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【本日のニュース・記事】
■南ア変異株、ファイザー製ワクチンの免疫すり抜ける恐れも=調査
ロイター(2021年4月12日)
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南アフリカで発見された新型コロナウイルスの変異株は、米ファイザー/独ビオンテック製のワクチンが提供する免疫をすり抜ける恐れがある──。
イスラエルのテルアビブ大学と同国最大の健康保健機構クラリットが10日公表した研究調査で、こうした見方が示された。
調査はファイザー/ビオンテックのワクチンを1回ないし2回接種して14日以上経過してから検査で陽性判定が出た約400人と、ワクチン未接種の陽性者の同数を比較。
全陽性者で見ると、南ア型変異株「B.1.351」に感染した比率はおよそ1%だったが、ワクチンを2回摂取した人の感染率は5.4%で、未接種者(0.7%)の8倍に達した。
この結果からは、ファイザー/ビオンテックのワクチンの効果が従来株や英国型変異株に比べ、南ア型変異株に対して弱いことがうかがえる。
ただイスラエルでは、感染者のほとんどは従来株と英国型変異株が占めている。
テルアビブ大学のアディ・スターン氏は「2回ワクチンを接種した人の間で、南ア型変異株の感染率が不釣り合いに高いことが分かった。つまり南ア型変異株はある程度、このワクチンの防壁を突破できるということだ」と述べた。
一方で調査に携わった研究者は、イスラエルで南ア型変異株の感染者がまれなため、調査のサンプルが非常に少ないと指摘。
対象者が陽性者だけに限られる点から、全般的なワクチン効果を推定する意図もなかったと強調した。
この調査はまだ相互評価を受けていない。
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■南ア変異株、ファイザー製ワクチンの免疫すり抜ける恐れも=調査
ロイター(2021年4月12日)
https://jp.reuters.com/article/health-coronavirus-israel-study-idJPKBN2BY0V2
本日は3つの記事をご紹介いたします。
2つ目の記事はこちらです。
■ワクチン「変異種治験」で浮上した不穏な現実南ア変異株
~南アでアストラゼネカ製接種中止になった意味~
The New York Times(2021/02/11)
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南アフリカはイギリスのアストラゼネカがオックスフォード大学と共同開発した新型コロナワクチンの使用を中止した。
南アフリカで最初に確認された感染力の高い変異ウイルスに対して臨床試験(治験)を行ったところ、軽度〜中等度の症状を防ぐ効果のないことが判明したためだ。
南アフリカの新型コロナ対策を激しく揺さぶる治験結果といえる。
現地科学者の2月7日の説明によると、従来型のウイルスに感染した人にも同様の問題が見られた。
南アフリカで感染が広がる変異ウイルス「B.1.351」に再感染した場合、従来のウイルス感染で自然に獲得した免疫では、おそらく軽度〜中等度の症状は予防できないという。
・早くも損なわれたワクチンの効果
100万回分のアストラゼネカ製ワクチンが南アフリカに到着してから、わずか1週間で発覚した今回の事実は、同国にとって大きな打撃だ。
新型コロナによる南アフリカの死者数は、すでに4万6000人を突破している。
この事実はまた、変異の脅威を一段と裏付けるものでもある。
B.1.351の変異ウイルスは少なくとも32カ国に拡散し、そこにはアメリカも含まれている。
現地科学者が7日に発表した研究概要からは、重症化を防ぐ効果があるのかどうかははっきりしなかった。
検査を受けた治験参加者は比較的若く、重症化リスクが低いため、重症化や入院・死亡を予防する効果が損なわれたか確定することはできなかった。
ただ、被験者の血液サンプルに見られた免疫反応からすると、重症化を防ぐ効果はまだ残されている可能性があるという。
南アフリカの公衆衛生当局者は、今後の研究で有効性が確認されれば、アストラゼネカ製ワクチンの使用再開を検討すると語っている。
とはいえ、B.1.351によって既存ワクチンの効き目が下がったという科学的証拠は今回の治験でさらに強固なものとなった。
ファイザーとモデルナは、両社のワクチンは今も有効性を保持しているものの、B.1.351に対しては効果が低下したことを示す予備的な調査結果が出たとしている。
ノヴァヴァックスとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の2社も、B.1.351の感染が広がる南アフリカの治験参加者の検体を調べたところ、アメリカより有効性が低かったと報告している。
南アフリカでアストラゼネカ/オックスフォード大学のワクチン治験を行ったウィットウォーターズランド大学のウイルス学者シャビール・マディ氏は7日、治験結果について次のように述べた。
「まさに現実を直視させられる結果だ」。
・初回分のアストラゼネカ製ワクチンは保管庫へ
今回の接種停止を受け、南アフリカに出荷された初回分のアストラゼネカ製ワクチンは保管庫行きとなる。
現地当局者によれば、医療従事者にはしばらくの間、変異ウイルスの重症化予防や入院率の低下に高い有効性のあるJ&J製ワクチンが接種されることになる。
南アフリカで行われたアストラゼネカ/オックスフォード大学のワクチン治験には、およそ2000人が参加し、ワクチンか偽薬のいずれかを2回接種した。が、B.1.351についてはワクチンを接種したグループと偽薬を接種したグループとの間で、感染者数にまったくといっていいほど差がつかなかった。
ワクチンがほとんど効かなかったことを示すデータだ。
偽薬を接種した714人のうち20人が南アフリカで広まる新たな変異ウイルスに感染したのに対し、ワクチンを接種した748人でも、うち19人が感染した。
