新しいことに挑戦、チャレンジする人を応援したい。
私達日本人一人一人が、50cm前に一歩進むと、地球一周分に匹敵するのです。
それが、私の50センチ革命。
一人一人の個人が、一歩前に進むこと。
これが、新しい未来を生み出すのではないでしょうか。
元気になれる名言や格言、言葉や発言を「人物」にフォーカスしてご紹介いたします。
目の前にある、小さなものでも構いません。
新しい一歩を!
過去と他人は変えられない。
変えられるのは自分と未来だけです!
選手というのは体力的なこともあって、活躍できる期間というのが限られてると思うのですが、指導者は、例えば20代なりの指導だったり、30代なりの指導だったり、40、50代なりの指導というのがあります。
僕は褒めないんですよ。必要以上に褒めないんですけど、ただ北島(康介)が言うには、だから平井先生から金メダル取れるぞとか、絶対ベスト出るぞとか、絶対勝てるぞって言われると僕は信じるんですっていうふうに言ってくれた事があって。その通りなんですよね、嘘は言いたくないので。
なんだかんだいっても、「あのコーチの言うとおりにやったら記録が短縮できた」という事実が積み重なれば、次も耳を傾けてみようという気になるじゃないですか。
スタート地点では才能も技術もほとんど同じ。しかし出来る人と出来ない人が決定的にわかれていく要因として休まず続けたかどうかがある。
「足が痛むので足の病気かと思っていたら、実は内臓疾患だった」なんてことがありますよね。それと同じで、「なぜそういう泳ぎ方になってしまうのか」という本質的な原因を発見できずに、目に見える表面的な問題だけを直そうとしても上手くいきません。
早いうちから成果を出すタイプは、まわりの人の目を意識し場の空気を読む能力に長けています。この賢さが大きく伸びようというときに邪魔になります。なぜなら、自分の頭で計算した範囲でしか行動できないためです。
オリンピックを通じて、本当に思ったのはですね、最終的には自分自身に打ち勝った人間が、メダルをとれたり、金メダルをとったと思いますので、忍耐力と克己心を強く持った人だと思います。
ティーチングの三つの基礎とは「挨拶をする、休まない、自分でがんばる」こと。
まずは相手の気持ちになって、どういう言い方をされたら理解しやすいか、受け入れやすいかをシミュレーションすることが大切です。それには選手の性格や考え方をよく知っておかなければなりません。
お医者さんみたいに、今までの選手のパターンで言うと、こいつはこういうパターンだなというように、臨床経験は増えているのですが、だからといって、それで片づけてしまうといけない。やはり、踏み込んでいかないとダメだと思います。時間と情熱をかけるというのが一番だと思います。
アスリートは調子がいい時ほど怪我をしやすい。体のキレがよくなるため、力を発揮しやすい状態になります。それに比例するかのようにメンタルも上向きになるので、オーバーワークになりやすい。気が張っている大きな大会の前ほど、慎重さが大事。
人を伸ばすには、その人自身に集中させることが大切です。脇目もふらずに自分のゴールだけを見つめ、自分の可能性という絶対値を基準として愚直に努力できる人が伸びていきます。
怪我などで不調に陥った時、早く復活する選手と、復活できない選手の違いは、選手が「怪我の功名」と考えて、自らの意志で次の行動に移れるか。その時にできることを考え、マイナス面をプラス面に変える発想を持っているか。
練習では、選手の泳ぎ方の悪い部分を修正するというのがコーチの大事な役目です。この場合、ある程度時間をかけて話すこともありますが、私はなるべく「ワンポイントで伝える」ようにしています。というのも、ポイントが複数になると、選手が混乱してしまって修正ができないからです。
今では自分が言いたいことがあってもぐっとこらえ、まずは選手に質問するようにしています。そうして選手自身が泳ぎを反省し、言語化するのを待つ。自分の考えを伝えるのはそれからです。
不調な時に感じた思いほど大切にしなさい。その悔しさが厳しい練習を乗り越え、大きな大会で勝負するためのパワーになる。
もっと奮起しろと自分に思っています。どのようにしたら今の悪い状態を直せるかを考えて、夜も寝れなくなる。自問自答の連続なんですよ。そういうことを考えると、『俺ってコーチが好きなんだな』と思いますね。
良い点を探そうとする習慣が身につけば、どんな境遇に立たされても前向きに捉えられる。
自身と向き合い、敵は自分と思えるかどうか。その意識の差が、目標を達成できる人とできない人の違いではないかと思うのです。
自分を崩したやつが負けていくんですよね。みんな勝ちを目指している中で、自分から崩れていくんです。その気持ちの負担っていうのを軽くするっていうのが、コーチの役目なのかなと思ってやっているんです。
褒めることと過保護にすることは違います。過保護が選手を良い結果に導くとは思えません。
初期の大きな失敗から、私は「待つこと」の大切さを教わりました。
変化を恐れないことが日本人の強さのひとつです。
勇気をもって、ゆっくりいけ。
■平井伯昌(水泳指導者)とは?
平井伯昌。
1963年、東京都生まれ。
小学校低学年時から東京スイミングセンターで水泳を始める。
早稲田中学・高校を経て、1982年早稲田大学社会科学部に入学。
在学中は水泳部に所属。
1984年のロサンゼルスオリンピックで日本選手の大麻吸引問題が発覚したことがコーチとなるきっかけとなった。
早大卒業後は東京スイミングセンターへ入社し、水泳指導者になる。
2004年のアテネオリンピック日本選手団で北島康介、中村礼子のコーチを務め、2008年の北京オリンピック日本選手団では水泳日本代表コーチに就任。
東京スイミングセンターで北島康介、中村礼子を指導し、北島が男子100m平泳ぎ、男子200m平泳ぎの2種目で金メダルを獲得し、中村が女子200m背泳ぎで銅メダルを獲得するなどメダリストたちを育て上げる。
北京オリンピック以降は上田春佳、加藤ゆか、寺川綾を指導。
2009年3月、早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修士課程修了。同年6月に司法書士の女性と結婚。
2012年ロンドンオリンピック競泳日本代表ヘッドコーチを兼務。
寺川綾は女子100m背泳ぎと女子400mメドレーリレーの両方で銅メダルを獲得した。
2012年11月に日本水泳連盟との契約を2016年リオデジャネイロオリンピック終了まで延長。
2011年4月以降、東洋大学水泳部にボランティアとしてコーチ参加を行った。
2013年4月に東洋大学法学部准教授 兼 水泳部監督に就任。
萩野公介をはじめ、内田美希、宮本靖子、地田麻未、大橋悠依などの指導に当たる。
2017年4月に同教授に昇格。
2015年6月、日本水泳連盟理事に就任し、競泳委員長を兼務する。
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