【原発推進も米の圧力「日米原子力協定に縛られた日本」】『ドイツは脱原発完了』坂本龍一さん、政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」~東芝・日立・三菱も原発買収で欧米にハメられ大損失~
■ドイツ、脱原発完了
世論6割が運転延長支持でも 風力増強、30年再エネ8割
日本経済新聞 2023年4月16日
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欧州最大の経済大国ドイツで15日、国内に残る全3基の原子力発電所が稼働を終える。
歴代政権が掲げてきた「脱原発」は先送りを経てようやく実現するものの、インフレが続くなか世論の6割は延長を支持する。
中道左派のショルツ政権は放射性廃棄物の処分などを理由に、約60年におよぶ原発の時代を終えるのが合理的と判断した。
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ドイツ、脱原発完了
世論6割が運転延長支持でも 風力増強、30年再エネ8割
日本経済新聞 2023年4月16日
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70235340V10C23A4EA2000/
■坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」 本紙に寄せたメッセージ全文
東京新聞 2023年3月15日
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音楽家・アーティストの坂本龍一さん(71)が、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から12年となったことに合わせ、本紙にメッセージを寄せた。
政府が原発回帰の方針を示していることに関して「なぜこの国を運営する人たちはこれほどまでに原発に固執するのだろう」と批判。
コンクリートが劣化し、テロやミサイル攻撃の標的になりかねないとして「むしろ時間が経たてば経つほど危険性は増す」と指摘している。(小椋由紀子)
・「何かいいことがあるのだろうか」
坂本さんは「人々の記憶は薄れているかもしれないけれど、いつまでたっても原発は危険だ」と強調。
「事故の汚染水・処理水も増えるばかり。事故のリスクはこれからも続く」と訴えた。
岸田文雄首相は、震災後に封印されていた原発のリプレース(建て替え)や、60年超の運転容認を国会で十分な議論をしないまま決定した。
坂本さんは「なぜ未完成で最も危険な発電方法を推進しようとするのか」と岸田政権の対応を問題視する。
原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分問題が解決されていないことにも触れて「何かいいことがあるのだろうか」「そこまで執着するのはなぜだろう」と疑問を連ねる。
・直腸がんで今も闘病
坂本さんは2011年の東日本大震災後、被災地出身の子どもらによる「東北ユースオーケストラ」を創設し、代表・監督を務めるなど被災者を支援してきた。
環境保護や脱原発に強い関心を持ち、13年には本紙記者約100人と、震災・原発と報道をテーマに意見交換。
討論をまとめた「坂本龍一×東京新聞 脱原発とメディアを考える」(東京新聞)が刊行された。
21年1月に直腸がんを公表し、今も闘病中。昨年12月には、事前収録した無観客のピアノ・ソロ・コンサートを日本や欧米、アジアなど約30の国や地域に配信し、体調面から「これが最後になるかもしれない」とコメントしている。
坂本龍一さんが本紙に寄せたメッセージ全文は次の通り。
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2011年の原発事故から12年、人々の記憶は薄れているかもしれないけれど、いつまでたっても原発は危険だ。
いやむしろ時間が経てば経つほど危険性は増す。
コンクリートの劣化、人為的ミスの可能性の増大、他国からのテロやミサイル攻撃の可能性など。
なぜこの国を運営する人たちはこれほどまでに原発に固執するのだろう。
ロシアによるエネルギー危機を契機にヨーロッパの国々では一時的に化石燃料に依存しながらも、持続可能エネルギーへの投資が飛躍的に伸びているというのに。
わが国では、なぜ未完成で最も危険な発電方法を推進しようとするのか分からない。
発電によってうまれる放射性廃棄物の処理の仕方が未解決で増えるばかり。
埋める場所もない。
事故の汚染水・処理水も増えるばかり。事故のリスクはこれからも続く。
それなのに何かいいことがあるのだろうか。
世界一の地震国で国民を危険にさらし、自分たちの首もしめるというのに、そこまで執着するのはなぜだろう。
坂本龍一(音楽家)
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坂本龍一さん 政府の原発回帰に「なぜ」「なぜ」「なぜ」 本紙に寄せたメッセージ全文
東京新聞 2023年3月15日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/238019
■経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測
日刊ゲンダイ:2019/01/16
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何があったのか――。
経団連の中西宏明会長(日立製作所会長=72)の発言に臆測が飛んでいる。
15日の記者会見で、原発について「再稼働をどんどんやるべきだと思う」と語り、原発の「新設」や「増設」も認めるべきだと発言した。
さらに、「自治体が再稼働にイエスと言わない。これで動かせない」「公開で討論しないといけない」と、原発推進を全面的に打ち出した。
臆測が飛んでいるのは、ほんの数週間前、正反対の発言をしていたからだ。
年初の報道各社とのインタビューでは、3.11以降、東日本の原発が1基も再稼働していないことを例にあげてこう語っていた。
「国民が反対するものはつくれない。反対するものをエネルギー業者や日立といったベンダーが無理につくることは民主国家ではない」
「国民が反対するものはつくれない」と口にしていたのに、「どんどん再稼働すべきだ」とは、ここまで意見を変えるのは普通じゃない。そのため「なにがあったのか」といわれているのだ。
「安倍官邸から怒られたのではないか、という見方が流れています。原発推進は安倍政権の基本政策なのに、『国民が反対するものはつくれない』と異を唱えた。安倍官邸から激怒されておかしくありません。世論調査では反対が多数ですからね。それで慌てて官邸に聞こえるように“原発推進”を叫んだのではないか、とみられています」(財界関係者)
・安倍官邸に怒られたか?
