秋山蓮が変身する仮面ライダー。
基本カラーは黒に近い紺色。
仮面の奥には青い目が存在している。
名前が示す通り、ダークバイザーを用いた剣術や、ウイングランサーを用いた槍術による接近戦を得意としている。
変身ポーズは仮面ライダー2号こと一文字隼人のオマージュ。
また、アゴのデザインも初代仮面ライダーのクラッシャー(アゴ)がモチーフとなっている。
召喚機は翼召剣(よくしょうけん)ダークバイザー。
剣型の召喚機で、普段は左腰に下げている。
アドベントカードをベントインする際には、バイザーの柄部分にある翼を展開し、その中にカードを装填する。
無論、武器としても使用可能。
後に手塚海之から託された「SURVIVE -疾風-」を使ってナイトサバイブへとパワーアップする。
ファイナルベントの技は、ウイングランサー(槍)を構えたまま背中に合体したダークウイングがドリル状に変形し、敵目掛けて突撃する「飛翔斬(ひしょうざん)」。
契約したモンスターは闇の翼 ダークウイング。
コウモリ型のミラーモンスター。
ナイトと合体して飛行能力を与える他、ガードベントでウイングウォールというマントになりナイトを援護する。
ソードベントでは己の尾部を模したウイングランサーを授け、ナスティベントでは超音波攻撃「ソニックブレイカー」を放つ。
蓮の恋人である小川恵里を狙っている一方で、蓮とは忠義に近い関係を築いている複雑な間柄となっている。
鳴き声がちょっと可愛い。
「大切なものがあるなら!…どんな犠牲を払ってもそいつを守ればいい。それが人間じゃないのか?」
北岡秀一が変身する仮面ライダー。
基本カラーは緑。
全ライダー中最多の「ジペットスレッド」(武器を装着するジョイント)を持つ。
所有カードはほとんど銃火器類の召喚で、銃撃戦を得意とする。
召喚機は機召銃(きしょうじゅう)マグナバイザー。
右腰に下げている銃タイプの召喚機。1000AP。
ゾルダのメインウェポンとして使用され、アドベントカードをベントインする際にはスライド部を引いた後、トリガー前部にあるマガジンスロット部にカードを装填する。
その為、ゾルダは左手でカードを引き抜く。
ファイナルベントの技は、マグナバイザーの銃口をマグナギガの背中に差し込んでセットし、マグナギガの全身から大量のミサイルやレーザーを放射する「エンドオブワールド」。
ファイナルベントの中でも最も広範囲の敵を攻撃できるが、発射までに時間がかかる上、標的に当てるのではなくエリア全体を火力で吹き飛ばす、良く言えば豪快、悪く言えば大雑把な技であり、作中でこの技で倒した敵は少ない。
その為、トドメの際は主にギガランチャーやギガキャノンを使用している。
モチーフは戦車で、胸や顳顬にキャタピラの意匠がある。
名前の由来はドイツ語で兵士を意味する『soldat』。
契約したモンスターは鋼の巨人マグナギガ。
バッファロー型のミラーモンスター。
シュートベントで自分の両腕と胴体を連結させたようなギガランチャー、自分の両足が変形したギガキャノン、ガードベントで腹部にあたるギガアーマーを与える。
装甲も厚く、盾にされてもほぼ無傷で攻撃に怯む様子も見せない。
最終的には王蛇のファイナルベントである「ドゥームズデイ」を受け、ジェノサイダーが発生させたブラックホールに吸い込まれてしまった。
「こういうゴチャゴチャした戦いは好きじゃない」
浅倉威が変身する仮面ライダー。
基本カラーは紫。
変身者の浅倉は凶悪な殺人犯であり、仮面ライダー史上最凶のライダーである。
全ての事に苛立ちを感じており、暴力を振るうことで苛立ちを解消する。
タイガを一方的に傷めつけ「なんだ、逃げるのか?もっと俺を楽しませろ」などと発言したことから、戦闘自体が快楽となっている。
召喚機は牙召杖(がしょうじょう)ベノバイザー。
コブラを模した小型の杖型召喚機。先端のコブラの頭の部分にアドベントカードを装填することで、そのカードの能力を使える。
ソードベントによって召喚する、ベノスネーカーの尾を模した黄金の硬鞭・ベノサーベルを主武器として振るう。
ライダーとしての能力自体は龍騎、タイガと互角であるが、変身者の浅倉の闘争心と攻撃的な性格、凶暴性、生身での格闘能力の高さなどによって他のライダーを圧倒する戦闘力を持つに至っており、執拗に標的を襲撃する戦法を得意としている。
ファイナルベントの技は、空中からベノスネーカーの毒液の勢いを乗せて連続蹴りを放つ「ベノクラッシュ」。
この技で3人ものライダーを倒している。
契約モンスターはコブラ型モンスター「ベノスネーカー」。
契約のカードを複数持っているため、他のモンスターをも支配下に置くことができる。
仮面ライダーガイ、仮面ライダーライアを撃破した後、仇討ちのために襲ってきたメタルゲラス、エビルダイバーと契約した。
さらにユナイトベントによって3体のモンスターを合体させ、キメラモンスター・ジェノサイダーを誕生させる。
まさに「獣帝」の名に相応しい禍々しい姿となっている。
東洋の「龍」である龍騎に対し、西洋の「竜」のデザインになっているのはまさに芸コマ。
ファイナルベントによって、ジェノサイダーが自らの腹部を食い破って小型のブラックホールを出現させ、王蛇がきりもみ状態で標的をその中へ蹴り込む「ドゥームズデイ」を発動できる。
「ここかァ、祭りの場所は…」