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波瑠の「大切な」言葉たち~波瑠の名言・人生・生き方など~


波瑠の「大切な」言葉たち

スタッフの方々からは、「あそこ良かったよ」と言ってもらえるのですが、自分の仕事に対して、視聴者からのリアルな反応が返ってこないと、このままで本当にいいのかなと迷ってしまいます。

放送が始まる何ヵ月も前から撮影が始まります。その間、視聴者からの反応はありません。ひたすら自分の芝居をモニターで確認し、反省するだけです。

仕事を始めた当初は、演技ができなくても、許されていた部分がありました。でも、数年たつと、「まだそれしかできないの?」という場面に直面することが何度か出てきました。現場は流れていくもので、立ち止まれません。たとえ私の演技に不満があったとしても時間に追われて渋々OKを出さざるを得ないことも。そのときの監督の顔や、現場の雰囲気にすごく申し訳ないと思うと同時に、悔しくて悔しくて。もう二度とこんな思いを味わいたくない。できなくてもいいから、自分の100%を出そう。そう思えたのは19歳の頃でした。

心と身体は、全部がつながっています。それを忘れずに、落ち込んだらまずは身体を回復させることが、私にとっては気持ちを浮上させる鍵となります。

言葉って思っている通りには届かないものだということを思い知りました。目を見て話せる場にいたとしても届かないものは届かない。単語に対して抱いている認識が違えば、ささいな一言が全く違った意味で伝わってしまう。本当に難しいものですね。

人と話したり本を読んだりすることで、取り巻くものや変わっていく状況に対して 自分がどう在るか を中心に考えることができるようになった気がします。それも成長だし、客観的に自分を観察できるのも成長なのかなと。完璧にそれらができているかと聞かれればまだまだですけれど。

上とか下とか、この人だからこういう対応とかではなく……。生意気だと思われてしまうこともあるんですが、(どんな人にも)媚びることなく極端にせずという気持ちです。

毎日満足いかないです。ああすればよかったと思うことばかりで…。器用ではないのでうまく力を抜いたりはできない。そういうのがない分、体当たりで、できるだけの力で向かって行こうと思います。

女優としての意識がきちんと芽生えたのはここ数年だと思います。波瑠という女優を求めてもらうにはどうしたらいいのかと考えるようになりました。私の良さをアピールするとしたら、柔軟なところだと思うんです。これといったものを持っていないから、逆に何でも正解にできる。そう気付くことができたのがここ数年の大きな変化です。

私たちは地道な作業を積み重ねていって、華やかな表に出すところが共通していると思います。そこまで華やかなものを想像してこの仕事を始めたわけじゃないですが、思い返してみると地味な期間は長かったです。

私たちが裏を用意するそのさらに裏を用意する方々がいます。作品に関われば関わるほど、いろんな方が組み立ててくれた土台があって、私たちの土台が整っているんだなっていう偉大さは年々大きく感じるようになりました。なので、現場の皆さんが笑ってくれるとうれしいです。この人たちを笑顔にできるために頑張りたいっている気持ちも生まれるようになりました。自分一人でやっていないというのはすごく大きいです。

オタクなんですよね。漫画とかばっかり読んで、自分の時間ばっかり好きで、出不精なんですよ。

きっと器用な人だったら、誰も不快にさせることなく全うできるのかもしれませんけど。誰から見てもいい子、いい人でいる事だけが、全てではないのかもしれないなと、考えたりしました。

それはそういうものだからと、受け流すのは簡単です。でも、疑問を持ち、立ち止まるという作業をしないのはもったいないと思います。「なんで? 私はこう思う」って、考え抜いた末に出した答えを持つ人が社会を変えていくように、女優もまた、立ち止まって出した答えが、自分自身の表現を豊かにし、人間の幅を広げていくのだと信じています。

気持ちが沈んだときは寝ます。今日はダメだったかもしれないけど、明日は頑張るうって。

自分らしくしているのがいいのかな。それと親切であるということは、とても大事だと思います。女性らしさをフェミニンで片付けず、人間味のあるたくましさも持って……女性はこうあるべきとか、こういうことが女性らしくて褒められるとか、そういう枠でくくるのが窮屈に感じるので、そういう枠がなくなればいいのにと思いますね。人間らしく……でいいんじゃないかな。

食らいつけるものには、食らいつこうと思って何度落ちてもオーディションを受け続けました。

仕事を始めた当初は、演技ができなくても、許されていた部分がありました。でも、数年たつと、「まだそれしかできないの?」という場面に直面することが何度か出てきました。現場は流れていくもので、立ち止まれません。たとえ私の演技に不満があったとしても時間に追われて渋々OKを出さざるを得ないことも。そのときの監督の顔や、現場の雰囲気にすごく申し訳ないと思うと同時に、悔しくて悔しくて。もう二度とこんな思いを味わいたくない。できなくてもいいから、自分の100%を出そう。そう思えたのは19歳の頃でした。