しかし、「どんどん再稼働すべきだ」などと乱暴な発言は、逆効果になるのではないか。
ただでさえ、国民の多くは「原発反対」なのに、「新設」や「増設」まで持ち出されたら、身構えるだけだ。
法大名誉教授の五十嵐仁氏(政治学)が言う。
「好意的に見れば、国民に一石を投じようとしたのかも知れません。コソコソと再稼働を進めるのではなくて、正面から“原発賛成か”“原発反対か”を公開討論すればいいと考えたのかも知れない。ひょっとして原発村の住民である本人は、“原発賛成”の方が多いと思っているのかも。しかし、これは自爆行為ですよ。恐らく、正面から賛否を問うたら“原発反対”“自然エネルギー推進”が多いはずです」
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経団連会長が転換 「原発どんどん再稼働」に飛び交う憶測
日刊ゲンダイ:2019/01/16
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/245556
■原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
まぐまぐニュース 2019.12.20
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・樋口元裁判長はなぜ原発を止めたのか
福島第一原発の事故が起きてからこのかた、全国各地で提起された原発訴訟で、原発の運転を止める判決を出した裁判長はたった二人である。
そのうちの一人、元福井地裁裁判長、樋口英明氏は、12月1日に兵庫県内で行った講演で、なぜ裁判所が原発に「ノー」を突きつけたか、その理由を理路整然と語った。
静かな語り口に、迫力を感じ、筆者は思った。
ひょっとしたら、福島第一原発事故のほんとうの怖さを、政府も、原子力規制委員会も、電力業界も、そして大半の裁判官も、わかっていないのではないか、あるいは、わかろうとしていないのではないかと。
「二つの奇跡」を樋口氏はあげた。
それがなかったら、東日本は壊滅状態となり、4,000万人が避難を余儀なくされたかもしれないのだ。
樋口氏は2014年5月21日、関西電力大飯原発3・4号機の運転差し止めを命じ、2015年4月14日には、関西電力高浜原発3・4号機について再稼働差し止めの仮処分を認める決定を出した。
電力会社にとっては“天敵”のような存在だった。
樋口氏は原発について、しっかりと情報を集め、冷静に分析したうえで、確信を持って運転停止の判断をしていた。
まず、福島第一原発が、どれくらいの地震の強さを受けたのかを把握しておこう。
800ガルだ。
震度でいえば6強。
この揺れで、火力発電所と電線でつながっている鉄塔が折れ、外部電源が遮断された。
地下の非常用電源は津波で破壊された。
800ガルの地震が原発に及ぼす影響の大きさを記憶しておいていただきたい。
福島第一原発は電源のすべてを失った。
稼働中だった1、2、3号機はモーターをまわせなくなって、断水状態となり、蒸気だけが発生し続けた。
水の上に顔を出したウラン燃料は溶けて、メルトダウンした。
4号機でも空恐ろしいことが起きていた。
定期点検中で、原子炉内にあった548体の燃料すべてが貯蔵プールに移されていたため、合計1,331体もの使用済核燃料が、水素爆発でむき出しになったプールの水に沈んでいた。
使用中の核燃料なら停電すると5時間でメルトダウンするが、使用済み核燃料はエネルギー量が少ないため4、5日かかる。
しかし、使用済み核燃料のほうが放射性降下物、いわゆる「死の灰」はずっと多い。
もし、4号機の使用済み核燃料が溶融したらどうなるか。
菅首相の要請を受けて、近藤駿介原子力委員長が、コンピューター解析をさせたところ、放射能汚染で強制移住が必要な地域は福島第一原発から170km、任意移住地域は250kmにもおよび、東京都の1,300万人を含め4,000万人を超える人々が避難民になるという、恐怖のシナリオが想定された。
不幸中の幸いというべきか、4号機の燃料貯蔵プールは偶然、大量の水によって守られた。
ふだんは無い水がそこに流れ込んできたからだ。
原子炉圧力容器の真上に「原子炉ウェル」という縦穴がある。
ちょうど燃料貯蔵プールの隣だ。
ふだん、このスペースに水は入っていない。
だが、定期点検中だった事故当時、「シュラウド」と呼ばれる隔壁の交換を水中で行う作業が遅れていたため、原子炉ウェルと隣のピットは大量の水で満たされたままだった。
そして、そこから、水が隣の燃料貯蔵プールに流れ込んだのだ。
樋口氏は語る。
「原子炉ウェルと貯蔵プールは別のプールです。水が行き来することはない。だけど、仕切りがズレた。地震のせいでズレたのか、仕切りが、たまたま弱くて、ズレたのかわからない。入ってきてはいけない水が入ってきた」。
