Categories: 未分類

「コナミホールディングス(株)」の始まりと原点!~経営理念・企業理念/創業者・創立者・中興の祖『上月景正』/沿革・歴史など~

 

「コナミホールディングス(株)」の経営理念・企業理念(ビジョン・ミッション・バリュー・スローガン・指針・方針など)

 

 

「コナミホールディングス(株)」の会社の経営方針

 

 

私たちコナミグループは、『価値ある時間』の創造と提供を通して、常に期待される企業集団を目指します。

 

 

 

【コナミグループの企業理念を実現する、役職員の価値基準】

 

 

カスタマー・イン(お客様を第一に考えて、行動しよう。)

最高レベルの商品・サービスを提供することにより、お客様の満足度を最大化します。

 

 

 

チャレンジ(失敗を恐れずに、大胆に挑戦しよう。)

 

誰も体験したことのない夢と感動を提供するために、日々チャレンジを積み重ね、創造と革新を生み出します。

 

 

 

チェンジ(時代の変化を感じよう。)

時代は変化します。お客様のニーズも日々変わっていきます。時代の変化を敏感に捉え、柔軟に対応しよう。

 

 

 

コンプライアンス(品位と自覚を持って行動しよう。)

法と倫理を遵守することは信頼を獲得する第一歩です。小さな誤りでも、会社全体に影響を及ぼすことを認識し、誠実に業務に邁進します。

 

 

 

 

 

「コナミホールディングス(株)」の創業者・創立者・中興の祖『上月景正』~生い立ち・名言・創業の想い・考え方など~

 

 

 

上月景正(コナミ創業者)

 

上月景正(こうづき かげまさ)。

1940年生まれ。

 

1966年3月 – 関西大学経済学部を卒業

1969年3月 – 大阪府豊中市にてコナミを創業

 

1973年3月 – コナミ工業株式会社(現コナミホールディングス株式会社)を設立、アミューズメント機器の製造を開始

1982年6月 – 個人資産を拠出して財団法人上月教育財団(兵庫県許可)を設立。理事長に就任

1984年10月 – 業界で初めて上場会社にする(大阪証券取引所新二部上場)

1988年8月 – 東京証券取引所第一部上場を果たす

 

1992年8月 – 紺綬褒章受章

1993年10月 – 通商産業大臣表彰(情報化促進貢献個人表彰)

 

1996年5月 – 兵庫県文化功労者

1996年8月 – コンピュータエンターテインメント協会(CESA)を設立し初代会長に就任(現:名誉会長)

 

1998年3月 – 学校法人大阪電気通信大学 名誉博士号

1999年9月 – ロンドン証券取引所上場を果たす

 

2002年5月 – 日本経済団体連合会 理事就任

2002年9月 – ニューヨーク証券取引所上場を果たす

 

2005年3月 – 設立した公益法人3財団を、一般財団法人 上月財団(文部科学省許可)として統合

2006年11月 – 藍綬褒章受章

 

2011年1月 – 紺綬褒章受章

2011年3月 – ネバダ大学ラスベガス校 名誉博士号

 

2011年11月 – 旭日中綬章受章

2012年6月 – 同社代表取締役会長

 

2013年3月 – ヴィクトリア女王記念褒章受章

 

 

 

 

 

上月景正(コナミ創業者)の名言・考え方

 

 

 

昭和四十年代の頃、私はたまたまレコード会社に勤めており、ジュークボックスという機械が出てきて、それを担当することになったのです。飲食店など人の集まるところにジュークボックスを置いて、それにお客さんが十円、二十円入れて好きな曲を聴くというものです。昭和四十四年の創業ですから、それ以前の話です。当時は演歌が絶頂期でした。サラリーマンだったけれども、飲食店が相手なので、午後五時ぐらいから始まって午前二時までというように昼夜が逆転した仕事でした。ジュークボックスを飲食店などに売っていたのですが、高価なものなのでそう簡単には売れません。当時の日本ではものをつくって売るだけが仕事でした。ところがアメリカではずいぶん前からジュークボックスがあり、レンタルでやっていた。ジュークボックスをお店にただで置いて、収入を折半するというビジネス。これがレンタルの走りになりました。当時すでに在日米軍基地に軍人のための娯楽施設があり、そこにそういうものを置いていました。

 

 

 

 

 

