【添い寝の位置でわかる?】ワンちゃんと私の関係?~犬の本音が分かる添い寝の位置~

ワンちゃん



 

同じベッドで眠り、同じ食材を使った手作り食を与えるなど愛する犬と寝食を共にする飼い主さんも少なくありません。

人それぞれ愛犬への愛情の示し方は、十人十色で様々です。

 

愛犬が横になっている自分の隣で添い寝してくれると、信頼されているんだな、とか安心してくれてるんだな、と思って嬉しくなりますよね。

決まって私の足元で寝るので、寝返りができないなんてことも!愛犬と一緒に寝る飼い主のあるあるの一つですね。

 

そんなとき、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「なんで犬は飼い主の足元で寝るんだろう?」

 

実は、犬が飼い主のどの位置に寝るかで、犬と飼い主の親密度を知ることができるんです!

 

犬が飼い主の足元で寝る理由とは?

 

 

犬の祖先であるオオカミは8~15頭の群れで集団生活をしており、休息や眠るときはリーダーを中心とした塊になって休んでいました。

これは外部から身を守るための手段だけでなく、寄り添うことで暖を取るためでもあります。

 

つまり、あなたのそばで寝ようとするのは、あなたを群れの仲間だと思っているということです。

では、犬が自分の体を飼い主にピタッとくっつけて寝る場合、どんな理由があるのでしょうか?

 

犬が飼い主に体をくっつけて寝る理由

 

 

犬が飼い主に自分の体をくっつけて寝るとき、こんな気持ちでいるようです。

 

安心感を得るため
飼い主の存在をそばに感じていたいため
甘えや寂しさから
飼い主への依存
毎日の習慣
暖を取るため
ベッドの寝心地が良いため
寝ている飼い主を心配して

 

全ての犬に当てはまる訳ではありませんが、こういった気持ちから犬は飼い主のそばで寝ようとしています。

 

飼い主の足元あたりで寝るワンコは・・・

 

 

起きているときに自分の横や足元にすり寄ってくる姿もたまりませんが、足元で寝てくれるのも嬉しいですよね。

「飼い主の足元やお尻のあたり」で添い寝する愛犬は、あなたのことを認めていて、「頼れるリーダー」だと思っています。

 

先ほど、犬は元々群れで生活し、リーダーを囲むように寝ていたとお話しました。現代でも犬にはそういった習性が名残としてあります。

そのため、リーダーであるあなたの足元を寝床としているんです。

 

傍で寝かせてもらっているという謙虚な気持ちでいるワンコがほとんどです。

飼い主さんと良い関係を築いているので、そのままの位置で寝かせてあげてください。

 

愛犬が飼い主の傍で眠ること自体は安心や信頼をしている証拠であり、特にお尻を付けて寝ているのは強い信頼感を持っている証です。

野生時代の犬にとって、背後は敵に襲われる危険のある大事な場所です。

 

飼い主にお尻を付けるということは、背後を任せられる存在であると認めていることになるので、愛犬からとても頼りにされています。

また、甘えや飼い主への忠誠心、飼い主を守るために足元で寝るとも言われています。

 

飼い主のお腹あたりで寝るワンコは・・・

 

 

この寒い季節、一番居てほしい位置でもある「お腹周り」は、あなたのことを「仲間」や「親しい友人」だと思っています。

お腹あたりで寝るワンコは、飼い主のことを同等の立場であると思っています。

 

愛犬にとって、あなたは自分と同じレベルで大切な飼い主さん、ということ。

同等の立場が悪いとは言えませんが、リーダーがいるという安心感やどんな場面でも飼い主の言うことを守らせるためには、やはり飼い主の立場が上であると理解させた方がいいかもしれません。

 

飼い主の顔や胸のあたりで寝るワンコは・・・

 

 

愛犬が「頭や顔のまわり」で添い寝するのは、あなたのことを「弟分・妹分」だと思っています。

そして、「自分がリーダー」なので、あなたを守ってあげなきゃとも思っています。

 

飼い主より自分の方が優位に立っていると思っていることが多く、中には生活環境に安心できず神経を張り巡らしている状態の犬も多いようです。

特にソファや高い位置で眠ることの多いワンコは、環境に安心していない状態です。

 

そして普段から飼い主の言うことを聞かないワンコで、頭の近くで寝ているようであれば、ワンコ自身がリーダーだと思っている可能性があります。

顔の近くで寝ている場合は、飼い主のことを頼りなく思っており、自分の身は自分で守ろうとしています。

 

 

犬の寝る位置に、飼い主との信頼関係の深さが現れていたなんて驚きですよね。

愛犬と一緒に寝ることに賛否両論ありますが、反対意見の多くはしつけのできていない犬と一緒に眠ることで、立場が逆転しやすいことがあげられています。

 

しかし、立場を理解させることは一緒に眠るためだけでなく、どんな場面においても必要になってくることです。

日々の生活を愛犬中心の生活にしすぎるのではなく、メリハリを持って共に生活することで、しっかりとした信頼関係が築けるはずではないでしょうか。

 



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