ふだんは無い水がそこにあり、入るべきではないのに侵入した。
おかげで、4号機プールの燃料は冷やされ、最悪の事態は免れたというわけだ。
このめったにない偶然。
「4号機の奇跡」と樋口氏は言う。
もう一つの「奇跡」は2号機で起きた。2号機はメルトダウンし、格納容器の中が水蒸気でいっぱいになり、圧力が大爆発寸前まで高まった。
圧力を抜くためにベントという装置があるが、電源喪失で動かせない。
放射能が高すぎて、人も近寄れない。
当時の福島第一原発所長、吉田昌郎氏は、格納容器内の圧力が設計基準の2倍をこえた3月15日の時点で、大爆発を覚悟した。
のちに「東日本壊滅が脳裏に浮かんだ」と証言している。
ところが不思議なことに、そういう事態にはならなかった。
水蒸気がどこからか抜けていたのだ。
「多分、格納容器の下のほうに弱いところがあったんでしょう。格納容器は本当に丈夫でなければいけない。だけど弱いところがあった。要するに欠陥機だったために、奇跡が起きたんです」
福島第一原発事故の放射能汚染による帰還困難地域は、名古屋市域とほぼ同じ広さの337平方キロメートルにおよぶ。
それだけでも、未曾有の人災である。
しかし、二つの奇跡がなかったら、被害は国の存亡にかかわるほど甚大だったはずだ。
たまさかの工事の遅れと設備のズレで4号機プールに水が流れ込んだ。
2号機の原子炉の欠陥部分から蒸気がもれ、圧力が逃げた。
本来ならマイナスである二つの偶然が、奇跡的にプラスに働いた。
あのとき、日本の命運は、かくも頼りないものに寄りかかっていたのである。
樋口氏が言いたいのは、原発がいかに危険であるか、もっと知ってほしいということだ。
めったに起こらないことが起こっただけと高をくくってはいけない。
原発がある限り、日本が崩壊する危険性と隣り合わせであることを自覚してほしいということだ。
「二つの奇跡」の話、知っている国民がどれだけいるだろうか。
そして、原発の耐震設計基準は、大手住宅メーカーの耐震基準よりはるかに低いことを知っているだろうか。
福島第一原発事故では800ガルの揺れが外部電力の喪失を引き起こした。
800ガルといえば先述したように震度6強クラスだ。
その程度の地震は日本列島のどこで、いつなんどき起こるかしれない。
2000年以降、震度6強以上を記録した地震をあげてみよう。
鳥取県西部:6強
宮城県北部:6強
能登半島沖:6強
新潟県上中越沖:6強
岩手県内陸南部:6強
東北地方太平洋沖:7
長野県・新潟県県境付近:6強
静岡県東部:6強
宮城県沖:6強
熊本:7
北海道胆振東部:7
山形県沖:6強
これだけある。
ガルで表せば、もっとわかりやすい。
大阪府北部地震は806ガル、熊本地震は1,740ガル、北海道胆振東部地震は1,796ガルを観測している。
三井ホームの耐震設計基準は5,000ガル。
すなわち5,000ガルの揺れに耐えるよう設計されることになっている。
住友林業の耐震設計基準は3,406ガルだという。
それに対して、原発の耐震設計基準はどうか。
大飯原発は当初、405ガルだった。
なぜか原発訴訟の判決直前になって、何も変わっていないにもかかわらず、700ガルに上がった。
コンピューターシミュレーションで、そういう数値が出たと関電は主張した。
たとえ700ガルまで耐えられるとしても、安心できる設計ではないのは、これまで述べてきたことで明らかであろう。
樋口氏はため息まじりに言った。
「原発は被害がでかいうえ、発生確率がものすごく高い。ふつうの地震でも原発の近くで起これば設計基準をこえてしまう。電力会社は400とか700ガルの耐震設計基準で良しとして、大飯原発の敷地に限っては700ガル以上の地震は来ませんと、強振動予測の地震学者を連れてきて言わせる。信用できないでしょ。“死に至る病”を日本はかかえているんです」
首相官邸の影響下にある最高裁事務総局の意向を気にする“ヒラメ裁判官”がはびこるなか、政府の原発再稼働政策に逆らう判決を繰り返した気骨の裁判官は、原発の危険性について、ここまで掘り下げ、分析したうえで、結論を出していたのだ。
2014年5月、樋口氏が福井地裁の裁判長として大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じたさいの判決文にはこう書かれていた。
『原子力発電は経済活動の自由に属するが、憲法上、生命を守り生活を維持する人格権の中核部分より劣位に置かれるべきもの』
人の生命や生活のほうが、経済活動の自由より大切であると、日本国憲法を根拠に断定した根底には、「原発は被害がでかいうえ、発生確率がものすごく高い」という樋口氏の認識があった。
「3.11の後、原発を止めたのは私と大津地裁の山本善彦裁判長だけ。二人だけが原発の本当の危険性をわかっていた。ほかの人はわからなかった。それだけのことです」