そういう中でジュークボックスは、自分の好きな音楽を聴いているときはいいけれど、他人が選んだ音楽は聴きたくないでしょう。そこでジュークボックスの順番を待っている間、他に遊ぶ機械はないかとなった。それがゲーム機になっていくのです。なんでもよかったのですが、日本にはないからアメリカにあるものを真似てゲーム機がつくられていきました。当時はメダルゲームの人気があった。ビデオもコンピュータもないから、モーターとランプを組み合わせたメカニカルなものでした。夜店のスマートボールのようなもので、何にもなかったのでそれでよかった。何かあれば、他人の曲がかかっている時の暇つぶしになる。けれども、そのうちジュークボックスよりゲームの方がおカネの消費が早いから、儲かることがわかってくるわけです。さらに飲食店の売り上げより、ゲームの売り上げが大きくなり、だったら、ゲーム機だけ置いた方がいいとなり、それがゲームセンターになっていくのです。店の経営者にとっては仕入れもいらないし、機械が勝手におカネを稼いでくれるから、こんないいものはないと。

 

 

 

 

 

 

 

当社はダイエットができるゲームをつくっていた。音楽を聴きながら体を動かすだけでダイエットできるというものです。その時に、ピープルからカロリー計算などのノウハウをもらって、共同開発したのです。そのうち役員会で、リハビリできるゲームはどうかという案が出た。そういう方面も面白いねという議論をしていた中でどうせやるなら、病気にならないゲームの方がいいねといった話をしていたのです。そうした中で、たまたまマイカルが業績不振でピープルを売るという話が出てきた。健康産業はこれからの産業だし、何よりも世の中に受け入れてもらえる業種であることが魅力でした。住民から近くにはつくらないでくれと言われていたジュークボックスの時代から考えると、どこにも反対されないフィットネスクラブは大変な魅力でした。

 

 

 

 

 

波頭に乗るということです。世の中は動いているし、自分でこうなると思ってもそうならない。こうしたいと思ってもそうならない。世の中はみんなそういうものです。だからみんな苦労しているわけで、何でも思うとおりになれば苦労はないのです。しかし、思い通りにならないことばかり起こるわけでもないから、やはり待つということが必要ではないかと思うのです。

 

 

 

 

 

 

 

世の中はすべて循環しているのですから、その認識の元に、自分が立ち上がれるときに、よい波をつかんで立ち上がらないといけない。そうでないときに立ち上がろうとしてもなかなか難しい。それができる天才もいますが、普通はそうではない。自分の身の丈に合った、よい循環の波が来たときに、その状況にうまく乗って行く。波頭をとらえる。波の上から上へ、飛び移っていく。波が沈んでしまってからはい上がるのは困難なので、沈む前にぱっと次の波に乗っていかないといけないのです。

 

 

 

 

 

巡り合わせという面もあります。俗な言い方ではそれを運という人も多いです。だから波頭をとらえる目も必要。待っていればいい波が来るから、それにうまく乗っていけばいいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「コナミホールディングス(株)」の沿革・歴史(年表・社歴など)

 

 

1969(S44) 3月21日 上月景正(現・代表取締役会長)が創業

 

1973(S48) 3月19日 コナミ工業株式会社を設立(資本金100万円)、アミューズメント機器の製造を開始

 

1974(S49) 2月 資本金を400万円に増資、1975(S50) 9月 資本金を1,000万円に増資、1978(S53) 10月 資本金を2,000万円に増資、1979(S54) 1月 米国に製品を輸出、12月 資本金を4,000万円に増資

 

1980(S55) 5月 大阪府に新社屋完成 本社を移転大阪府に新社屋完成 本社を移転

 

1981(S56) 3月 KONAMIのロゴマークを制定KONAMIのロゴマークを制定

 

1982(S57) 3月 大阪中小企業投資育成株式会社から出資を受け、資本金を1億2000万円に増資
大阪市北区の大阪駅前第4ビルに本社を移転大阪市北区の大阪駅前第4ビルに本社を移転
10月 パーソナルコンピューター用ゲームソフト事業に参入
11月 米国に現地法人Konami of America, Inc. (現・Konami Digital Entertainment, Inc.)を設立

 

1983(S58) 11月 資本金を3億円に増資
12月 「MSX」パーソナルコンピューター用ゲームソフト事業に参入

 

1984(S59) 3月 大阪府に新・技術研究所ビル完成大阪府に新・技術研究所ビル完成
5月 英国に現地法人Konami Ltd.(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立
10月 大阪証券取引所新二部(市場第二部特別指定銘柄)に上場 資本金を29億4000万円に増資大阪証券取引所新二部(市場第二部特別指定銘柄)に上場
資本金を29億4000万円に増資
12月 ドイツに現地法人Konami GmbH(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立
「ファミリーコンピュータ」用ゲームソフト事業に参入

 

1985(S60) 11月 資本金を52億2700万円に増資

 

