スティーブ・ジョブズは、iPhoneや映画業界と、2つの業界に革命を起こしました。
しかし、スティーブ・ジョブズの上をいく、3つの業界に革命を起こそうとしている人物がいます。
それが、天才起業家、イーロン・マスク(Elon Musk)です。
映画「アイアンマン」主人公、天才発明家、天才起業家のトニー・スタークのモデル!と言われています。
今回は天才起業家、イーロン・マスクから、夢の実現に向けたメッセージをお伝えします。
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天才起業家、イーロン・マスク。
生み出したベンチャー企業は5社にも及び、ほぼすべて成功させています。
しかし、幼かった頃、実はいじめられっ子だったようです。
信じられませんね。
少し生い立ちについてみてみましょう。
イーロン・マスクは1971年、南アフリカ共和国の首都プレトリアで生誕。
エンジニアの父は厳しい方だったようです。
そのためか、学校では内気な性格でいじめにもあっていたそうです。
読書が大好きで、科学小説やエジソン伝記などの本を好んでいたようです。
ただ、読書量と記憶力は群を抜いていたと言われます。
その後、コンピューターに興味を持ち、10歳頃には独学でプログラミングをマスターします。
12歳の頃には自作の対戦ゲームソフトを数百ドルで売ったというエピソードもありました。
この頃から才能を発揮し始めます。
17歳になり、アメリカへの夢を抱き、両親の反対を押し切って母親の親戚が住むカナダ、トロントのクイーズ大学に進学。
しかし、アメリカ行きを諦めきれず、米ペンシルバニア大学へ編入し、経済学と物理学の学士号を取得。
さらにカリフォルニア州スタンフォード大学大学院に進学、高エネルギー物理学研究に身を投じました。
スタンフォード大学大学院に進学した頃、インターネットブームが到来します。
イーロンはスタンフォード大学大学院を2日で退学し、弟と友人3人でベンチャー企業を創業します。
会社名は「Zip2」。
メディア関連企業のオンライン化をサポートするソフトウェアの事業でした。
クライアントではニューヨーク・タイムズ紙や、シカゴ・トリビューン紙といった大手新聞社で、そのオンラインサービス化などを実現しています。
ベンチャーキャピタルから約360万ドルの資金調達を受け、その後「Zip2」は大企業コンパックに3億ドル強で買収されます。
イーロンは「Zip2」の株を7%保有していたため、28才にして3,400万ドルの資産を手にしました。
イーロンは1社目の創業、「Zip2」社で大金を手にしたのち、2社目ベンチャー企業「X.com」を立ち上げます。
オンライン金融サービスと電子メールによる支払いサービスの事業でスタート。
1年後にコンフィニティ社と合併し、現在の「PayPal」社となりました。
これが、かの有名な「PayPal」(PayPal Holdings Inc.)です。
ネットショッピングを中心としたクレジット決済、送入金の仕組みなどを世界中に広め、ネット決済において欠かせない存在にまで成長しています。
その後、PayPal社はオークション会社eBayに15億ドルで買収され、イーロンは1億6,500万ドル相当の資産を手にしました。
イーロンは宇宙に深い関心を抱いていたようです。
イーロンのすごいところが、夢を夢で終わらせないところです。
3社目のベンチャー企業が「スペースX」、正式名称「スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ」(Space Exploration Technologies Corp.)です。
この会社の設立目的が、なんと火星移住計画!
天才起業家イーロンは火星移住計画に向けて現実的なところからスタートします。
まずは宇宙輸送ロケットの開発製造。
設立から6年、民間企業として初めて液体燃料ロケット「Falcon1」を地球の周回軌道に乗せています。
そして2010年にはアメリカ航空宇宙局(NASA)と提携、他の惑星への宇宙飛行を目指す大型2段型ロケット「Falcon9」の軌道投入にも成功しています。
イーロンは「20年以内に人類を火星に移住させたい」と語り、今でのその夢が実現に向けて動いています。
イーロンは「スペースX」を立ち上げた翌年、2003年、電気自動車ベンチャー企業「テスラ」(Tesla, Inc.)を創業します。
「テスラ」は、次世代型のデザイン性にも優れた電気自動車を開発しています。
2008年3月、100%電動である高級EVスポーツカー「テスラロードスター」を発売。
2010年、日本のトヨタと共同開発を行う業務提携を結び、TOYOTAもその実力を認めています。
全産業の中でも有数の市場規模を誇る自動車産業。
イーロンはこの膨大な市場に革命を起こそうとしています。
世界中にテスラ製の電気自動車が走る日も近いかもしれません。
イーロンは、テスラ子会社として太陽光発電事業も設立し、会長としても活躍しています。
つまり、イーロンは現在3つの事業のかじ取りを行っているのです。
すごいですね。
イーロンは、「PayPal」社でネット決済業界で革命を起こし、「スペースX」では宇宙業界、「テスラ」では自動車業界での革命を起こそうとしています。
いじめられっ子だったイーロン。
読書が大好きだったイーロン。
幼かった頃、イーロンを支えたのは、自分の「夢」だったのかもしれません。
イーロンは今、世界中の人たちに夢を与えているのかもしれませんね。
最後にイーロンの名言を贈ります!
アイデアを実行することは、アイデアを思い付くより難しい
失敗なんてひとつの選択肢にすぎない。失敗することがなかったら、どうしてイノベーションを起こせるだろう?
自分が本当に大切だと思えることなら、たとえ周りから何を言われようと最後までやり抜くことだね
リーダーや経営者にとって必要なものとは何でしょうか。私は、明るい未来を信じられる仕事を創ることだと思います
イーロン・マスク(Elon Musk)
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