原発はどこも400ガルとか700ガルとかいった低い耐震基準でつくられているが、いまや日本列島全体が、それを上まわる強さの揺れの頻発する地震活動期に入っている。
にもかかわらず、経産省・資源エネルギー庁シンドロームにおかされた政府は、電源構成に占める原子力の割合を2030年に20~22%まで復活させるプランを捨てていない。
繰り返しになるが、安倍首相ら政権中枢は、原発のほんとうの怖さをいまだにわかっていない、と断定するほかないだろう。
国を滅ぼさないために、憲法改正より先にすることがある。
原発ゼロ方針を内外に宣言し、実現のために一歩を踏み出すことである。
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原発を止めた裁判官が語る、運転停止を判断した恐ろしすぎる理由
まぐまぐニュース 2019.12.20
https://www.mag2.com/p/news/431465
■この国の危機の本質 -植草一秀
excite.ニュース 2023年03月13日 メディアゴン
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岸田内閣は原発全面推進の方針を示す。
その方向に事態が進行している。
岸田内閣の暴走を止めなければならないと考える国民は多い。
しかし、他方で、岸田内閣の暴走を放置・容認している国民が多いことも事実だ。
結局、国の運命を左右する根幹に位置するのは国民なのである。
メディアは政治権力の意向を受けて原発稼働推進の情報操作を行う。
電力料金上昇が不可避であるかのような情報を垂れ流す。
国民が原発稼働も致し方ないと考える方向に情報は誘導されている。
周囲の流れに逆らわないことを優先する国民は積極的にではないが、原発稼働推進の論調を容認してしまう。
この付和雷同、同調圧力に弱い行動様式が悲劇を招く原因になる。
戦争が遂行されれば、反対論を唱えることが「非国民」に当たるとして躊躇する。
大政翼賛会の下でのメディアは大本営発表情報だけを垂れ流す。
周囲に流されやすい国民は戦争推進の潮流にいとも簡単に巻き込まれる。
この体質が日本の悲劇を生み出してきた。
いまも変わらない。
民衆を目覚めさせるリーダーが必要なのだろう。
権力の暴走に対して明確に異を唱え、民衆の心を掴む先導役が必要である。
本来、この役割を野党が担うべきである。
1993年の細川内閣誕生、2009年の鳩山由紀夫内閣誕生は典型的な成功事例である。
しかし、日本の既得権勢力の反攻はすさまじかった。
革命政権、改革政権はいとも簡単に破壊されてしまったのである。
2011年3月11日の地震で東京電力福島原発は過酷事故を引き起こした。
津波の影響があったが、津波の前に地震で原発が損傷したことも否定されていない。
この事故は収束せず、教訓も確立されていない。
このなかで、原発稼働だけが突出して推進されている。
原発事故が発生したとき、福島県双葉町長を務めていた井戸川克隆氏がインタビューに応じた。
井戸川氏は次の事実を指摘する。
「事故直後、状況が分からないまま、枝野幸男官房長官(当時)は「直ちに健康に影響を与える数値ではない」と言った。あの言葉で福島県民をだまして、県内に留め置かせた。」
「事故前まで国は、1年間に一般公衆が浴びる放射線量限度について1ミリシーベルトとしていた。県原子力広報協会が作成したパンフレットにも明記されている。ところが、事故後は20倍の「年20ミリシーベルト以下なら安全」と基準を引き上げた。」
「そもそもまだ原子力緊急事態宣言が発令中なんだ。「宣言」が解除されての「収束宣言」ならまだしも、「収束」したかのように国は装っている。」
「廃棄物置き場の設備工事をしていた経験があるから分かるが、事故前は1キロ当たり放射性物質が100ベクレルを超えたらペレット缶で厳重管理していた。その基準値を80倍に引き上げて、国は8000ベクレルまでは安全だと言う。」
極めて重大な「事実」の指摘である。
法律が存在し、さまざまな規制が存在する。
その規制、規定を無視して違法行為を押し通す。
法治国家としての根幹が破壊されている。
フクシマの問題を収束させずに原発全面稼働の選択はあり得ない。
問題を考えて結論を出すのは日本国民の責務である。
日本国民の行動が問われている。
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この国の危機の本質 -植草一秀
excite.ニュース 2023年03月13日 メディアゴン
https://www.excite.co.jp/news/article/Mediagong_33653/
■原発撤退の世界的潮流と逆行 日米原子力協定に縛られた日本
長周新聞 2017年5月26日
