「can’t do」で考えるのではなく「can do」を考える。~エディー・ジョーンズ(ラグビー)名言集と軌跡~


新しいことに挑戦、チャレンジする人を応援したい。

私達日本人一人一人が、50cm前に一歩進むと、地球一周分に匹敵するのです。

それが、私の50センチ革命。

一人一人の個人が、一歩前に進むこと。

これが、新しい未来を生み出すのではないでしょうか。

元気になれる名言や格言、言葉や発言を「人物」にフォーカスしてご紹介いたします。

目の前にある、小さなものでも構いません。

新しい一歩を!

過去と他人は変えられない。

変えられるのは自分と未来だけです!

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Contents

■エディー・ジョーンズ名言集

日本人は、外国人に比べて、体格的に劣ります。これはどうしようもないことです。それなのに、外国のやり方を真似ていては、いつまでも勝てないのは当たり前です。日本が世界の舞台で勝つためには、長所を生かし、短所を補う必要がありました。

『ジャパン・ウェイ』は、パスをつないで常にボールを動かす。そして攻め込まれている場所からでも攻撃し続ける勇気が必要です。日本がニュージーランドや豪州といった強豪のまねをしても、彼らにある能力が我々にはないのだから意味がありません。

日本らしさを考え、他の国のコピーをしないこと。これが重要になる。考えてみてほしい。日本の経済が一番良かった時、日本は一番良い家電製品を作り、世界に誇っていた。スポーツも同じことだ。どれだけ自分らしさを出し、ユニークに戦えるかだ。

日本に最初に来たとき、私は東海大学ラグビー部のコーチでした。最初に会いに行ったのが、柔道の山下(泰裕)さん。彼の練習を見て、日本人のメンタリティをそこで理解して、それが自分の助けになっています。日本代表のヘッドコーチになってからは真鍋(政義=女子バレーボール日本代表元監督)さん、原(辰徳=巨人元監督)さん、水泳の平井(伯昌)さん、サッカー女子日本代表の佐々木(則夫=現・十文字学園女子大学副学長)さんにお会いしました。日本の代表チームで成功を収めている人たちにお会いして、彼らが日本のチームでうまく成功したことを教えていただいて、自分はどうすればうまくできるかを学びにいきました。謙虚な心を忘れずに、自分自身が常に成長しなければいけないと知っておくことが大事です。例えば電車に乗っているけど、終点には着かない。いつも終点に向かっているけれど、決してたどり着かない、と。

例えば、貧乏な家庭に生まれたから貧乏に育つわけじゃない。それが決して運命ではないことを分かってほしい。スポーツにおいても、体の小さい選手がいい選手になれないということはない。私が言いたいのは、自分で人生はコントロールできるということ。それが何よりも重要だ。

ジャパンウェイというのは日本人らしい、日本にしかない独特のラグビーということ。要はそれまで日本のラグビーというのは、体が小さいと言われても、体の大きなヨーロッパやオーストラリア、ニュージランドなどのラグビーを模倣しようとしていたんです。そうじゃなくて、日本人にしかできない、日本人らしいラグビーをやる。それがジャパンウェイだ、と。

私が日本に来て最初にサントリーをコーチしたとき、(チームが重視するのは)トレーニングをいかに長くやるかがすべてでした。例えば4時間練習したら、イコール「本当によくやった」となる。いい例がテレビドラマの「スクールウォーズ」です。タックルできない人がいたら、何百回もタックルの練習をします。私はサントリーでその考え方を変えるために、「時間を決めて練習するから、そこで100%の力を出しなさい」と言いました。「それができれば、練習が1時間で終わることもある」と。最初の練習では、10分でセッションをやめさせました。なぜなら、100%の力でやっていなかったからです。選手たちは練習したいのに、私は練習をやらせなかった。そうやっていくことで、選手のマインドセットを変えることができました。同じことを日本代表でも何度もやりました。コーチがただやみくもに「トレーニングしなさい」と言ってやらせるのではなく、選手たち自身が成長したいという意思を持つことが必要です。仕事の残業も同じことですよね。例えば自分が上司だとして、帰らずに社内で残業する。部下は、上司がいるから残業しなければと思います。でも実際には、自分がどうすれば会社に貢献できるかと考えて仕事をしていくべきです。それが本当の意味での“仕事”ですよね。両者にはマインドセットの違いがすごくあると思います。

