春は新しいことが始まる季節ですね。
学生の方々は新しい学校に入学し、新社会人となった方々は、就職しスタートラインに立ったばかりでしょうか。
新しい環境で、新しい刺激を受け、様々な経験を積んでいくこととなるかと思います。
今回は新しい環境でスタートした方々へ贈る、元気になれる言葉を贈ります!
Contents
新年度。
学校や職場など、新しい道を歩み出した方々へ。
順風満帆なスタートを切った人。
そして、現実とのギャップに戸惑っている人。
様々かもしれません。
でも、これからの人生、経験は、自らの血となり、肉となり、さらなる成長の糧となるのかもしれません。
大いに新しいことへチャレンジし、自らの夢に向かって頑張ってほしいと願っています。
さて、そのような新しい環境で頑張っている方へ、最近心に残った文章がありましたので、ご紹介したいと思います。
少し古い本ですが、早坂茂三氏の「意志あれば道あり」という書籍にある文章です。
ご存知の方もいるかと思いますが、早坂氏はあの、元首相田中角栄氏の秘書として23年間従事してきた、豪腕秘書。
政治の裏、表、様々な人生経験をしてきた人と言えるのかもしれません。
2004年に他界しています。
田中角栄氏と共に、欧米諸国、そして世界を相手に奮闘してきた人物の一人ではないでしょうか。
早坂茂三氏著作「意志あれば道あり」~すべては自助努力に始まる~ (集英社文庫:1999年出版)、その最後の一文です。
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人間は誰でも生涯に二回か三回は今の泥試合から抜け出して、世間に飛び出すチャンスはある。
問題は運、鈍、根で巡ってきた好機を掴み、手繰り寄せられるか、どうかだろう。
幸運を掴むには日ごろの実力の蓄積がモノを言う。
この世に生まれた人間の能力、才能に天地の隔たりはない。
やる気になれば、殆ど差はない。
横並び一線。
勝負を投げ出してしまえば、その途端に負け犬だ。
諦めず、しぶとく戦い続けるしかない。
七転び八起き。
そして笑顔は絶やさず、日々向き合った一剣を密かに磨き、好機到来とみたら囲みを破る。
決断と実行が勝利を招く。
今いる場所で仕事に手抜きせず、全力投球で役割をきっちりこなすことだ。
人脈を広げ、約束を守り、ドロから逃げず、誠実に愚直に亀の歩みを続けたい。
上からど突かれ、下からブーブー言われても、自分の信念を貫き、不貞腐れないで、わが道を行く。
太宰治は「微笑もて正義を為せ」と書いた。
わが道を思い定め、浮気な世間に融合せず、虚仮の一念を貫く人の背中には、風雪の道程に応じた実績と信用が、いぶし銀のように輝いてくる。
その輝き具合を見つめている人が多い。
捨てる神に拾う神。
自助努力と自己責任を額に貼りつけて進めば、光は必ず射してくる。
朝の来ない夜はない。
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※引用:「意志あれば道あり」~すべては自助努力に始まる~ 早坂茂三著作(集英社文庫:1999年出版)
さすがですね。
早川氏はもともと記者出身。
言葉の使い方に驚かされます。
新しい道を歩み出した方々へ、特に贈りたい文章が、こちら。
「今いる場所で仕事に手抜きせず、全力投球で役割をきっちりこなすことだ。
人脈を広げ、約束を守り、ドロから逃げず、誠実に愚直に亀の歩みを続けたい。
上からど突かれ、下からブーブー言われても、自分の信念を貫き、不貞腐れないで、わが道を行く。」
新社会人の方々には、順風満帆なスタートを切った方もいらっしゃるかもしれません。
でも一方。
「こんなはずじゃ?」「本当にこの道でよかったのか?」と、足踏みしている方もいらっしゃるかもしれません。
そのような方々に少しでも元気になっていただけたら幸いです。
新社会人ばかりではないですよね。
2年目、3年目の方々の中にも、今のこの道でよかったのか、どうか。
悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、どうすればよいの?!
