■1万4000人フォロワーいる僕のTwitterが突然凍結された話
エキサイトニュース 2017年10月6日
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・突然のTwitterアカウント永久凍結
事前通知などは一切なく、朝起きてスマホからTwitterにアクセスしようとしたら、全く使えないようになっていた…という状況でした。
僕の場合、仕事の告知や取引先との連絡などにもTwitterを使っていたので、凍結以後とても困った状態に陥っています。
このままでは仕事に支障が出るということで、急遽新たに凍結対策アカウントを作り直しました。
登録する電話番号やメールアドレスは以前とは別のものにし、全くのゼロからアカウントを作り直しました。
「凍結したわかり手のサブアカウントです」と告知し、1時間でフォロワーが50名ほど戻ってきたタイミングで、そのアカウントも再度凍結…。
完全に意味がわかりませんでした。
そのアカウントでの発言はまだ3ツイートほど。
規約違反になる発言など明らかに含まれていません。
それでも、あえなく凍結…。
その時点でようやく焦り始めます。
なんとかアカウントを復旧しなくては…。
「作成時期が古いアカウントなら凍結しづらいのでは」と考え、以前botとして運用しようとして放置していた2010年産のアカウントを復旧。
Bioに「衆議院議員」と入れると凍結されないなどという当時飛び交っていた噂を信じ凍結対策文言をbioに追加。
その後は、不適切な発言がないか、目を細めてチェックし運営していますが、それから1週間たつ現在、なんとか凍結されずに運用できています。
しかし、1万4000人のフォロワーがいる本アカウントは凍結されたままです。
・凍結が多発している背景
今までは性的なイラストを描くユーザーや、政治的罵倒合戦を繰り返すユーザーくらいにしか縁のなかった「凍結」が、それらに該当しない穏当なユーザーたちにまで波及するようになってしまいました。
このような凍結基準の変化には、どのような背景があるのでしょうか。
一説には「AIによる自動凍結システムを導入したことが原因ではないか」との声がささやかれています。
エンジニア向け情報共有サービス「Qiita」でユーザーアカウントの凍結に関わっていたmizchiさん(自身も9月27日にTwitterアカウント凍結)は、今のTwitterは「『この言葉が投稿されたら凍結する』などのルールを、一律に適用しているのではないでしょうか」
とITmediaニュースの取材に対して語っています。
つまりプログラムに「殺す」「死ね」などの発言をピックアップさせ、自動的にアカウントを凍結させる。
そのようなAIによる自動凍結判断システムを導入しているのではないか──ということです。
一見効率的に見えるシステムですが、多くの人が入り混じるSNSでこれを導入するのは大きなリスクが生じます。
例えば「童貞を殺す服」というファッションが一時Twitterで話題になりましたが、この話題に言及している人は高い確率で「殺す」というキーワードを含む発言をしています。
すると、脅迫などの意図がない、単にファッションについて呟いているユーザーが自動的に危険なアカウントとしてAIにピックアップされてしまうことになる。
8月27日には、蚊に何カ所も刺されたあまり「死ね!」と(蚊に対して)ツイートしたユーザーが凍結されるなどの事態も発生しました。
Twitter Japanは「そのようなことは起こり得ない」と否定していますが、その後の無作為かつ納得し難いアカウント凍結の実施を見る限り、極めて疑わしいと言わざるを得ません。
このように、「AIによる検閲システム」導入の結果として、今のTwitterの言論統制が成立している可能性は極めて高いと言えるでしょう。
・「凍結解除」は可能なのか
「凍結解除」は極めて難しい、というのが現状です。
凍結されたユーザーはTwitterのサポートチームに対し意義申し立てをすることができますが、力を入れて文書を練っても自動返信のようなメールが返ってくるだけです。
自動返答のようなメールに対し、なんとか経緯の説明やどのようなツイートが凍結の原因になったのかという質問を現在進行形で行っていますが、手応えはありません。
ただし、ひとつだけ例外があります。
それはTwitter社への直接訪問です。
政治活動家の外山恒一氏がTwitterアカウントを凍結させられた時、東京にあるTwitter Japanのオフィスまで抗議に行くというアクションを起こすことで、アカウント凍結が即座に解除されたという前例があります(https://nikkan-spa.jp/1358243)。
漫画家の「やしろあずき」氏の凍結解除の例もあります。氏はアクションの全貌を未だ明らかにしていませんが、「Twitter社の方と凍結の仕様について直接お話するというアクションについては企業協力のもと継続していきます。」とツイートしているように、やはりTwitter社に直接働きかけることで凍結が解除されたということのようです。
僕も、先人に倣い、近日中にTwitter Japanを訪問する予定です。
その計画や顛末についてはまたどこかで発表させていただくと思います。
しかし、何万というアカウントが不当に凍結させられているのに、それを解除するには内部の人間と直接コンタクトを取らねばならないとは、こんなに不合理なことはありません。
Twitterには、一刻も早く元の自由な言論プラットフォームに戻ってほしい。
いちユーザーとして、強くそう願っています。