「勝って日本のラグビーの歴史を変えよう」という目標は、個々人が能力の限界を超えた力を引き出す、大きな動機づけとなった。何か特別なことに関わることは、自分が変われるということだから。

『信じる』という部分において、私はチームの目標、ビジョンを与えた。大きな意味で、なぜこれをやるかという理由について。それは日本のラグビーを変えること。その夢を実現する。毎日、どのチームよりも世界一のハードワークをしている。それが分かれば、自信につながる。それによって勇気をもって戦うことができると導いていた。

コーチングをしていると、選手から反応をもらえますよね?いい例がミーティングです。以前のミーティングでは選手たちは受け身で、情報を受けるだけでした。でも、いまの人たちはそうやって学ぶだけではありません。むしろミーティングでは、選手たちに対して「あなたたちも参加しているんだ」と自覚させる必要がある。選手は「この場で何かを得られる」と考え、参加者(participant)であるべきだと思います。だからコーチは選手に「これをやれ」と言うだけではなく、しっかり会話をして、選手たちを自分に引きつけなければいけない。選手たちが知識を獲得し、考え方を深められるように促していくための働きかけが必要です。最もいい例が、五郎丸(歩)です。彼はいわゆる、昔ながらの日本人の青年です。2015年W杯に向けて日本代表に入った当初、彼は早稲田のスーパースターでした。ミーティングでは部屋の一番後ろに座って、下を向いて話を聞いていた。そうして、情報をもらうだけでした。でもW杯が終わる頃には一番前に座り、前のめりになって、いろいろ質問をしてきました。単なる傍観者(recipient)から、参加者(participant)に変わったんです。そうした変化があったから、彼はチームへのエンゲージメントと自身のモチベーションを高め、日本代表での存在感も強まりました。五郎丸は自分に対する姿勢が高まれば高まるほど、プレーもよくなっていったんです。

日本はその昔、多くの人が田んぼの仕事をしていたと友人から聞いたことがある。村を作って、ボスとなる村長がいる。みんなで力を合わせて働かなければいけなかった。だから、チームで何かをやるというのは日本の文化の一部でもある。みんなで一丸となってパワーを発揮し、何をどう達成したいかを共通理解することが大事なんだ。

具体的には、4年間の長期計画を組んだうえで、本番前の今年は4月からみっちり練習を積み上げてきた。練習も多い時は早朝5時から、1日4回に分けた走り込みやチームプレーのメニューをこなしていた。

ラグビーはフィジカルの戦いです。ある選手がボールを持った、そこのラインを越えるためにはその選手を止めないといけない。もしくは自分がボールをもらったら、自分は相手のラインを越えていかないといけない。そのためにはフィジカル的にタフにならなければいけないし、フィジカル面を仕上げるのはラグビーでは最低限の話です。相撲と同じで、140キロなければ土俵で勝負になりません。でも今後、日本がラグビーネーションとして先に進んでいくためには、戦術的にもっと賢くなり、自分たちで戦術を使い分けられるようにならなければいけない。例えば、ラインアウトで早くボールを勝ち取る方法を見つけ出す。スクラムで早くボールを勝ち取る方法を確立する。ラックで早くボールを勝ち取る術を習得する。そうしたことが必要です。

一番大切なのは、なんといっても準備です。スポーツの世界では、身体面での準備は不可欠ですが、メンタル面の準備も重要です。

スポーツは、身体的なものによる部分が大きいと考える方が多いかもしれませんが、実際は、そうではありません。考え方や姿勢など、精神的なもののほうがずっと大きいのです。

日本のラグビーをすると思って勇気を持って戦ったことだ。あの時は限界を超えられるチームになっていた。チームで何かを一緒にやることだけではなく、日本のスポーツ界でラグビーを変えたいという思いがあった。勇気は信じることから来る。『自分はこれができる』と信じることができたら、勇気を持って行動することができるんだ。

チームに「ジャパン・ウェイ」という日本独自のやり方を植え付けました。これは、ほかの国には真似できない「日本人らしさ」を、徹底的に活かしたものです。そこにはプレースタイルやトレーニング方法だけでなく、努力の仕方、マインドセット(心構え)など、精神的なものを多く含まれています。