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福島原発事故の収束の見通しもなく、いまだに10万人以上が避難生活をよぎなくされているなかで、安倍政府は九州電力の川内、玄海、四国電力の伊方、関西電力の高浜、大飯原発などの再稼働をあいついで強行しようとしている。
だが世界的に見ると福島事故を教訓に原発からの撤退が大きな流れとなっている。
とりわけヨーロッパで脱原発のすう勢が強まっている。
すでにドイツは福島事故が起こった年の2011年6月に、2022年までに国内にある17基の原発すべてを閉鎖することを決定している。
最近ではスイスで21日、政府の脱原発政策に対して是非を問う国民投票がおこなわれ、賛成が58・2%で過半数をこえた。
投票結果は法的拘束力を持つ。
台湾でも昨年10月、2025年に「原発ゼロ」にすることを決めた。
世界中が福島事故の教訓を衝撃的に受けとめ、国民と国益を守る最善策として原発からの撤退を選択している。
ところが福島事故を起こした日本の安倍政府は原発撤退どころか、原発輸出を成長戦略の柱にすえて原発再稼働を次次に強行している。
その背後に日米原子力協定に縛られた、対米従属の屈辱的な関係があることが如実に浮かび上がっている。
・逃げ遅れて残務整理担わされ 東芝の顛末が物語る事
スイス政府は福島事故を受け、原発を段階的に廃止するとともに、電力需要を再生可能エネルギーで賄う「2050年までのエネルギー戦略」を策定した。
同戦略は、新規の原発建設を禁止し、既存の5カ所の原発については、老朽化により安全基準を満たさなくなった時点で廃炉とするとの方針である。
スイスには原発が五基あり、そのうち1基は19年に閉鎖する予定で、残りの4基については閉鎖の時期は設定されていない。
新法は「エネルギー戦略2050」と呼ばれる。
同戦略をめぐっては連邦会議(内閣)を構成する4党のうち、第一党で財界との結びつきが強い右派の国民党だけが反対し見直しを要求していた。
同党は「コストが高くつくうえ、太陽光および風力発電はスイスの景観に悪影響を及ぼす」として、同戦略の是非を問う国民投票の実施に必要な署名を集めた。
今回の国民投票では、スイスの全26州のうち、反対は4州にとどまった。エネルギー相を兼務するロイトハルト大統領は記者会見で「国民が新たなエネルギー政策を支持し、原発の新設を求めていないことが示された」と指摘し、新法の一部は18年初めに施行されると語った。
ヨーロッパのなかではすでにドイツが2022までに原発を段階的に全面停止する方針を決定している。
福島事故が起こった翌日の2011年3月12日、ドイツのメルケル首相は「ドイツが大地震や津波に脅かされるわけではない」が「原発の安全性と(放射能汚染からの)人間の保護を第一に置く。妥協は許されない」と表明した。
同日レトゲン環境相も「原子力は短期的には安いエネルギー源としてあらわれたが、重大事故が起こったときには、損失が大きすぎる」と指摘し、「重大事故を起こした旧ソ連のチェルノブイリの周囲30㌔圏が今も高い濃度の放射性物質に汚染され、閉鎖地域になっている」として「このような環境的、経済的損失がある」「将来の子どもにまで世代をこえて危害を及ぼすことになるかもしれない」と主張した。
メルケル政府は同年の6月6日、2022年までに原発から撤退する政策を閣議決定した。
イタリアでは、チェルノブイリ原発事故後の87年に一旦は国民投票で原発撤退を決定し90年までに原発を廃止したが、ベルルスコーニ首相が2008年に13年から4カ所の原発建設を発表していた。
だが福島事故後の2011年6月の国民投票で9割以上が反対し、原発建設は不可能になっている。
また、チェルノブイリ事故の放射能被害を直接受けた北欧諸国でも、福島事故を受けて原発撤退世論が高まった。
ベルギーでは福島事故以前に2025年までの原発撤退政策を決定している。
オーストリアでは原発の建設は完了しているが、チェルノブイリ事故後運転されることなく閉鎖されている。
スイス国民議会も2011年5月8日、国内の原発を34年までに順次廃止し、新規立地も禁止する政府方針を賛成多数で決定した。
だが、財界が「経済に打撃だ」と反対し、今回の国民投票となった経緯があるが、過半数の国民が原発撤退の政府方針を支持した。
福島事故を契機にとりわけヨーロッパ各国で原発からの撤退がすう勢となっていることに対して専門家は、1986年のチェルノブイリ原発事故の経験をあげている。
連邦工科大学チューリヒ校で原子力の歴史を研究する専門家は「日本以外で原発事故に対しこれほど大きく反応した地域はヨーロッパのほかにない」とのべ、その要因として「一つは、ヨーロッパでは70年代を中心に、すでに原発の危険性について社会全体で多くの議論がなされてきた。チェルノブイリ原発事故後、ヨーロッパ全体が脱原発の方向に向かっていった」としている。
ドイツではチェルノブイリの事故をきっかけに原発見直しをおこない、1989年以降、原発の新規立地は中止し、運転開始後32年を経過した原発を順次廃止する方針を決定していた。