1986(S61) 8月 CIを導入 KONAMIのロゴマークを刷新CIを導入 KONAMIのロゴマークを刷新
神戸市神戸市中央区にコナミソフト開発ビル完成 本社を移転神戸市中央区にコナミソフト開発ビル完成 本社を移転
10月 大阪府に新生産管理部、流通センター完成大阪府に新生産管理部、流通センター完成
11月 資本金を80億9500万円に増資

 

1987(S62) 12月 コナミ興産株式会社(現・コナミリアルエステート株式会社)を設立

 

1988(S63) 2月 東京証券取引所市場第二部に上場
8月 東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場東京証券取引所及び大阪証券取引所市場第一部に上場

 

1991(H03) 5月 神戸市西区にコナミ技術研究所(現・神戸テクニカルセンター)完成神戸市西区にコナミ技術研究所(現・神戸テクニカルセンター)完成
6月 コナミ工業株式会社からコナミ株式会社(英文社名 KONAMI CO., LTD.)に商号変更

 

1992(H04) 9月 ぱちんこ機向け液晶ゲームの制作により遊技機事業に参入

 

1993(H05) 4月 東京都港区に本社を移転東京都港区に本社を移転

 

1994(H06) 8月 神奈川県座間市に東京テクニカルセンター完成神奈川県座間市に東京テクニカルセンター完成
9月 香港に現地法人Konami (Hong Kong) Limited(現・Konami Digital Entertainment Limited)を設立

 

1995(H07) 1月 阪神・淡路大震災により、神戸市中央区の神戸ビルが被災阪神・淡路大震災により、神戸市中央区の神戸ビルが被災

 

1996(H08) 11月 米国持株会社Konami Corporation of Americaを設立
豪州に現地法人Konami Australia Pty Ltdを設立

 

1997(H09) 1月 米国に現地法人Konami Gaming, Inc.を設立
3月 資本金を118億9200万円に増資
神戸市西区にAM機器事業本部工場(現・神戸テクニカルセンターに統合)完成神戸市西区にAM機器事業本部工場(現・神戸テクニカルセンターに統合)完成
10月 豪州ゲーミング機器市場へ参入
11月 シンガポール証券取引所に上場
オランダに欧州持株会社Konami Europe B.V.(現・Konami Digital Entertainment B.V.)を設立

 

1998(H10) 3月 資本金を120億2000万円に増資
10月 KONAMIのロゴマークを、斜体から正体に変更KONAMIのロゴマークを斜体から正体に変更

 

1999(H11) 2月 カードゲーム事業に参入
3月 資本金を130億1400万円に増資
9月 ロンドン証券取引所上場ロンドン証券取引所に上場
12月 神戸市中央区から東京都港区に本店登記を移転

2000(H12) 1月 世界最大規模の米国ゲーミング機器市場へ日本企業として初めて参入
3月 資本金を157億9300万円に増資
7月 英文社名を「KONAMI CO., LTD.」から「KONAMI CORPORATION」に変更
11月 新型金融商品「ゲームファンド ときめきメモリアル」を発表

 

2001(H13) 2月 株式会社ピープル(現・コナミスポーツ株式会社)を友好的なTOB(公開買付)により当社の子会社とし、スポーツ事業に参入
3月 資本金を473億9900万円に増資
8月 株式会社ハドソンに資本参加 関連会社とする

 

2002(H14) 3月 e-amusement(業務用機器のオンラインサービス)を展開
4月 KONAMIのスポーツ施設の名称を「コナミスポーツクラブ」に変更
8月 東京都千代田区の丸ビルに本社を移転東京都千代田区の丸ビルに本社を移転
9月 ニューヨーク証券取引所に上場ニューヨーク証券取引所に上場

 

2003(H15) 4月 設立30周年を機に新ブランドロゴマークを導入設立30周年を機に新ブランドロゴマークを導入
10月 日経平均株価(日経225)構成銘柄に採用される

2005(H17) 6月 米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング機器の新社屋完成米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング機器の新社屋完成

 

2006(H18) 2月 株式会社インターネットイニシアティブとの合弁会社、株式会社インターネットレボリューションを設立株式会社インターネットイニシアティブとの合弁会社、株式会社インターネットレボリューションを設立
3月 コナミ株式会社のデジタルエンタテインメント事業を株式会社コナミデジタルエンタテインメントとして会社分割し、コナミ株式会社は純粋持株会社へ移行
8月 KPE株式会社がパチスロ機を販売開始

 

2007(H19) 4月 東京都港区の東京ミッドタウンに本社を移転東京都港区の東京ミッドタウンに本社を移転

 

