【東京都西東京市】タコ公園「田無市民公園」と「庚申湯」~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~

 

昔懐かし「たこ公園」。調布駅前たこ公園は駅開発で姿を消しましたが、西東京市にも「たこ公園」があります。

正式名称は「田無市民公園」。

 

タコの滑り台で遊んだら、近くにジャブジャブ池へ。

暑い夏には小さな子どもたちにオススメです(^^)

 

 

 

田無市民公園(たこ公園)

 

田無庁舎より市役所通りを南へ下り、石神井川を渡り坂を登りきった右側に位置する公園「田無市民公園」。

東京都立田無高等学校の西、アスクたなし保育園の北、田無向ケ丘幼稚園の南に位置しています。

ユニークな遊具が多く、子どもに人気があります。

とくにタコすべり台は、公園のシンボル的存在となっています。

 

この公園は通称タコ公園の名で親しまれており、砂場や有名な巨大なタコの形のすべり台といった、子供の遊具が置かれた、芝生広場と、サッカーや野球などに使える6,972㎡の広い、市民公園グラウンドが併設された、大きな公園です。

田無市当時も、田無市で2番目に大きな公園でした。

市民公園へ、モニュメントの置かれた入り口から入ると、左手に、小川が流れ、右手には、水遊びの出来る小型のプールがあり、夏場、子供を連れて行くには面白い公園です。

 

夏期には流れやジャブジャブ池なども子供たちの格好の遊び場です。

向台運動場や西東京市総合体育館と隣接しているので、スポーツを楽しんだ後、休憩する場所としても最高です。

一汗流した後に休憩しているグループを良く見かけます。

これらの水遊びが出来る施設の先には、ベンチの置かれてある、中央広場があり、ここから見下ろす、広い市民公園グラウンドの風景がとてもすがすがしいです。

 

市民公園から、市民公園グラウンドを見下ろすような形になるのは、市民公園グラウンドの方が、市民公園自体よりも、低い位置にあるからで、市民公園グラウンドは、この市民公園グラウンドの横を流れる、石神井川の水があふれた時の、貯水池の役割も担っております。

 

また、市民公園の東南角の入り口には、旧田無市緑と歴史の散歩道、押元信幸さん作の「キツネ」という、とても可愛いキツネの親子のオブジェがあります。

 

 

 

昔懐かしい銭湯「庚申湯」

 

向台運動場先、石神井川を越えたところにあるのが銭湯「庚申湯」。

庚申湯は創業55年以上。

庚申湯さんのすぐ隣には庚申塔があり、庚申様に見守られている銭湯で身も心もリフレッシュできます。

「庚申」とは、十支の庚(かのえ)と十二支の申(さる)の組み合わせで暦の上では60日に一度回ってくる庚申の日に、その夜を眠らずに過ごして健康長寿を願う信仰です。

 

庚申湯さんの先にはスーパーマックスバリューもありますが、この辺りは昔ながらの情緒を感じる街並みがあります。

 

 

 

惜しまれつつ幕を閉じた調布駅前「タコ公園」

 

以前は全国各地にたこ公園はたくさんありましたよね。

北多摩地域で忘れられないタコ公園と言えば、調布駅前公園(通称タコ公園)です。

調布駅前広場の再開発に伴い閉園することになりました。

開園は1972年(昭和47年)ですが、それ以前から「緑の小公園」として親しまれていて、タコは1971年に設置されたそうです。

当初、タコは赤色でしたが、1989年(平成元年)の公園大改修に合わせてピンク色に。

その後、2009年(平成21年)に再び赤く塗り直されたそうです。

調布駅前再開発に伴い、2016年をもって、44年の歴史に幕を閉じました。

2016年9月30日、最終日には調布市主催の「お別れ会」や、野外上映会が開かれるなど異例の対応もあったそうです。

 

調布市文化・コミュニティ振興財団主催の「さよならタコ公園 映画のまちの公園で野外上映」を開催し、のべ約2000人が参加したそうです。

日が暮れたにもかかわらず、多くの人が公園を埋め尽くし、タコには「大好きなタコ公園 さよなら」「ずっとありがとう またどこかであそぼうね」といった手書きのメッセージがあちこちに書き込まれましたそうです。

想いでのタコ公園は日本全国で多くの日本人に愛されているのかもしれませんね。