駆紋戒斗が変身するアーマードライダー。
「チーム鎧武」のライバルチーム「チームバロン」のリーダー。
スーツ本体の色は赤。
騎士をモチーフにしており、特にマスク部分は鉄仮面の意匠が強く、目の部分にはスリットが入っている。
変身時の音声は洋風のファンファーレの後に「カモーン!!」。
貧しい家庭に生まれ育ち、幼いころから「弱者は強者に搾取される」という鉄則が染みついており、社会そのものを「迫害者」として敵視する。
そんな社会に牙を剥くには力が必要と自らの力を鍛練。
周囲から畏怖の眼差しを向けられるようになり、一大勢力のリーダーに祭り上げられる。
本編初登場は第3話。
第1話の合戦シーンではローズアタッカーに乗り西軍の武将としてグリドン、赤い初級インベス、スイカアームズジャイロモードなどを率いて、鎧武が率いる東軍と戦っていた。
名前はDJサガラによって鎧武が『アーマードライダー・鎧武』と呼ばれた事に因んで、観客から「アーマードライダー・バロン」と呼ばれ、その後正式名称となった。
右手に持ったロックシードを「変身」の掛け声と共に起動。
手元で回転させた後ドライバーに装着し、カッティングブレードをおろす。
ゲネシスドライバーを使う際は左腕を構えるポーズが加わる。
「弱い奴ほど目障りだ!!」
呉島光実が変身するアーマードライダー。
スーツ本体の色は緑。
中国の鎧がモチーフ。
鎧武とは違い、ちゃんと複眼が分かれているデザインとなっている。
変身待機時の音は銅鑼の音+「ハイィイー!!」
表向きは同社の主任を務める兄の貴虎(=仮面ライダー斬月)の後継者として模範的に振る舞い勉学に励む一方、裏では素性を隠して沢芽市のダンスチーム「チーム鎧武」の周囲に好かれている利口な後輩メンバーとして活動していた。
同チームのOB・葛葉紘汰(=仮面ライダー鎧武)の事を尊敬し強く慕っており、女性メンバーの一人・高司舞には密かに恋心を抱いている。
呉島家のしがらみには従順しつつも窮屈さを感じており、チーム鎧武を自分の居場所として何よりも大事に思っている。
決め技をドラゴンの息吹に例えたサガラによって「アーマードライダー・龍玄」と命名された。
本来の名前の由来はおそらく三国志の劉備玄徳。
余談だが、『劉』の字には「みずち(水棲ドラゴンの古称)」という読み方がある。
本編初登場は第4話。
第1話の合戦シーンでは北軍の一員で仮面ライダー斬月の副官のように仕えていた。
光実が仮面ライダー斬月・偽に変身するようになった28話からは変身していなかったが、42話で仮面ライダー龍玄・黄泉に変身し、最終話で久々に通常の龍玄に変身した。
右手に持ったロックシードを左上に構え「変身」の掛け声と共に起動。
両腕で大きく弧を描いた後右腕を前に突き出しロックシードをドライバーに装着しカッティングブレードをおろす。
「紘汰さん!僕も行きます!!」
「この幸せが守れるなら、僕はどんな裏切りだってできる」