それに続いて、福島事故を受けて2022年までに国内の14基の原発を全部廃止することを決定した。
スイスでも、1990年の国民投票で2000年まで新規の原発は建設しないことを決め、1998年には5基を閉鎖している。
なおアメリカでは、1979年のスリーマイル島事故後に計画は次次と凍結され、1980年代後半からは新規の原発建設はほとんどない。
・ドイツに続きスイスも 国民投票で脱原発
ヨーロッパでは福島事故後、企業が原発建設から撤退するすう勢も強まっている。
イギリスでは、2013年に原発新設への出資を予定していたセントリカ社が、出資のとりやめを発表した。
福島事故を受けた新しい安全対策などの結果、コストが合わなくなったという理由であった。
ガスと電気事業をおこなうセントリカ社はイギリスでの原発新規計画に出資の意向を示していた最後のイギリス企業であった。
政府は外国企業による引き継ぎに期待をかけた。
そうしたもとで2012年10月には日立製作所がイギリスの原子力発電事業会社「ホライズン・ニュークリア・パワー」を約850億円で買収すると発表した。
日立は、ホライズン社の計画を引き継ぎ、イギリスの2カ所で130万㌔㍗級の原発を計4~6基建設する計画を立てた。
ホライズン社は、ドイツ電力大手のRWEとエーオンの2社が2009年に設立した会社だが、ドイツ政府の脱原発方針を受け、2012年3月に売却する方針を表明していた。
日立がその尻ぬぐいをさせられる格好になっている。
58基の原発で電力の約75%を供給する原発大国フランスでも、福島事故後、原子力大手のアレバが巨額の負債を抱えて経営難に陥っている。
アレバはフィンランドで受注した原発の建設が遅れて経営が悪化し、フランス政府主導で再建が進められている。
なおフランスでは2015年7月に原発依存度を2025年までに50%まで下げることを定めた法律が採択されている。
世界最大の原子力企業を自任するアレバ社の2015年末の負債額は63億(約7200億円)にのぼり、政府の資本注入と同時に分社を迫られた。
このアレバの尻ぬぐいをさせられているのが三菱重工業である。
今年4月に三菱重工はフランス政府系のフランス電力公社が筆頭株主の「アレバNP」に追加出資することを決めた。
三菱重工はこれとは別に、アレバの持ち株会社で核燃料の再処理を手がける「ニューコ」にも300億円を出資する方針であり、合計の出資額は700億円にのぼる。
アレバは原子炉の製造だけでなく、ウラン採掘から核燃料の再処理や廃炉技術まで幅広く手がける世界的な原子力総合企業である。
福島事故を機に市場環境は一変し、世界各地で受注の延期やキャンセルがあいつぐなど原発需要低迷のあおりで業績が悪化してきた。
とくにフィンランドで受注した原発建設の難航などで2015年12月期の税引き後利益が20億㌦(約2400億円)の赤字を計上したことで再建策が検討され、フランス政府が実質的に約九割出資することになった。
原子炉製造子会社のアレバNPと、その他の主要事業を移した新会社に分けるというもの。
新会社の株式は67%以上をフランス政府が保有し、残りの部分への出資を海外企業に求めており、その要請にこたえて三菱重工が出資する。
三菱重工とアレバの関係は、1991年に核燃料サイクル分野で合弁会社を設立したのを皮切りに、従来から極めて緊密だった。
だがアレバ・三菱連合の旗色は悪く、ベトナムの計画が16年11月、財政難などを理由に白紙撤回となった。
三菱が経営難に陥ったアレバにあえて出資するのは、核燃サイクル維持が関連しているという見方が強い。
2018年には、非核兵器保有国の日本がプルトニウムを持つことを保証している日米原子力協定の期限が来る。
日米原子力協定を継続するためには核燃サイクルの旗を降ろせない事情があり、そのためにもアレバとの提携が重要との政治判断が働き、あえて巨額の出資に応じ経営難のつけをかぶると見られている。
さらに深刻なのは東芝である。
「原発ルネサンス」を煽ったアメリカ政府の計略ともいえる政策にのって、2006年に6000億円を投じてウェスチングハウス(WH)を買収した。
だが福島事故以後のアメリカにおける原発の安全審査の見直しや原発撤退のなかで、WHの原発事業は行き詰まり、巨額の損失をかかえこむ結果になった。
子会社であるWHの損失を「親会社」として東芝が丸がかえしなければならないはめに陥り、長年の経営努力で蓄積してきた技術部門も次次に身売りをよぎなくされ企業存続の危機に瀕している。
世界的な原発撤退の流れのなかで、東芝をはじめ日立や三菱といった日本の原子力メーカーがその尻ぬぐいをさせられ、「ババ」をつかまされ、企業の存続も危うくなるという事態に直面している。