私が成し遂げたかった最大の目標は、日本代表が代表のジャージーに誇りを取り戻し、ファンが誇りを持って応援することだった。それを成し遂げた選手たちを誇りに思う。

体をぶつけて走るラグビーで体重の軽い日本人選手は不利なので、違う形で勝つ方法を見つけなくてはなりません。私が掲げる『ジャパン・ウェイ』は、パスをつないで常にボールを動かす。そして攻め込まれている場所からでも攻撃し続ける勇気が必要です。日本がニュージーランドや豪州といった強豪のまねをしても、彼らにある能力が我々にはないのだから意味がありません。かつて米アップルの『iPod』をまねしようとしたライバルは見事に失敗しました。アップルが新しい機能の付いたものを出してきたからです。コピーは後じんを拝するのです。

大切なのは自分の強みを把握して最大限に生かすことです。しかも選手は弱点をなくすより強みを磨いたほうが楽しいし、自信を持ちやすい。自信が持てれば、弱点も次第に克服しやすくなります。でも、日本の伝統的な指導の仕方は逆なのではないでしょうか。1996年に東海大学のコーチとして初めて来日したとき、練習で『ノーミス』という言葉が飛び交っているのが印象的でした。練習でミスをしてこそ本番で改善されるもの。ミスを恐れて萎縮してしまっては逆効果です。

日本人は世界のどの国民より辛抱強く、向上する余地を持っています。あんなに混んでいる満員電車に乗り、朝から晩まで働けるのは、1つの証拠でしょう。その辛抱強さを生かした練習方法が『モダン武士道』です。規律と厳しさを重んじながら、スポーツ科学の要素を加えたトレーニングです。これに従って日本代表は世界の誰もが寝ている早朝から練習し、不利な肉体面を補強する。そうすることで自分たちが準備万端であるという自信を持てるようになるのです。

「ハードワーク」が意味するのは、ディープワークです。ディープワークとはハードワークするだけでなく、メンタル面でもアクティビティ(行動)に対して自分の頭をきちんと合わせること。つまり、向上する意思があるということです。例えばジムで60分トレーニングするとします。あなたにはチョイスがある。ただ60分トレーニングをするのか、もしくは自分を向上させるために60分トレーニングをするのか。ただ60分トレーニングするのは「頑張る」。60分、自分を成長させるために行うのがディープワークです。

体をぶつけて走るラグビーで体重の軽い日本人選手は不利なので、違う形で勝つ方法を見つけなくてはなりません。私が掲げる『ジャパン・ウェイ』は、パスをつないで常にボールを動かす。そして攻め込まれている場所からでも攻撃し続ける勇気が必要です。日本がニュージーランドや豪州といった強豪のまねをしても、彼らにある能力が我々にはないのだから意味がありません。かつて米アップルの『iPod』をまねしようとしたライバルは見事に失敗しました。アップルが新しい機能の付いたものを出してきたからです。コピーは後じんを拝するのです。

日本人の強みは、真面目で忍耐力があることです。それは間違いなく世界一です。他の国の選手なら、とっくに逃げ出しているでしょう。

オーストラリアでも南アフリカでもイングランドの選手でも、あそこまで練習に打ち込むことは絶対にできない。

「Japan Way」とは勇気を持って相手へアタックし、国の誇りを持ってプレーすることです。スキルフルなラグビーをプレーし、シェイプを用いた意図的な攻撃をしかけ、国際舞台で戦うマインド・セットを持つこと。そして、何よりも勝利を愛して止まないチームーーそれが「Japan Way」です。

スポーツはヒューマンサイエンスです。完璧なサイエンスではなく、他者との関係性のなかで行われるものです。コーチングには公式が存在しません。すべての選手は違うし、すべての状況は違います。公式は存在しないから、自分で正しいやり方を見つけなければいけない。大事なのは、細部まできちっとした緊張感(tense)を持たせていくことです。緊張感というのは、例えばどれだけの力でチームをサポートするか。自分がどれだけの力を注いでチームにチャレンジさせるか。一つ一つのチームでそれらのバランスが違うから、緊張感を適切に変えなければいけない。それが、アートだということです。ここに50%、ここには50%とは言えないし、適切なバランスを構築するという点で、コーチングはアートだと思います。日によっても、そのバランスは変わりますしね。

