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私は以前ベンチャーキャピタリストという仕事をしていました。
ベンチャー企業を支援し「日本活性化に少しでも寄与したい」そんな思いでベンチャー企業の発掘、支援のサポートをさせていただきました。
その中、私は「リスク」とは、避けることが当たり前であり、できる限り遠ざけることが企業運営の重要ポイントであると考えていました。
しかし、その考えはまったく、この世界では違うことを改めて気づかされました。
今回はリスクへの考え方についてお伝えします。
Contents
ベンチャーキャピタリストとして活動をし始めたころ、ある強いメッセージに出会いました。
以下、米国の政治家ディーン・アルファンジ(Dean Alfange 1899年生まれ、1989年ニューヨークで死去)の言葉です。
私は平凡な人間になりたくはない
自ら権利としてかぎりなく非凡でありたい
私が求めるものは、保証ではなくチャンスなのだ
国家に扶養され、自尊心と活力を失った人間にはなりたくはない
私はギリギリまで計算しつくしたリスクに挑戦したい
つねにロマンを追いかけ、この手で実現したい
失敗し、成功し・・・七転び八起きこそ、私の望むところだ
意味のない仕事から暮らしの糧を得るのはお断りだ
ぬくぬくと保証された生活よりも、チャレンジに富むいきいきとした人生を選びたい
ユートピアの静寂よりも、スリルに満ちた行動のほうがよい
私は自由と引き換えに、恩恵を手に入れたいとは思わない
人間の尊厳を失ってまでも施しを受けようとは思わない
どんな権力者が現れようとも、決して萎縮せず、どんな脅威に対しても決して屈伏しない
まっすく前を向き、背すじを伸ばし、誇りを持ち、恐れず、自ら考え、行動し、創造しその利益を享受しよう
勇気を持ってビジネスの世界に敢然と立ち向かおう
ディーン・アルファンジ(Dean Alfange)
いかがですか。
アメリカは開拓者精神旺盛な国であり、新しいことに挑戦することを常に賞賛します。
お互いの足を引っ張るのではなく、自分の意思で自分の夢を貫く。
そういった姿勢が尊ばれます。
90年代のアメリカ経済の復活・繁栄は、ベンチャーが創り上げてきました。
それまで無名な弱小企業、マイクロソフトインテル、サンマイクロシステムズ、デル・コンピュータなどのベンチャー企業が成長し、経済を発展、拡大する原動力となったことは、よく言われていることです。
日本の大企業志向、「安定」を尊ぶものとは真逆にあるような気がします。
アメリカはこれからも「新しい技術」「新しい経営者」「新しい組織」「新しい考え方」が経済をけん引していくでしょう。
まさに「アントレプレナーシップ」そのものを実現できているのではないでしょうか。
中国にはこんな諺があります。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」
これは中国の戦国時代、秦、楚、斉、燕、韓、魏、趙の7つの強国が覇を争っていた時代の諺です。
当時燕の王が最強の秦と合併するのか、それとも他国と組み、秦に対抗するのか、悩んでいました。
遊説家「蘇秦」は燕の王に受かって助言します。
「鶏口となるも牛後となるなかれ」。
大国の後ろについていくのではなく、小さくても独立した国を目指すべきだ、と主張。
結果、燕は趙と同盟を組み、燕王は最終的には六国の宰相になったという話です。
意味は字の如く、牛のような大きなもののあとについていくのではなく、たとえ鶏の口ばしのような小さなところでも、リーダーとして派って行く存在になれ、という意味です。
今、中国はIT分野でも政府の強力なバックアップの下、次々新しい企業が生まれています。
評価額数千億円〜1兆円級のメガベンチャーが次々世界への視点を持ち、育ちつつあります。
中国13億人のマーケットで基盤を作り、全世界で通用するプラットフォーム企業への転身を図っています。
それら中国発ベンチャー企業が、米NASDAQ市場への上場を目指している点も注目されます。
今現在ではアメリカ市場であまり株価は芳しくありませんが、トライ&エラー、いずれ世界をけん引する企業、サービスが出てくることがあると思っています。
私が尊敬する日本人経営者に本田宗一郎氏がいます。
ご存知、あの「HONDA」の創業者です。
ご存知の通り、創業者本田宗一郎さんはエンジニアと社長を兼務していましたから、当初、自動車の開発、製造の最前線でTOYOTA、NISSANに負けまい!と頑張っていました。
ベンチャー気質、本田宗一郎はある人材育成の仕組みを導入しました。
それが「失敗賞」です。
HONDA社内で失敗した人たちの中から、次につながる失敗をした社員を選んで表彰をしたんです!