わからないことをわからないって正直に言える人でいたいです。

携わる作品の一部を自分が担っていく、責任感を持って取り組んでいくっていうことを覚えてからは世界が全然違います。もちろん難しく感じることや課題が同時に生まれます。例えば私のお仕事なら、この作品が良いものになるか、どれだけ面白くなるか、そこに自分が関わっているということをきちんと理解すること。誰かが、見えない何かが、魔法をかけて面白くしてくれるんじゃないんです。どうしたって自分たちの積み重ねる毎日が作品を作り上げていくんです。そのために自分にはどれだけのことができるのかなという、挑んでいく感覚ですね。

毎日気持ち良く仕事するためには、ある程度、割り切るというか、折り合いをつけていくことも必要。

もちろん、好きなことばかりしているわけにはいかない現実もあるはず。そんなつらい状況になっても『続けたい!』と思えることが、自分の未来につながる一歩になります。

環境が変わると不安になったり、落ち着かない時もありますね。私もこういう時期は体調や肌が揺らぎます。季節の変わり目なのも関係してきますね。自分のペースに落ち着くまではちょっとしんどいかもしれませんけど、少しずつ前進できればいいんじゃないですかね。楽をするのとはちょっと違う、挑んでいくことを楽しめたらいいと思うのです。

色々な初めては不安だし心も折れますけど。まっすぐ立ち向かえば、その経験が自信と勇気になりますから。何年か後になってもその経験に背中を押される時もきっとあります。目の前のことを頑張ったら、また違う世界が見えてきます。見えてくると信じて、進むのみです。

たとえ失敗しても、それで大きなリスクになることって意外にないと気がつく。すると気持ちが切り替わり、難しい役や新しい作品にも思いきり向き合っていけるんです。

意味のない時間なんてないです。というより、そう思える時間にするかしないかは自分次第だと思うのです。

波瑠とは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)

波瑠。

東京都出身。

ホリエージェンシー所属。

2004年、中学1年生の時にプロモーションビデオのオーディションに応募し、その時にスカウトされ芸能界入り。

最初の数年は全く仕事がなく、当初は、2008年の映画『リアル鬼ごっこ』の冒頭で電車に跳ね飛ばされて亡くなるだけの役のような台詞も何もない役がほとんどだった。

2006年、WOWOWのドラマ『対岸の彼女』でエキストラのような形でデビュー。

同年、SONY Walkman × NET JUKENETのCMでCM初出演。

『だからワタシを座らせて。 通勤電車で座る技術!』で映画初出演、『14才の母』で連ドラ初出演。

2007年5月よりファッション雑誌『セブンティーン』の専属モデルとして活動。

同年、映画『檸檬のころ』に出演した際に、役作りのために独学でギターを覚えた。

時間約10分程度のショートムービー『恋のポロロン』で映画初主演。

2008年4月から翌2009年4月まで『めざましテレビ』(フジテレビ)内のコーナー『MOTTOいまドキ!』でいまドキ娘を担当。

「I miss you/MESSAGE〜明日の僕へ〜」でCDデビュー。

また、FUNKY MONKEY BABYS の「告白」でPV初出演。

映画『恋空』に続きドラマの『恋空』(TBS)にも出演。

2009年、映画『山形スクリーム』に波来前胸恵役で出演。

映画『女の子ものがたり』にも出演。

2010年、『マリア様がみてる』に小笠原祥子役で長編映画初主演。

2012年3月に表紙を7回務めた『Seventeen』を卒業、同年4月より『non-no』専属モデルとして活動。

NTTdocomo BOOKストアのCMに新人の村松役で出演。

同年5月、現在の公式ブログ(「Haru’s official blog」・アメーバブログ)を開設。

2013年4月から2014年3月まで『A-Studio』(TBS)のアシスタントを担当。

さらに、スペシャルドラマ『いねむり先生』(テレビ朝日)では夏目雅子をモデルとしているマサコ役を演じた。

また、22歳で出演したドラマ『ノーコン・キッド 〜ぼくらのゲーム史〜』では、美人ゲーマー・高野文美の15歳から45歳までを1人で演じた。

2014年、『おそろし〜三島屋変調百物語』(NHK BSプレミアム)でドラマ初主演。

さらに、『がじまる食堂の恋』で長編映画単独初主演。

2015年、映画『アゲイン 28年目の甲子園』にマスターズ甲子園のスタッフの役で出演。

NHK連続テレビ小説『あさが来た』のヒロイン・白岡あさ役に抜擢、と同時に『non-no』を卒業。

2016年、『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』(関西テレビ)で民放連続ドラマ初主演。

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