東芝や三菱、日立など大手の日本企業が屋台骨を失うほどの尻ぬぐいをさせられているのは、福島事故後なお日本の安倍政府がアメリカの意向を受けて、原発推進の先頭に立っているからだ。
福島原発事故を教訓にするのであれば、日本政府が世界に先駆けて原発からの撤退を表明することこそ誰が見ても正当な道である。
ところが、事故当時の野田民主党政府が「2030年までに原発ゼロ」を閣議決定しようとしたところ、アメリカ政府から待ったがかかり、断念した経過がある。
アメリカ自身は1979年のスリーマイル島原発事故以後、危険な原発からの撤退を進め、新規の原発建設はほぼゼロである。
ところが、日本に対しては日米原子力協定で縛りつけ、福島事故が起きてもなお原発からの撤退は許さず、原発輸出、原発再稼働強行を迫ってきている。
日本の原子炉メーカーは東芝がWH、日立はGE(ゼネラル・エレクトリック)、三菱はアレバの生産ラインを受け持つ関係にあり、技術やウラン燃料など原発の中枢部分はすべてアメリカが握っている。
アメリカの許可なしには日本の原発は動かせないし、また原発からの撤退もできない。
原発輸出は、WHやGEの原子炉を東芝や日立が売り込みに走り、利益はアメリカが絞り上げる関係である。
福島原発事故を教訓にして、安全な原発はなく、国民を守るためには原発から撤退するほかないという決断が世界的に大きな流れとなっているなかで、福島事故を起こした日本の安倍政府が原発推進に拍車をかける異常さが浮き彫りになっている。
福島の二の舞を許さず、子子孫孫のためにもすべての原発をとめるには、日米原子力協定を破棄し、対米従属の鎖を断ち切る以外にないことがますます鮮明になっている。
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原発撤退の世界的潮流と逆行 日米原子力協定に縛られた日本
長周新聞 2017年5月26日
https://www.chosyu-journal.jp/seijikeizai/294
■発電コスト、最安は原発から太陽光に 経産省が試算発表
「原発は安全対策費の増加などを受けて、15年の前回試算より上昇し、最も安い電源は太陽光発電」
「太陽光のコストが原発を将来下回ることを経産省が試算で認めるのは、初めて」
朝日新聞 2021年7月12日
■なぜウクライナの原発は狙われる チェルノブイリの廃炉は
中日新聞 2022年3月16日
■ロシアの原発砲撃「やっぱり狙われた」 日本でミサイル攻撃を懸念し裁判した人たち「最大の弱点」と訴え
東京新聞 2022年3月5日
■ウクライナ ザポリージャ原発 “ロシア軍が掌握”【なぜ?】
NHK 2022年3月4日
■プーチンがウクライナの原発制圧を進める「本当の狙い」 ザポリージャ原発の次に狙われるのは?
デイリー新潮 2022年03月08日
■原発が戦争の標的に…「まさに人類史上初の危機」 日本はどう備える
朝日新聞 2022年5月20日
■原発の安全規制で「戦争」を想定外にしていい理由は? 「我々、福島で痛い目に」
論座(朝日新聞)2021年06月15日 奥山 俊宏
■日本の共同声明原案、他のG7が反発 石炭火力の全廃時期示さず
毎日新聞 2023/3/14
■EU原発回帰 日本の選択肢ではない
東京新聞 2022年2月10日
■(核リポート)原発事故のツケ、なぜ国民に 広がる批判
朝日新聞 2016年12月27日
■原発事故の教訓はどこへ…原発回帰を強める岸田政権 不十分な議論、再生可能エネルギーに消極姿勢
東京新聞 2023年3月11日
■大事故を起こした東電が罰せられない不思議
大庭健著「民を殺す国・日本」を読む
東洋経済オンライン 2015/09/18 奥村宏
■なぜ、東電や国の「失敗」のツケを私たちが払うのか? 事故対策費、国民に転嫁
論座(朝日新聞)2014年06月27日
■(核リポート)原発事故のツケ、なぜ国民に 広がる批判
朝日新聞 2016年12月27日
■東電・原発事故の賠償金と廃炉費用、こっそりと国民の電気料金への「上乗せ徴収」始まる
文=横山渉/ジャーナリスト
Business Journal 2020.12.30
■今なお不祥事が続発。10年間、まるで成長していない国と東電の「原発安全管理」
excite.ニュース 2021年03月12日 週プレNews
■10月から”こっそり”と電気料金に上乗せされた原発賠償金=編集部
週刊エコノミストオンライン(毎日新聞)2021年11月1日
■知らぬ間に上がる電気代 原発の賠償・廃炉費、昨秋から上乗せ
中日新聞 2021年7月21日
■福島第一原発の事故処理費用、10年間で13兆円 政府想定21.5兆円超える懸念強く
東京新聞 2021年3月23日
■今後40年続く電気代値上げ、こっそり開始―原発事故の尻拭いを消費者・自然エネ事業者に
Yahoo!ニュース 2020/10/23 志葉玲
■福島原発事故費用の国民負担(1)電気料金が青天井で上がる!?
