仮面ライダーアギトに登場する仮面ライダーの1人。
正式名称はGENERATION-3(ジェネレーションスリー)。
基本カラーは青。
試作機のG1とG2を経て完成した、第3世代型強化外骨格および強化外筋システム。
仮面ライダー史上初であり後の平成ライダーにも受け継がれた、人体への改造及び超自然的な力を施さない強化服装置式のライダー。
変身ベルトに相当する「Gバックル」にも瞬間装着等の変身機能はなく、あらかじめ手作業で着込んでから現場に向かう仮面ライダー。
装備一式は、通常はドイツ・メルセデス・ベンツ製の専用サポート車である「Gトレーラー」(車種は「アクトロス」。
1996年秋に欧州で登場した、当時最新鋭の大型トラック)に積載されている。
装着員は必要に応じてGトレーラーと合流し装着を行った後、専用バイク・ガードチェイサーで出動する。
数種の専用武器が用意されており、戦闘時はこれらを用いた銃撃戦が主となる。
動力源としてバッテリーパックを装備しており、活動時間の限界が存在する。
バッテリー残量はGバックルのインジケータで確認できる。
このG3を基に改良強化タイプのG3-X (GENERATION-3 eXtension) や、量産試作タイプのG3-MILDが製作された。
「ただの…人間だ!!」
「…!?効かない!そんな!!」
『仮面ライダーアギト』の主要人物の1人・葦原涼が変身できるようになってしまった仮面ライダー。
戦闘時に吼えるなど、野生の猛獣のような戦闘スタイルが特徴。
アギトよりパワーやスピードは上だが防御が低く、序盤でまだアンノウンと戦うには不十分だったG3のGM-01スコーピオンでも大ダメージを受けてしまう程。
その代わり、失った腕を生やすほどの再生能力を持つ。
緑の体色で生物感溢れる風貌をしている。複眼は赤で、Oシグナル「ワイズマン・オーヴ」は黄色。クラッシャー(顎)は開閉できる。
腕と踵に爪がある。
頭部の角「ギルスアントラー」は、アギトとは逆にパワーの減少に応じて短くなるという特徴があり、短くなって戦闘力が低下した姿は、クウガのグローイングフォームを連想させる。
この姿だと、パワーが1/10にまで落ち込む。涼が初めて自分の意志でギルスに変身し戦闘を行った際には、変身に慣れていなかったためか初めから短い状態だったが、戦闘中にパワーが全開、長く変化した。
モチーフはよくカマキリと誤解されるが、カミキリムシという事になっている。
「俺は…不死身だ!!」