2008(H20) 8月 第29回オリンピック競技大会(2008/北京)に、日本代表としてコナミスポーツ競技部より3選手が出場して入賞、メダル獲得
9月 欧州サッカー連盟(UEFA)とサッカーゲームの制作販売に関するライセンス契約を締結

2010(H22) 9月 モバイルゲームの配信を拡大
11月 「e-amusement Participation(パーティシペーション)」導入

 

2011(H23) 1月 株式交換によりアビリット株式会社(現・株式会社コナミアミューズメント)を完全子会社とする
3月 東日本大震災により、コナミスポーツクラブ 仙台長町が被災
9月 愛知県一宮市に土地・建物を取得(現・コナミグループ一宮事業所)
12月 株式会社コナミデジタルエンタテインメントが、トムソン・ロイター社の選考する「世界の革新企業トップ100社」に選出

 

2012(H24) 3月 株式会社コナミデジタルエンタテインメントが株式会社ハドソンを吸収合併
6月 コナミ株式会社代表取締役社長に上月拓也が就任
7月 第30回オリンピック競技大会(2012/ロンドン)に、日本代表としてコナミスポーツ競技部より4選手が出場、体操男子個人総合金メダルをはじめ、合計6個のメダルを獲得

 

2013(H25) 4月 欧州の本社機能を英国・ウィンザーに集約(Konami Digital Entertainment B.V.)
6月 東京都中央区に「コナミクリエイティブセンター銀座」用地を取得
10月 米国ネバダ州ラスベガスでゲーミング&システム事業・第2工場の起工式を実施米国ネバダ州ラスベガスでゲーミング&システム事業・第2工場の起工式を実施

 

2014(H26) 1月 「JPX日経インデックス400」構成銘柄に採用される
6月 高砂電器産業株式会社(現・株式会社コナミアミューズメント)がぱちんこ機を販売開始
8月 コナミスポーツクラブ ダンシングスターズの選抜チーム「J.B.STAR」がダンス世界大会「WORLD HIPHOP CHAMPIONSHIP 2014」で優勝
10月 国内証券取引所への上場から30周年

 

2015(H27) 3月 コナミビジネスエキスパート株式会社を設立
9月 米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング&システム事業・第2工場完成米国ネバダ州ラスベガスにゲーミング&システム事業・第2工場完成
10月 コナミ株式会社からコナミホールディングス株式会社(英文社名 KONAMI HOLDINGS CORPORATION)に商号変更
株式会社コナミスポーツ&ライフから株式会社コナミスポーツクラブに商号変更

 

2016(H28) 4月 熊本地震により、コナミスポーツクラブ 熊本が被災
8月 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)に、日本代表としてコナミスポーツ競技部より6選手が出場、体操男子団体金メダルをはじめ、合計5個のメダルを獲得
11月 株式会社コナミアミューズメントが発足グループ会社の事業再編を実施し、株式会社コナミアミューズメントが発足

 

2017(H29) 8月 コナミデジタルエンタテインメントが、eスポーツ日本選手権「パワプロチャンピオンシップス2017」を一般社団法人日本野球機構(NPB)の公認大会として開催

 

2018(H30) 1月 タイ王国に現地法人 Konami Amusement (Thailand) Co., Ltd.を設立
6月 大阪府北部地震により、コナミスポーツクラブ 茨木、香里園など約20施設が被災
7月 コナミデジタルエンタテインメントと日本野球機構(NPB)がプロ野球全12球団によるeBASEBALLの共同開催を決定
9月 「第18回アジア競技大会 ジャカルタ・パレンバン」で『ウイニングイレブン 2018』(海外名『PRO EVOLUTION SOCCER 2018』)が日本唯一のeスポーツタイトルとして選出、本大会を実施

 

2019(H31) 3月 株式会社コナミスポーツクラブからコナミスポーツ株式会社に商号変更
(R1) 10月 『eFootball ウイニングイレブン 2020』(海外名『eFootball PES 2020』)を競技タイトルに、第74回国民体育大会「いきいき茨城ゆめ国体」文化プログラム「全国都道府県対抗eスポーツ選手権 2019 IBARAKI」が、茨城県つくば市で開催
12月 東京都中央区の「コナミクリエイティブセンター銀座」にて業務開始

2020(R2) 1月 「コナミクリエイティブセンター銀座」に開設したesports 銀座 studioがeスポーツ施設として稼働を開始し、一般社団法人日本野球機構(NPB)と共催で、「eBASEBALL プロリーグ」2019シーズンのeクライマックスシリーズ・e日本シリーズを開催
4月 コナミホールディングス株式会社 代表取締役社長に東尾公彦が就任
6月 東京都中央区銀座一丁目11番1号に本店を移転

 

arashioono