イクサは対ファンガイア用に人間側『素晴らしき青空の会』の作ったパワードスーツである。
元は軍事目的で作られたパワードスーツを、人体力学の権威である麻生博士の援助の元、嶋護が再設計・改修したとされる。
イクサの名は「Intercept X Attacker (未知なる脅威に対する迎撃戦士)」の略称である。
基本カラーは白で、そこに黒とスカイブルーがアクセントに入る。
過去編にはキバがいないため実質主役ライダー。
終盤キングとの戦いで大破しそのまま廃棄されるがその後巡り巡って現代で渡を救う事になる。
イクサナックルを体に触れさせて、ある程度の戦闘能力を持つ適合者と認められることで変身する。
変身自体は誰でもできるが、不安定であるため装着者に負担が掛かり、身体が頑丈な者でなければ命が危ない。
現代編では名護啓介、過去編では紅音也が主な変身者だが、過去編では次狼、麻生ゆり、ルークが、現代編では麻生恵、襟立健吾、糸矢僚などが変身している。
過去編のイクサはプロトタイプであり、セーブモードしか存在しない上長時間の変身によって多大な反動を受けるという危険性があった。
過去編から22年経った現代編ではアップデートを重ねた「Ver.X」となっており、バーストモードの追加やフエッスルなどの装備が拡充されており、変身に伴う反動もほぼ無くなっている。
現代編はシステムも安定しているため装着によるダメージも無い。
劇中でさらに「Ver.XI」へとアップデートされており、さらなる強化形態であるライジングイクサが追加されている。
過去編での武装はイクサナックルのみで、ナックルフエッスルを読み込むことで必殺技「ブロウクン・ファング」を発動させる。
現代編では基本装備にイクサカリバーが追加されており、カリバーフエッスルによって「イクサ・ジャッジメント」を繰り出せる。
またキバのアームズモンスターを奪うフェイクフエッスルなども装備している。
「Ver.XI」ではイクサライザーを用いてライジングイクサへと強化変身可能。
「どうだ、これが俺の遊び心だ!」
登太牙が「運命の鎧」の別名を持つサガの鎧を纏った姿。
ファンガイア族がチェックメイトフォーの一角で、全ファンガイアの頂点に君臨する「キング」のために造った鎧。
その力は、キングの使命である「人類の進化に寄与する者の排除」と、同族の謀反者の処刑に用いられる。
モチーフはヘビ。
基本カラーは銀、複眼は青。
内包する力は蛇の力であり、フエッスルを使用せずとも眷属であるヘビ型のモンスターを使役できる。
使用されている魔皇石は一つのみだが、レア度が段違いで、キバエンペラーフォームと同等以上の力を持つ。
専用ツール「サガーク」がバックルとなり、専用武器「ジャコーダー」をバックルに挿入して引き抜くことで変身する。
キバの鎧以前に開発された、最初期型の鎧。
故に専用武器はジャコーダー1つ、所持するウェイクアップフエッスルも1つだけと武装は必要最低限のみだが、キバエンペラーフォームに匹敵するポテンシャルを持つ。
剣状のジャコーダーロッドによるスピーディーなフェンシングスタイルと、鞭状のジャコーダービュートで標的を捕縛し叩きつけるパワフルな戦法を使い分ける。
「王の判決を言い渡す…死だ!!」