選手一人ひとりにとって、何が必要なのか、それを見極めるのがコーチングにおける『アート』なんです。選手個々の能力を引き出すためには、どのようなコミュニケーションを取るべきなのか。それこそ数限りないケースが考えられるわけです。その見極めにこそ『アート』が生まれる余地があります。

自分が日本ラグビーを救うのだ、という使命感をずっと持ち続けてきました。私は長い間日本のラグビーにかかわってきて、この国にもいい選手がたくさんいることを知っている。彼らは勤勉で、忍耐強く、ハードワークを厭わないということを知っている。ラグビーを愛するファンがたくさんいることも知っています。それに相応しい代表チームがあるべきなのです。そして、それを世界に知らしめるチャンスはワールドカップしかないのです。

成長に対して前のめりになり、自分はどうすれば成長できるのかと、常に考えていなければならない。例えばトヨタはカイゼンという言葉を使っていますが、常に向上するのがカイゼンですよね。常にカイゼンすること、その対象を見つけなければいけない。難しいですよ。

郷に入れば郷に従えとは異なると言うことです。私が言いたいのは、その場に溶け込んでしまうことではありません。そこで何かを生み出したいなら、よく観察し、できることとできないことを判別しなければならないと言うことです。

イングランド代表でイングリッシュスタイルラグビーを築き上げています。この3年間で選手たちは本当にフィットしてきました。W杯本番までに残り20%の道のりがあるので、ウイニングマインドセットをチームに落とし込んでいるところです。

イングランド人と日本人はとても似ています。すごく礼儀正しく、親切で、成功に対してそこまで貪欲ではありません。というのは、すでに心地よい生活を送っているからです。イングランド代表におけるメンタルチェンジのプロセスは、日本でやったことと結構似ていますね。

オールブラックス(ニュージーランド代表)は同じチームで8年かけて優勝しようとしています。だから、我々はそれより良くならなければならない。

組み合わせが決まった2年半前からこの試合のために準備してきた。

“自分は成し遂げた”なんて思ってはいけない。私は、自分のことをいいコーチだなんて思っていないです。自分はいいコーチになろうと進んでいるけれど、ずっと成長、成長、成長の積み重ねだと思います。

勝つためには、まず自分自身をよく知らなければいけないし、相手はどういう存在かを知らなければなりません。また自分が置かれている環境についてもよく知らなければならない。これらすべての準備を整える、これはビジネスも同じだと思います。

大事なのは自分たちにとって正しいフィロソフィを構築して、システムを信じ、正しいマインドセットを持つこと。そして、どれだけ運動量の多い選手をそろえるか。最後はそこに尽きると思います。

フィジカル面を仕上げるのはラグビーでは最低限の話です。相撲と同じで、140キロなければ土俵で勝負になりません。でも今後、日本がラグビーネーションとして先に進んでいくためには、戦術的にもっと賢くなり、自分たちで戦術を使い分けられるようにならなければいけない。

ラグビーは世界で最もフィジカルなスポーツです。しかし、私たちは勝てない言い訳を探し出すよりも、「Winning Advantage(勝利につながる長所)」を見つけるべきなのです。

ボディ(体)じゃなくてブレイン(頭)を鍛えることが重要なんです。

「can’t do」で考えるのではなく、「can do」を考えるのです。

■エディー・ジョーンズとは?

