「仮面ライダーカブト」ラスボス・敵組織・好敵手(ライバル)まとめ! ~歴代仮面ライダーシリーズ一覧~

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「仮面ライダーカブト」ラスボス・敵組織・好敵手(ライバル)まとめ!~歴代仮面ライダーシリーズ一覧~

 

 

 

「仮面ライダーカブト」の敵/敵組織

 

 

 

ワーム

 

1999年に落下した渋谷隕石と共に地球へ襲来した謎の地球外生命体。

サナギ体から成虫形態へ二段階の成長を行う特性を持ち、何故か成虫は、地球に棲息する昆虫類・クモ類等の節足動物に似た外見・能力を持つ。

高度な知性と後述する特殊な形態・能力を駆使し、密かに人間を殺害しながら繁殖し続けている。

渋谷隕石に内包されて地球に侵入したワームは基本的には組織ではなく個体の寄り集まりに過ぎず、各々が人間社会に潜り込むため好き勝手に人間を殺戮している。

しかし中にはワーム全体の繁栄のため、多数のワームを従えグループを形成し活動する者も存在する。

更に特徴的な力が人間に擬態する能力であり、襲った人間の一切の記憶や人格・性癖・果ては内部構造や所持品まで完全にコピーし、コピー元の当人を殺害して入れ替わり、人間社会に紛れ込むという、非常に厄介な習性を持つ。

しかも、擬態した後も人間をひたすら襲い続けている。

相手を視認するだけで衣服や所持品、記憶までも引き継ぐことが可能で、怪しまれることなく元の人間と入れ替わることができるが、匂いや肌質までは再現できない。

人間態とワーム態は自分の意思で使い分けることが可能で、意思や性格については大抵はオリジナルのそれを装うが、ワーム本来の性格を表出させる場合もある。

擬態対象の人間の意志があまりに強い場合は自身がワームであることを忘れてしまうこともあり、この状態はある意味で、ワームの肉体が人間の意識に乗っ取られた状態となる。

また、スコルピオワームの様に対象者に強い精神的ショックを与えてしまうなどして心のバランスが乱れた者に擬態すると、自我を失い、自分がワームであることを忘れ人間だと信じ込む者もいる。

極度のダメージを受けると擬態を維持することが困難になるほか、ZECTが開発したアンチミミック弾の煙幕を吸うと一時的に擬態が解ける。

脱皮して成虫体となったワームはクロックアップが可能となる。

クロックアップ状態に入った存在はタキオン粒子の流れる目でなければ視認不能となり、超高速で人間を襲うため、マスクドライダーシステムを装着した者でなければ倒すことは極めて困難である。

 

 

 

ネイティブ

 

35年前に隕石に内包されて地球に侵入した別種のワーム。

隕石に内包されて地球に侵入した別種のワーム。

ワームと外見が似ているが、カブトムシのような角が特徴。

渋谷隕石に内包されて侵入したワームとは敵対関係にあり、命を狙われている。

 

地球に来た時から、近いうちに敵対するワームが地球へ侵入すると予期し、自分達の身を守るため人間達(加賀美陸など)と手を組み、彼らと共にZECTを結成した。

キャストオフやクロックアップ等、自らの生体構造を提供してマスクドライダーシステム(仮面ライダー)の開発を促す代わりに、ライダーとなった人間に守ってもらうという契約を交わした。

 

人間に擬態し地球を乗っ取ることしか考えないワームとは違い、人間と共存しようとする平和主義の怪人たちである。

人類との共存を望む者もいるが、根岸ら上層部の者達は人間に成り代わり自分達が地球の支配種となるべく、地球到達時より密かに計画を練り遂行していた。

ZECT結成後、長らく公には姿を見せなくなるが、この間にも人工的に人間をネイティブに変貌させる研究や、武装の開発を行っていた。

成虫体はひよりことシシーラワームと三島がワーム化したグリラスワームのみ確認できる。

 

 

 

 

 

 

 

「仮面ライダーカブト」のラスボス・好敵手(ライバル)

 

 

 

グリラスワーム

 

ZECTの幹部・三島正人がネイティブの根岸の手によって変化したコオロギに酷似した姿のワーム。

「最強のネイティブ」。

 

身長2m25㎝、体重134㎏。

名前に「ワーム」とついているが、厳密にはワームではなくネイティブであり、シシーラワームと同じく、殆どがサナギ体ばかりであるネイティブの中でも珍しい成虫型である。

彼に毒や光線技などの特殊な能力は一切ない。

左腕に巨大な鉤爪、右腕に小型で円形の爪を備えており、両肩の触手を伸ばして敵に突き刺し左腕の爪で止めを刺す攻撃を得意とする。

 

また、ネイティブ最強の戦士の名に恥じぬ怪力を誇り、マスクドライダーの装甲材質であるヒヒイロノカネさえも砕く握力を持っている。

初戦では仮面ライダーダークカブトを圧倒。

全人類ネイティブ化を防ぐために電波送信施設に侵入した仮面ライダーガタックも一蹴し、自身の必殺技でガタック=加賀美を瀕死状態に追い込んだ。

ネイティブの根岸による演説の最中に天道総司が出現。

 

彼の言葉で配下のゼクトルーパーが造反。

それを見て怒った三島はグリラスワームに変貌。

天道はカブトに、加賀美も最後の力を振り絞ってガタックに変身。

2対1という不利な状況でもグリラスワームは2人を翻弄した。

 

一瞬の隙をつかれマキシマムハイパータイフーンを受けるが、耐え凌いでパーフェクトゼクターを破壊。

しかし、カブトに止めをさそうとしたところにガタックのガタックブーメランを受け、続けて放たれたカブトのハイパーライダーキックとガタックのライダーキックによるダブルライダーキックを浴びたことで遂に致命傷を負い、ダメージの影響で暴れまわって最後は人類をネイティブ化する装置に激突して爆死した。

 

 

 

 

「仮面ライダーカブト」のラスボス・好敵手(ライバル)「グリラスワーム」の名セリフ・対決シーン

 

「全人類をネイティブに変える道具として、おかげで私も最強のネイティブになれた」

 

 

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