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1万4000人フォロワーいる僕のTwitterが突然凍結された話
エキサイトニュース 2017年10月6日
https://www.excite.co.jp/news/article/E1507268616804/
■ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた
論座:朝日新聞 2020年02月26日
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ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた。
長くTwitterを利用してきたが、凍結は初めての経験である。
・拡大一時凍結されたアカウント
Twitterにログインしてもツイートできなくなる場合、段階は2つに分かれる。
1つは、違反と判定されたツイートを指示に従い削除したのち、提示されたペナルティタイムを過ぎれば復帰できる「アカウントロック」。
もう1つは、違反ではないことを証明できない限り、アカウントが復帰しない「凍結」だ。
これまで、何度かTwitterアカウントがロックされたことはある。
アカウントロックの場合、その原因の多くはNGワードである。
僕の場合は、他の人の酷い言葉を批判する目的で引用RTしたところ、それがアカウントロックされたりしていた。
しかも、すっかりツイートをしたことも忘れた数年前のツイートである。
アカウントロックの場合は原因とされたツイートを削除して、ペナルティとして課された一定の時間が経てばアカウントは復活するが、その時間はアカウントロックの度に延びていく。
僕の場合、集中攻撃されたのか、幾度かの数時間のアカウントロックが続き、最終的には7日のアカウントロックが開けた直後にさらに7日のアカウントロックをされ、14日に渡ってツイートできない状態となった。
さすがにそれまでのツイートはすべて削除するしかなかった。
しかし、いくら時間がかかるにせよ、アカウントロックは期限が決まっており、その時間が経てばとりあえずは解除される。
一方でアカウント凍結は解除の期限が明示されているわけではないので、いつ凍結が解除されるか分からないのである。
さて、ではどういう理由で凍結されたのであろうか。
・「DMCA違反」、著作権の侵害?
メールボックスを調べたら、Twitter社からメールが来ていた。
どうやらDMCAに違反したと言うことで、凍結させられたようだ。
DMCAとは「デジタルミレニアム著作権法」というアメリカの法律のことである。
この法律は、著作権を侵害しているコンテンツに対して、プロバイダの責任を求めるもので、著作物を盗用された人が、プロバイダに削除を求めることができるというものだ。
今回の場合の「プロバイダ」はTwitterとなる。
この申請がTwitter宛てに出されると、Twitterは自動的にそのコンテンツを削除し、アカウントをロックする。
さらに報告が寄せられればアカウントは凍結されてしまう。
最初にDMCA違反があったという報告がTwitterから僕にメールで通知されたのが23:44分。
そこから、最初のロックの報告が0時14分。
さらに凍結されたのが0時16分。全体として、わずか30分ほどの出来事である。
これらは僕自身が寝ている時間に行われたことで、翌朝になるまで僕は一切気づかなかった。
さて、では僕は本当にTwitterを凍結されるにふさわしい、悪質な著作権侵害を犯していたのであろうか?
断言してしまうと、僕は本当に著作権を持つ人から著作権侵害だと報告されたわけではない。
このDMCA報告は本当に著作権を持つ人とはまったく無関係な人から行われた「DMCA虚偽通報」・・・。
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ある朝、目覚めると、僕のTwitterアカウントが凍結されていた
論座:朝日新聞 2020年02月26日
https://webronza.asahi.com/national/articles/2020022500003.html
■アカウント凍結 本人に理由示さず 疑問の声
毎日新聞 2017/9/21
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代表的なSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)である「ツイッター」の運営方法に疑問の声が上がっている。
「差別的な投稿が放置されている」との批判がある一方で、理由が明示されないまま個人のアカウントが凍結される騒ぎも起きている。
「情報インフラ」と言われるまでに成長したサービスだが、投稿内容の適否の判断がブラックボックス視され、「政府の圧力」なる陰謀論すら出回る始末だ。【川崎桂吾】
「差別ツイート 野放しやめて」「NO HATE」--。
東京都中央区のツイッタージャパン前に今月8日、プラカードを持つ市民ら約100人が集まった。
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アカウント凍結 本人に理由示さず 疑問の声
毎日新聞 2017/9/21
https://mainichi.jp/articles/20170921/k00/00m/040/187000c
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