これはワクチンの有効性が10%にとどまっていることを意味する。
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■ワクチン「変異種治験」で浮上した不穏な現実~南アでアストラゼネカ製接種中止になった意味~
The New York Times(2021/02/11)
https://toyokeizai.net/articles/-/411231
最後3つ目の記事はこちらです。
■ワクチン製造拠点、米ミシガンの新型コロナ感染深刻 変異株原因か
産経ビズ(産経新聞)2021.4.18
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米中西部ミシガン州が、国内で突出した新型コロナウイルスのホットスポット(一大感染地)になっている。
同州は皮肉にも製薬大手ファイザーの新型コロナワクチン製造拠点。
英国由来の変異株が原因との見方もあるが、マスク着用義務も続けており、なぜこれほど感染度合いに差が出るのか、専門家も首をひねる。
州などによると、16日時点でワクチン接種を少なくとも1回受けた人は全州民の35・7%で、全米平均(38・5%)に近い。(【WHO警戒感あらわ】世界のコロナ死者300万人超す 感染者1億4000万人)
だがジョンズ・ホプキンズ大によると、州の陽性率(直近7日間平均)は15・7%に上り、全米平均(5・2%)の約3倍という深刻さだ。
ウィットマー州知事(民主党)「ミシガンで今日起きていることは他州でも明日起き得る」と警告した。
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■ワクチン製造拠点、米ミシガンの新型コロナ感染深刻 変異株原因か
産経ビズ(産経新聞)2021.4.18
https://www.sankeibiz.jp/macro/news/210418/mcb2104180942001-n1.htm
ワクチン接種率高いイスラエル。
親米イスラエルは、女性徴兵制度もあることでも知られています。
アメリカとの関係が緊密でもあり、ワクチン輸入もスムーズに進められて、今やワクチン接種率で世界一です。
ただ、喜んでばかりにはいかないのが「変異型ウイルス」ではないでしょうか。
様々に変異するコロナウイルス。
一部報道では、ワクチン接種が進めば進むほど、コロナウイルスが変種化し、さらなる異種のコロナが生まれていると聞かれます。
そもそもワクチンとは、体内に、そのウイルスを入れることで抗体を作り出す仕組みです。
つまり、コロナワクチンとは、コロナのウイルスがない体内に、自らコロナウイルスを入れるということとなります。
さらに、危惧される点としては、今回のコロナウイルスワクチンは遺伝子(mRNA)を組み替えて作られた「遺伝子組み換えワクチン」だということです。
今までのワクチン製法とは、全く異なるワクチン。
通常、10年以上かけられて作られるワクチンですが、コロナ遺伝子ワクチンはたった1~2年で作られました。
まさに、未知なるワクチンともいえるかもしれません。
そこに現れた「変異種コロナウイルス」。
ワクチンが効くのか、効かないのか、全く不透明の状況かもしれません。
そもそも、日本で日本人に接種しているワクチンは、海外製ワクチンでその成分や製法が不透明なコロナワクチン。
どのような物質が入っているかもわからないうえ、副作用もどのように出るかもわかりません。
様々な変異種の出現で、そのコロナワクチンへの有効性すら、危ぶまれています。
日本でも、ワクチンが効かないコロナウイルスの事例が出てきています。
ワクチンを接種しているにもかかわらず、陽性となっているケースが日本でも続出しています。
メディアでは「ワクチンを接種すれば安全」と思えるようなニュースや記事が溢れていますが、あまり鵜呑みにはできないような状況になりつつあります。
「ワクチンありき」という考え方は、危険ではないでしょうか。
ただでさえ、ワクチン輸入・接種には、多額の税金が投入されており、日本の財政にも大きな影響も与えています。
コロナ対策がワクチン最優先であることは非常にリスクのある政策かもしれません。
ワクチンを接種しても、新たな変異種向けのワクチンを打ち、また更なる新たな変異種で、さらに新たなワクチンを打ち続けるという「ワクチン地獄」にも陥りかねません。
「ワクチン最優先」だけでの政策ではなく、新たな変異種ウイルスにも継続的に可能な対策が求められているのではないでしょうか。
海外の多国籍巨大製薬会社(ビッグファーマ)や他国政府の要望もあるでしょう。
ただ、海外政府やビッグファーマの言いなりだけでは、日本人の、日本の未来も、大きなリスクを背負ってしまう可能性もあります。
今、日本は、日本としての意思で、知恵と工夫を駆使し、未知なる未来を切り開く「行動力」が求められているのかもしれません。
【参考】
■ワクチン2回の陽性率、半数世代で未接種上回る 厚労省再集計で判明
日経ビジネス 2022.6.1 上阪欣史:日経ビジネス副編集長
■「2回ワクチンを接種した人の間で、南ア型変異株の感染率が不釣り合いに高い」
「ワクチンを2回摂取した人の感染率は5.4%で、未接種者(0.7%)の8倍に達した」
(出所)南ア変異株、ワクチンの免疫すり抜ける恐れも
Reuters news(英・ロイター)2021年4月12日
■「イスラエルでワクチンを受けた人、8倍変異株に感染しやすい」テルアビブ大学の世界初のデータが怖すぎる
「イスラエルのテルアビブ大学とイスラエルのトップ医療サービス組織「クラリットヘルスサービス(Clarit Health Services)チームの研究によると、ワクチンを2回接種した患者が南ア変異種に感染する率は、ワクチン未接種の患者の約8倍であり、5.4%対0.7%であった」
TOCANA(2021.04.22)
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