【東京都三鷹市】太宰治文学サロン・三鷹市山本有三記念館~東京北多摩スポット・観光・イベント・公園・大学など~

三鷹と言えば、文学の街。

太宰治、山本有三、武者小路実篤、三木露風などが住んでいた場所。

太宰治は約7年半を三鷹で過ごしています。

作家山本有三が住んでいたことも有名ですね!

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太宰治文学サロンとは?

 

平成20年3月1日、下連雀3丁目の太宰ゆかりの酒店「伊勢元酒店」跡地に「太宰治文学サロン」がオープンしました。

太宰の青春時代の流行である昭和モダンをデザインの基調とし、太宰作品をイメージして「やすらぎと再生の色」である緑を基本色とした、落ち着いた雰囲気の施設です。

室内には、展示ケースによる作品資料展示のほか、太宰が住んでいた頃の三鷹の写真や銀座のバー「ルパン」でくつろぐ太宰の写真、他、三鷹太宰マップ等が展示され、また関連の書籍を手にとって読んだり座ってゆっくり皆さんと交流していただくためのカウンターも設置されています。

日本近代文学を代表する作家・太宰治は、38歳という短い生涯の中で昭和14年9月より三鷹の下連雀に家族とともに移り住み、疎開期間を除いて約7年半を過ごしています。

三鷹は、まさに、太宰治の創作活動の拠点となった地と言えるでしょう。

施設概要

住所:三鷹市下連雀三丁目16番14号 グランジャルダン三鷹1階

開館時間:午前10時~午後5時30分

入場料:無料

休館日:月曜日(月曜が休日の場合は開館し、翌日と翌々日を休館)

 

 

 

三鷹市山本有三記念館とは?

 

三鷹市山本有三記念館は、作家・山本有三が1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで家族とともに住んだ家です。

有三はここで、代表作「路傍の石」や戯曲「米百俵」を執筆するとともに、自らの蔵書を利用して「ミタカ少国民文庫」を開きました。

進駐軍の接収に遭い有三はやむなく転居しましたが、「三鷹は私にとって忘れがたい土地である」と語っています。

接収が解除された建物は、研究所や文庫として利用された後、1996年(平成8年)に「三鷹市山本有三記念館」として開館。

現在は、山本有三の生涯と作品を紹介する施設として公開し、展覧会や朗読会などの事業を行っています。

山本有三は、武蔵野村(現武蔵野市)吉祥寺に住んでいましたが、家族が増えて家が手狭になりつつあったことや、周辺に家が建て込んできたことから、執筆に適した環境を探していました。

三鷹村(現三鷹市)下連雀に建つ洋館を訪れた有三は、静かな環境を気に入り購入を決意。

1936(昭和11)年に土地と建物を購入し、母ナカ、妻はな、4人の子どもたちとともに移り住みました。

三鷹での有三は、「路傍の石」や「米百俵」などの執筆を始め、「ミタカ少国民文庫」の開設や国語問題への取り組みなど、重要で多彩な活動を行いました。

施設概要

住所:東京都三鷹市下連雀2-12-27

【開館時間】午前9時30分~午後5時

【入館料】300円(20名以上の団体200円)

【休館日】月曜日、年末年始(12月29日~1月4日)