大前研一:人が変わる3つの方法

大前研一:人が変わる3つの方法

 

人が変わる3つの方法

大前研一

 

人間が変わる方法は3つしかない。

 

1つ目は時間配分を変えること。

2つ目は住む場所を変えること。

3つ目は付き合う人を変えること。

どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的。

 

 

大前研一とは?

 

大前 研一(おおまえ けんいち、1943年2月21日 – )は、日本の経営コンサルタント、起業家。

マサチューセッツ工科大学博士。

 

福岡県出身。

早稲田大学理工学部卒、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科博士課程で工学博士号取得。

 

日立製作所に入社し、高速増殖炉の設計に携わる。

2年後米国マッキンゼーに移り、日本支社長、アジア太平洋支局長、日本法人会長などを務めたのち独立。

 

経営コンサルタント、ビジネス・ブレークスルー大学学長、カリフォルニア大学ロサンゼルス校大学院教授などを務めた。

マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。

 

 

厳選!大前研一氏の珠玉名言

 

 

・異質が集まるからこそ、エネルギーが生まれる。

 

 

・同じ意見の人といくらつるんだところで何も生まれない。自分の意見に対して、「それ、違うんじゃない?」と指摘してくれる人こそが重要。

 

 

・企業参謀たるものは、前提条件を疑え。

 

 

・変人、大いに結構。坂本龍馬や勝海舟なんて超変人だったんですから。

 

 

・どこにも答えがない時代に、私たちは生きている。ならば、今までの常識を疑い、新たな答えを探し出さねばならない。

 

 

・1時間読書をしたならば、3時間考えてみよう。

 

 

・答えを「みつける」能力ではなく、答えを「考える」能力を磨く必要がある。

 

 

・知っている能力ではなく、知るために質問する能力を伸ばすべき。

 

 

・人生設計とは、突き詰めれば何にどれだけ時間を使うかという時間配分以外の何ものでもない。

 

 

・世界中どこに放り出されても裸一貫で生きていける「生存力」を子供に身につけさせる、これこそが教育の目的のはずなのである。

 

 

・自分はどうなりたいのか。何が自分の本当の望みであり、夢なのか。この自問自答を繰り返してこそ、プロフェッショナルへの道が開ける。

 

 

・多くの人が答えのみを求める生活をしている。だからこそ、自分で考える癖を付けて、最善解にたどり着く執念と勇気を持つ人間が強くなるんだ。

 

 

・1つやって、2つ目をやって、3つ目をやったら、次は一気に30に増やす。4つ目のことを考えるのではなく、一気に30に増やす方法を考える。ここが家業と事業の違いである。

 

 

・何が正しいのか分からないという状態に平然と耐え、チャレンジした先にこそ答えがある。自分だけではなく、誰も答えが分からない物事に対して、自分で仮説を立てて立証していく「勇気」と「しつこさ」を持つ…。これが21世紀を勝ち残る上で、個人にも集団にも最も必要な能力だ。

 

 

悩むぐらいだったら行動する。それでうまくいけばよし。もしうまくいかなかったら、失敗を潔く認めて、どこが悪かったのか、その原因を徹底的にさがし、それを排除するには自分は何が出来るかを考える。

 

 

人の2倍考える人間は10倍の収入を得ることができる。3倍考える人間は、100倍稼ぐことができる。そして10倍考える人間は、時価総額1兆円企業の創業者になれる可能性もある。それが、今すでに始まっている新しい世界の法則なのだ。

 

 

自分のやりたい事を見つけ、どうしたらできるかを考え、そのためにひたすら努力をし続ける。勝ち組になるための法則というのは実にシンプルで、この組み合わせしかない。

 

 

・若かりし頃、私はMITに留学した。最初にショックを受けたのが「自分で考える」というカルチャーだった。先生があるテーマについて質問した。「図書館に行って調べてきます」と答えたところ、先生はチョークを投げつけ怒鳴った「お前と俺がやらなかったら、世界中の誰がこの問題を解決できるんだ」

 

 

・問題はあらかじめ模範回答があると信じて、それを見つけると問題は解決したと安心してしまう。しかし、こういう頭の使い方はまったく役に立たない。なぜなら、21世紀の問題の答えはひとつではないからだ。

 

 

・現代を生きるわれわれに必要なのは、「答えの見つけ方」を学ぶことであって、答えそのものを学ぶ必然性は希薄になってきている。なぜなら、義務教育で教える「答え」そのものだけなら、いまでは五百円のメモリーチップにすべて入ってしまう。つまり、義務教育で学ぶことは、もう五百円の価値しかないということだ。

 

 

・どんな組織でも悪い点を探すと必ず山のように出てくる。しかし、悪い点をなくすのは意味がない。それで良い会社を作れた試しがない。実際、良い会社を作っている経営者や大きな改革を断行した人はみんな、悪い点を直したりするのではなく、良い点を作ろうと努力している。

 

 

「みんなと同じでいい」という態度をやめた途端、脳はフル活動を強いられる。これは大変苦しいが、頑張って1週間、1か月、1年と続けていると、自分の頭で考える癖がつき、思考力も高まる。

 

 

・だいたいどんな人でも年間700時間(つまり1日に2時間)の勉強を5年間続ければ、世界に通用する人材に必ずなれる。しかし残念ながら、こういう発想をする人はあまりにも少ない。

 

 

「自分はこれで勝負できる」というものを、ひとつ決めておくこと。分野は何だっていい。その代わり、それに関しては余人をもって代えがたいくらいのレベルを目標にしなければ意味がない。

 

 

自分に対する責任、家族に対する責任、社会に対する責任、日本人として日本という国に対する責任──この四つの責任だけはつねに自覚していろ。あとは自分の好きなことをやれ、自分の人生は自分で決めろ。

 

 

・突破できる人間とできない人間の違いは、要するに自分にはまだ経験がないというときに、そこを避けて通るか「とりあえず入ってみよう。何かあるかもしれない」と思うかの違いである。なぜなら最初から成功の道が見えている人間など、今の世界にはいないからだ。

 

 

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1、(大前研一VS孫正義)ソフトバンク株式会社 孫正義

 

 

2、「一所懸命」という、人生に対する取り組み方  大前研一

 

 



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