エディー・ジョーンズ。

父はメルボルン出身のオーストラリア人、母は広島県をルーツに持つ日系アメリカ人2世のハーフで、エディー本人はクォーター(1/4)になる。

兄弟は姉が2人。

妻のヒロコ夫人は日本人の日本語教師で、娘が1人いる。

好物は寿司。

日本は「第二の故郷」。

現役時代のポジションはフッカー。

身長173センチ、体重82キロ(公式発表)と大柄なフッカー選手が揃うオーストラリアラグビー界では小柄な体形であるが機敏な動きで活躍した。

ニューサウスウェールズ州代表に選出された経歴を持つが、オーストラリア代表(ワラビーズ)に選出された経歴はない。

1992年シーズンで現役生活から引退した。

シドニー大学で体育学を専攻し1982年に卒業(学位は教育学士)。

大学卒業後は教員となり、体育を教える。

プロラグビーコーチ転身前の1994年は「インターナショナル・グラマー・スクール」(シドニー)で学校長を務めていた。

日本人妻のヒロコ夫人とはこの学校で知り合い結婚する。

1995年、東海大学体育会ラグビーフットボール部の青森合宿に参加するため初来日。

1996年に同部コーチに就任。

ラグビー指導者としてのキャリアは日本が始発点となる。

同年ラグビー日本代表フォワードコーチを兼任。

1997年4月、サントリーサンゴリアスフォワードコーチに就任するも、スーパーラグビーACTブランビーズヘッドコーチに内定したため同年9月に移籍。

ACTブランビーズとは4年契約を結び2001年までヘッドコーチを務める。

2001シーズンにはスーパー12ファイナルで南アフリカのシャークスに36-6で勝利し初タイトルを獲得。

オーストラリアのラグビーチームとしては初となるリーグ制覇を達成。

この間の通算成績は28勝20敗。

1999年にオーストラリアン・バーバリアンズコーチを兼任。

2001年、ロッド・マックイーンの後任として、ノンキャップながらワラビーズのヘッドコーチに就任。

代表キャプテンにジョージ・グレーガンを指名。

2003年ワールドカップではワラビーズを決勝戦延長まで進めるもイングランド代表を前に17-20で敗北。

オーストラリアラグビー協会とは2007年ワールドカップ終了までの契約を結んでいたが、2005年シーズンに9戦8敗と大きく負け越しこの年に代表ヘッドを更迭された。

ワラビーズでの通算成績は57戦33勝23敗1分。

2007年、レッズのヘッドコーチに就任するもチームは14チーム中14位に終わり、ジョーンズのコーチ業は終わったと酷評された。

2007年に南アフリカ代表(スプリングボクス)のチームアドバイザーに就任し、2007年ワールドカップでのスプリングボクスの優勝に貢献。

2008-2009シーズンはイングランドのサラセンズヘッドコーチ(12チーム9位)。

2009-2010シーズンはジャパンラグビートップリーグのサントリーサンゴリアスGM、2010-2011シーズンはサントリーサンゴリアスGM 兼 ヘッドコーチを務め日本選手権優勝。

2011- 2012シーズンはトップリーグ制覇と日本選手権優勝の2冠達成。

外国人指導者としては初となるリーグ制覇を達成した。

2011年12月、ラグビー日本代表ヘッドコーチに内定。

契約期間は2012年4月からラグビーワールドカップ2015終了後の12月31日まで。

2012年4月に正式就任し、同年6月にウェールズ代表から初勝利をあげるなど日本チームの向上に貢献した。

2013年10月に脳梗塞と診断され、一時入院した。

2015年8月25日、同年11月1日付けで日本代表ヘッドコーチを退任することが日本ラグビーフットボール協会より正式に発表される。

2015年ラグビーワールドカップ(イングランド大会)では世界的な強豪チームである南アフリカ代表に勝利。

W杯16連敗中、ワールドラグビーランキング13位の日本代表が過去2回のW杯優勝経験を持つランキング3位の南アフリカ代表を34-32で破った。

この試合は全スポーツの中でも「至上最大の番狂わせ」と言われた。

日本代表は24年ぶりのワールドカップ勝利だった。

しかし、2015W杯は4戦3勝1敗の成績を残すも、ボーナスポイントの不足により予選プール敗退。

エディジョーンズは日本代表HCとして、通算成績44戦29勝15敗。勝率66%。

2015年9月21日、スーパーラグビーに参戦するストーマーズヘッドコーチに内定。

契約期間は2018年シーズン終了までの2年。

2015年11月13日、ストーマーズヘッドコーチに正式に就任。

正式就任前よりイングランド代表HCを退任したスチュワート・ランカスターの後任候補として注目され、同年11月20日、ラグビー・フットボール・ユニオンはジョーンズがストーマーズとの契約を解除し、イングランド代表ヘッドコーチに同年12月に就任と発表した。

契約期間は2019年シーズン終了までの4年契約。

イングランド代表としては初となる外国人ヘッドコーチに就任。

2019年ラグビーワールドカップ(日本大会)では、エディジョーンズ率いるイングランド代表は、W杯2連覇中、世界ランク1位ニュージーランド(オールブラックス)に19-7で歴史的な勝利を飾った。

ニュージーランドはW杯での連勝記録が18でストップし、史上初の3連覇ならず。2007年の準々決勝フランス戦(18-20)以来の黒星となった。

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