト「フォーゼドライバー」に差し込んだ状態でスイッチを動かす。
神秘の力「コズミックエナジー」を秘めており、スイッチオンすることで「モジュール」と呼ばれる特殊な兵器・道具を身にまとうことができる。
また、ドライバーの変身レバーを引くと各モジュールがリミットブレイク状態となり、必殺技を放つことができる。
モジュールの併用も可能で、ロケットで上昇してからドリルでキックするという戦法も可能。
二回にわたり使用すると威力が増す「二段リミットブレイク」ができる。
ドライバーには◯☓△□の4つのスロットがあり、そこに対応したスイッチを自由に差し替える事で、あらゆる状況に対応したモジュールをフォーゼの右腕(◯)・右足(☓)・左足(△)・左腕(□)に装着・使用できる。
エレキステイツが使用するロッド型モジュールで、右手に生成される。
柄の部分には3基の内部回路切替え装置ユナイテッドタップがあり、認証キー・イグニッションプラグを差し込むことによって攻撃パターンを変更できる。
左側にプラグを挿入した際はロッド本体のリードシャフトに電流を送りこみ、上側に挿入すれば電光弾の放出、右側では電磁ネットの射出が可能となる。
ファイヤーステイツが使用するモジュールで、右手に生成される。
フロントユニットとリアユニットが一体化した火炎モードでは、遠距離戦用の火炎弾や近距離戦用の火炎放射で敵を攻撃する。
前後のユニットを分割してハイプレスチューブを伸ばした消火モードに変形させると、消火弾を撃てるようになる。
NマグネットスイッチとSマグネットスイッチを組み込んだ、アストロスイッチ一体型情報端末。
アストロスイッチカバンやラビットハッチ、バガミール等から送られるデータを受信可能であり、平時は折りたたみ式携帯電話として使用される。
コズミックステイツが使用する大型剣。
保護カバー・バリアントシリンダーを閉じた状態のブーストモードで出現する。
この形態では槍として扱うほか、対象を任意の場所へ空間転移させるワープドライブ機能により、敵を宇宙に運んで爆発させるなどして活用された。
モード変更レバー・マスターコントローラーを操作すると、バリアントシリンダーが柄側に展開して、刀身トランジションエッジが露出したスラッシュモードに変形する。
「タイマン張らせてもらうぜ!」
ベース車:ホンダ XR230
OSTO(外宇宙技術開発機構)が開発した、仮面ライダーフォーゼ専用のバイク。
もともとは歌星賢吾が使用していたが、フォーゼシステムとともに如月弦太朗に託され、普段は弦太朗の自家用バイクとして活用されている。
なお正式名称は「ORB-40F」であり、「マシンマッシグラー」とは弦太朗による命名である。
次世代型水素燃料エンジン「ハイドロフューエルエンジン」を搭載。
内蔵されたドライビングAIにより、遠隔操作による無人走行が可能である。
宇宙空間での運用を想定しているため、車体は耐衝撃性や耐熱性に優れた強固な作りとなっている。
武装類は特に装備されていないため、戦闘時は体当たりが主な攻撃手段となる。
パワーダイザーとの連携により、軌道打ち上げが可能となり、宇宙空間まで到達できる。
ベース車:ホンダ XR230
マシンメテオスターは、仮面ライダーメテオが戦闘時に使用するバイク。
開発コードは「MBM3000X」。
次世代型水平対向6気筒水素燃料エンジン「ドロップボクサーエンジン」を搭載。
車体後部には太陽光発電用に2枚の「ソーラーアレイパネル」を備える。
戦闘に際してはLED式ヘッドライト「メテオフラッシャー」からエネルギー弾を発射するほか、車体を発光させて体当たりする戦法を取る。
仮面ライダーフォーゼや、仮面ライダー部の活動を支援する、小型サポートドロイド。
ラビットハッチに残された図面を基に歌星賢吾が開発した物で、命名は城島ユウキによる。
待機時は食べ物や飲み物の姿を模したフードモードを取っており、それぞれに対応したアストロスイッチをソケット部分に挿入することでロイドモードに変形し、自律行動する。
月面基地での土木作業用にOSTOが開発した可変型パワードワーカー。
普段は天高の物置に隠されている。
人型作業形態ダイザーモードは、主にゾディアーツとの戦闘に用いられた。
初心者でも乗りこなせるほど操縦は簡単だが、肉体にかかる負担が大きいため、アメフトで鍛えた大文字隼がメインパイロットを務めた。
探査用車両形態ビークルモードは移動の際に用いられるほか、体当たりや小型ミサイルで戦闘を支援した。
操縦者が直接運転する以外に、アストロスイッチカバンによる遠隔操作も可能である。