普通の失敗する経営者は「何やってんだ!失敗しやがって!会社に損害が出ただろ!」なんてダメレベル・・・。
一方本田宗一郎は 「よく失敗した!」「チャレンジすること自体が大事だ!」 そんな考えが伝わってきます。
こういう環境だったから、研究所の人たちは失敗を恐れることなく、最先端の新しい技術開発に次々にチャレンジし、エラーを繰り返しながらも、ヒット製品を創り、HONDAを大企業に成長させたのではないでしょうか。
本田宗一郎トップとして、ホンダの企業文化の一つである「チャレンジ精神(やらまいか精神)」を作り上げました。
ご存知、アメリカのIT起業の聖地、シリコンバレーでは「挑戦する企業家が誰よりも偉い」と考えられています。
「失敗は傷ではなくて、学習である」という風土があるんです。
失敗のない成功なんてありえません。
シリコンバレーの文化を表すと、 以下3点です。
1.失敗を恐れない
2.失敗しても許される
3.失敗の経験も評価される
例えば、シリコンバレーでは誰かが起業したとします。
VC(ベンチャーキャピタル)から投資を受け、倒産したとします。
しかし、シリコンバレーで起業した経営者の大半はまた起業します。
そしてもう一度、資金が必要となった場合、投資してくれるVCは、なんと、損害を出した同じVCなのです!
すごいですね。
それは「失敗は傷ではなくて、学習である」という考え方がアメリカのシリコンバレーでは根付いているためなのです。
みなさん、チャレンジしていますか?
人の目が怖くて何ができますか。
悪口が怖くて何ができますか!
成功する人は皆同じ特徴を持っています。
それは・・・
≪失敗を次に生かせるチャレンジ精神≫です!
今の日本、そんな想いで、新しい「道」切り開き、自ら「成長」できる人材が増えていくことを望みます!
最後に大前研一さんの運営している「アタッカーズビジネススクール」のビジネス成長の10訓をお伝えします。
一、「DO」「DO NOT」を見極める
やるべきこと、やってはいけないことといった事業の鑑識眼を事例から学ぶ
一、パターンを見抜き、事業を構想せよ
既存ビジネスを観察・分析し、パターンを見抜き構想を広げる
一、プロトタイプを作れ
最初に1つ成功させ、プロトタイプを作り上げて拡大していく
一、事業はある時点でレバレッジをかけろ
1つやって、2つ目をやって、3つ目をやったら、次は一気に30に増やすことを考える
一、自分と違う意見の仲間を持て
自分と同じ思考パターンではなく、違う角度からものを見る人とチームを作る
一、質問する力を持って問題を打開せよ
「なぜ?」を5回繰り返す。徹底的に現場で質問を繰り返し、自分の頭で打開する
一、事業家としての倫理観を持て
資金提供者、スタッフなどの協力者を獲得し、公器としての企業を運営する倫理観を持つ
一、やると決めたら徹底的にやる
徹底を欠いた人で成功した人はいない。経営感覚のビジネスセンスを磨き続ける
一、最後の一回勝てばいい
最後まで諦めずトライし続けた人が成功をおさめる。”勝つまで”勝負を続ける
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