女性自身:2017/01/20
■大手電力各社、原発賠償費を送電線料金に上乗せ
日本経済新聞 2020年7月28日
■原発処理費用、22兆円のウソとそのワケ
国民負担、国と電力会社のフリーハンドに
日経ビジネス 2017.4.26
■<論点>原発賠償・廃炉費の転嫁
毎日新聞 2017/2/3
■原発事故費8兆円が電気料金へ上乗せ! 消費者負担で東電と原発を延命へ
原発
AERA dot. (アエラドット) 2016/12/16
■「ボロ儲け」で大手電力は高笑い?電気代爆上げ、メディアが報じない真の問題
Yahoo!ニュース 2021/2/18 志葉玲
■関電幹部たちの「原発キャッシュバック豪邸」高浜町の元助役から関西電力の会長、社長、副社長に3億2千万円が渡っていた
FRIDAY 2019年10月11日
■東電に8兆円超も税金投入…政府や電力会社がおかしい!
日刊ゲンダイ:2018/11/16
■福島原発事故の処理費21.5兆円 負担は家庭や企業に
東京新聞 2021年3月25日
■なぜ電力不足が起きているのか? 「儲からぬ」と火力を休廃止 再エネに必須なバックアップ電源なし
長周新聞 2022年6月12日
■「原発が止まると電力不足になるというのは、ウソのプロパガンダだった」
「2年間、原発ゼロを続けて電力供給にまったく支障がなかった」
原発依存に反旗を翻した金融界に1人だけの「超」異端児――吉原毅×広瀬隆対談【パート2】(東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命 広瀬隆:ノンフィクション作家)
週刊ダイヤモンド 2015.11.7
■原発の運転停止で電力不足は起こったか?
大飯原発再稼働から40日の状況で分かった原発必要論の大ウソ
現代ビジネス(週刊現代) 2012.08.14 町田徹 経済ジャーナリスト
■「電力余り」をひた隠す、マスコミ、関電のウソを暴く!
Business Journal 2012.05.18
■全原発停止でも供給に余力
「西日本は電力不足」のウソ
週刊ダイヤモンド 2011.7.19
■「節電しないと今夏、大停電」はウソ、火力・新エネルギーで電力需要は賄える
東洋経済オンライン 2011/06/22
■何度でも言う! 安倍首相こそが福島原発事故の最大の戦犯だ!
第一次政権で津波による冷却機能喪失対策を拒否
exciteニュース 2019年3月11日
■歴代ワースト総理・安倍晋三が犯す日本史上最大の犯罪
東京が壊滅する日 ― フクシマと日本の運命
「武器輸出と原発輸出によって、世界中に大悲劇と混乱を引き起こそうとしているのが、安倍晋三」
週刊ダイヤモンド 2015.10.7 広瀬隆
■新潟県知事”出馬撤回”の真相はやはり再稼働狙う原発ムラの圧力? 新潟日報ではなく官邸が揺さぶり説
エキサイトニュース 2016年9月14日
■東芝は米国にハメられた。原発買収で起きていた不可解なやり口
・電力会社がS&Wの買収を要請した
・巧みに隠蔽された巨額の超過コスト
「約7000億円という莫大な超過コスト」
「その損失を、全部、東芝一人が背負わされてしまった」
まぐまぐニュース(2017.06.16)
■原発推進も米の圧力
■福島第一原発にイスラエルの会社の「謎」
「福島第一原発の警備システムの一部を日本の企業ではなく、イスラエルの会社が請け負っている」
「なぜ機密性の高い原発の警備システムの一部を外国の企業が請け負っているのか」
週刊現代(講談社)2011.5.22
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/4639?page=1&imp=0
■「トモダチ作戦」東電を訴えた米兵はどれほど被ばくしたのか?
「重篤な病気が福島県周辺でも増えているという報告は聞かない」
「米軍関係者が原発周辺の陸上にいた人たちよりも深刻な被ばくをしたというのは考え難い」
週刊現代(講談社)2017.9.13(山田敏弘)
■気象兵器とは?
・気象兵器(ウィキペディア)
「人間に被害を与える気象現象を軍事目的で人為的に災害を発生させるもの」
「1977年の環境改変兵器禁止条約において定義」
「兵器の一種。環境改変技術のひとつ」
「人工地震:小型核爆弾の使用」
出典:Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%97%E8%B1%A1%E5%85%B5%E5%99%A8
■【原発事故10年】日本人はなぜ取り憑かれたように原発を推進したのか 機密ファイルが明らかにする米国の思惑
デイリー新潮 2021年03月10日
■「原発ムラとの攻防」【新潟県知事 泉田裕彦▽古賀茂明▽小出裕章】
報道するラジオ 2013/10/25
■平成23年7月11日衆議院東日本復興特別委員会にて、柿沢議員の質問に浜田政務官
「地震兵器は多くの国が研究している」
YouTube(ユーチューブ)2011/07/11
■2011.3.11人工地震・津波
窪塚洋介×ベンジャミン・フルフォード(米国経済誌『フォーブス(Forbes)』の元アジア太平洋支局長)
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