新しいことにチャレンジする人を少しでも増やしたい!


チャレンジする勇気

初めまして!

私は元東証一部のベンチャーキャピタルに在籍し、ベンチャー企業(投資先)を発掘してきたキャピタリストです。

今まで2000社以上の企業訪問を実施し、様々な経営者、代表に会ってきました。

今回なぜ、このブログを書こうと思ったのか、背景を少しお伝えします。

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Contents

会社の探偵?!大手信用調査会社の調査員とは?

私はもともと、大手信用調査会社に在籍していました。

信用調査会社?

そう思われたかもしれません。

企業を調査する企業です。

うん??

まだわからないですよね。

企業データを収集し、企業の安定性や成長性を調査して日本全国のデータベースを構築し、企業間取引の信用性を提供する仕事です。

企業の探偵のような仕事でもありました。

実際、逃げた社長の追跡調査などもやっていました。。。

胡散臭いなあ、と思われたかもしれませんが、全国には大手信用調査機関は2社しかなく、ほぼ2社で独占、企業が企業を調査する際に打診するには、この2社に頼むしかないのです。

企業間取引において情報収集するには意外と重要な企業でもありました。

社員数も2000人以上在籍し、日本国内300万社といわれる企業データベースを日々更新しています。

私もこの大手信用調査会社に約8年、現場の信用調査員として第一線で企業情報収集をしていました。

信用調査員はどうやって企業の情報を収集するのでしょうか。

上場企業であれば、証券会社や各種ネット上にも売上や利益、財務や社員数など詳細に企業データは公表しています。

しかし、上場企業はほんの一握りでしかありません。

日本国内約300万社の大多数が未上場企業です。

この非公開の企業情報を収集するのが調査員の仕事です。

様々なノウハウ、収集方法があるのですが、その内容はまた次回にお伝えしますね。

ベンチャーキャピタルの仕事とは?

大手信用調査機関の後、ベンチャーキャピタルに在籍しました。

各種未公開企業の中小企業、ベンチャー企業を調査してきたノウハウや経験を生かした転職です。

一般的にベンチャーキャピタルは、株式公開を前提としたベンチャー企業に投資し、対価として株式を保有、その企業価値が上昇し、上場することで株式売却が可能となったタイミングなどで株式を売却、価値上昇分の「キャピタルゲイン」(利益)を得ることを目的にした企業です。

つまり、資金不足のベンチャー企業に対し、将来性を見込んで資金提供し、そのベンチャー企業価値が高まったのち、元手以上の資金を得る企業です。

私はそのベンチャー企業発掘の仕事をしていました。

日々、風変わりな経営者、突拍子もない発想を持つ経営者など驚きの連続。

日本は、いや全世界は、新しい価値観を持つ人が、時代を切り開いているのだと、改めて実感させられた経験でした。

私がブログを書くことの本当の理由とは!

私がなぜ、このブログを書こうと思ったのか。

それは結論からお伝えしますと、「新しいことにチャレンジする人を少しでも増やしたい!」という想いからです。

大手信用調査会社では多くの中小企業の倒産を目の当たりにしてきました。

主に中小企業です。

高度成長期を迎えた日本では、起業し、事業を開始するだけで、多くの事業は成功できるような状態でした。

日本経済は上向いており、大手企業の下請け事業だけでも十分収益は確保でき、事業規模も拡大していきました。

社員数が数十人程度の建設会社の代表でも、ベンツやBMWの自動車を乗り、数百万円の腕時計やネックレスを身に着けていました。

下請け事業のみで、官公庁や大手企業の受注をただこなしているような、大多数のうちの一つの企業として成功を収めていました。

つまり、何の価値もない、多くの人がマネできるようなビジネスでも成功できたのです。

しかし、高度成長を終えた日本経済は悪化の一途、失われた20年を迎えます。

下請け事業や今までと同じ仕事しかしていない企業が次々と倒産していくのを目の当たりにします。

倒産する企業、生き残る企業の何が違うのか。

そう考えることが、多くなっていきました。

何が違うのか。

それは目標や夢を持って「新しいことにチャレンジできているかどうか」であると、私は気づきました。

法人も個人も同じです。

同じことを繰り返している現状維持は「後退」「衰退」なのです。

成長するためには、成功するためには失敗も含めて、目標や夢を持って「チャレンジできているのかどうか」。

これが生き残る、そして急成長を実現できているベンチャー企業の共通点であると確信しました。

「新しいことにチャレンジする人を少しでも増やしたい!」

もし、私が貢献できる部分があるとするならば、一人でも新しいことへ挑戦する人を増やすこと、これしかないと考えたからです。

よろしくお願いします!

最後に

私が挑戦、ベンチャーキャピタルに転職を決断したきっかけとなった名言をお伝えします。

現実が夢を砕けるのなら、夢が現実を砕くことがあってもいいと思わないかい?

(ジョージ・エドワード・ムーア George Edward Moore)

夢しか実現しない!

(アントレプレナーセンター代表:福島正伸)

人生に夢があるのではない。夢が人生を創るのだ!

(謝世輝)



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