このような方もいらっしゃるかもしれません。
少しヒントをお伝えできればと思います。
それが「夢を叶える7ヶ条」です。
第一条:大きいこと、すごいことだけが「夢」ではない。身近でささいなことにも「夢」がある。
第二条:とにかくベターで一つ決める。もっと納得いくものが見つかるまでは、それを「夢」にする。
第三条:自分一人だけが満足できるものは夢ではない。周りの人や社会に役立つことが「夢」になる。
第四条:金もうけは「夢」にならない。その金を何によって得たか、何に使うかが夢になる。
第五条:“人を幸せにする”“もっと満足を与える”など抽象的なものは「夢」ではない。具体的なものであってこそ「夢」になる。
第六条:「夢」とはどんな困難を乗り越えても達成したいものであること。
第七条:「夢」は行動してこそ「夢」。行動の伴わないものは「幻」である。
最後に:「夢しか実現しない」
※株式会社アントプレナーセンターホームページより
いかがでしたでしょうか。
今、自分の進むべき「道」に悩んでいる方に少しでもヒントとなれば幸いです。
「人生は自分探しの旅である」と言われています。
人生とは、生涯をかけて「自分」というものを探し続ける「旅」なのかもしれません。
ダメならやり直せばいい。
いくつになってもやり直せます。
でも、そこでやるだけのことをやったのか。
ベストを尽くしたのか。
そう、自ら問いてほしい、そう願っています。
最終的に、その自分の道を見出した人が、本当の「成幸者」ではないでしょうか。
田中角栄元首相の言葉には、世の中を渡るための多くのヒントが溢れています。
最終学歴小学校卒業から首相にまで上り詰めた人物。
何か役に立てるものがあるのではないでしょうか。
参考にしてみてください!
初めに結論を言え。理由は、三つに限定しろ。
どんな話でも、ポイントは結局ひとつだ。そこを見抜ければ、物事は3分あれば片付く。
オール・オア・ナッシングというのはない。まず最善手を指し、次善、三善の策を考えることだ。
決断力は、情報力によって支えられる。単なる直感だけでは、見通しを誤る。新聞代が月、2~3千円というのは安い。あれだけの情報が詰まっているのだから1万円でも安いものだ。
ワシの演説を、皆、楽しんで聞いてくれるが、じつは話に信頼感があるからだ。ここでの信頼とは何か。数字をキチンと示すことにある。数字と統計、これに優る説得力はないということだ。
君達ね、自分の置かれている立場を有難てぇことだと思わんとダメですよ。寝言を言ったり不満ばかり言っている奴は、人生終わるまで不満を抱き続ける人間になるぞ。社会が悪い、政治が悪いなんて言って、一体なにがあるんだ。人に貢献できるようになってから言え。
「言って良い事、悪い事」「言って良い時、悪い時」「言って良い人、悪い人」に普段から気を配らなければならない。
分かったようなことを言うな。気の利いたことを言うな。そんなものは聞いている者は一発で見抜く。借り物でない自分の言葉で、全力で話せ。そうすれば、初めて人が聞く耳を持ってくれる。
第一は、できるだけ敵を減らしていくこと。世の中は嫉妬とソロバンだ。インテリほどヤキモチが多い。人は自らの損得で動くということだ。第二は自分に少しでも好意を持った広い中間層を握ること。第三は、人間の機微、人情の機微を知ることだ。
約束したら、必ず果たせ。できない約束はするな。ヘビの生殺しはするな。借りた金は忘れるな。貸した金は忘れろ。
ノーと言うのは、たしかに勇気がいる。しかし、長い目で見れば、信用されることが多い。ノーで信頼度が高まる場合もある。
まず身内を知ることに神経を使え。身内のことも知らないで、一人前の口なんて利いてはいけない。
自分のものさしばかりで物を言うなということだ。黙って汗を流せ。いいところは、人に譲ってやれ。損して得取れだ。そうすれば人に好かれる。
相手との「間」が取れないようでどうする。イノシシのような一本調子では何事も前に進まない。相手にされない。
大成したければ大将の懐に入ることだ。ボケッとしていては出世は難しい。
いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分でどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
何事も相手に対して手を抜くな。誠心誠意、全力投球で向き合うことだ。それが最大の気配りということだ。真の信頼関係はそうした中から生まれる。
私が大切にしているのは、何よりも人との接し方だ。戦術や戦略じゃない。会って話をしていて安心感があるとか、自分のためになるとか、そういうことが人と人を結びつける。
失敗はできるだけしたほうがいい。骨身にしみる。人を見る目ができてくる。
「踏まれても、踏まれても、ついて行きます下駄の雪」ということだ。我慢、我慢ということだ。
結局、努力、勉強だ。こういったものが、運をとらえるキッカケになる。そのうえで、運を変えて見せるという気概も不可欠だ。
壁にツメを立てて這い上がってこい。
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