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上戸彩の「大切な」言葉たち~上戸彩の名言・人生・生き方など~

上戸彩の「大切な」言葉たち

父親の反対もありましたし、何度も辞めようと思ったこともつらいことも山ほどありました。でもそんな中、限界の私に対して「辞めたいなら辞めれば」って言ったり、自分もはじめたことは最後までやり通すという、涙ひとつ流さない母親がいたりして、「こんちくしょう、やって やる!」っていう感じで辞めずにここまで来たんですけど、いろいろ戦いの日々でしたね。

私も子供のころから曲がったことが大嫌いで(笑)、間違ったことがあったら先頭に立って『ダメ!』って言う感じの子供でした。あと一度『やる』って決めたら最後までやり抜かないと気がすまないタイプ。

私の性格は、頑固だとも思いますし、真っ直ぐ、本当に。それは、母親の教育が、大きいと思います。嘘は格上問わずにしたらダメという中で育ってきたので、自分に嘘をつくとことはもちろん嫌いですし、ごまかしたりする人も嫌いだし、そういう人とはガンガンぶつかって、本性暴くし(笑)。曲がったことが大嫌い。

保育士さんになることですね。このお仕事をさせてもらいつつも「この仕事(芸能活動)はアルバイトです」って、ずっと言ってたくらい真面目に夢みていました(笑)。でも本格的な女優業を進めていくにあたって、その夢は断念したのですが、けじめとしてベビーマッサージの資格だけは取りました。自分の中では納得できているので悔いはないです。

誰かが居るお家に帰れるのって、良いなって思います。私はずっと団地に住んでいたので。団地って“あっウチ電気ついている”とわかりながら帰ったり。家に帰るまでの間、“あっ今日ここのウチはカレーだ”とか。そういうのが凄く感じられるところが団地ならではで、家族を感じる光景です。やっぱり幼い頃住んでいた団地が一番好きなんですよね。私にとっては、帰る家という印象。

やっぱり食べないと、元気出ないですからね。甘い物もいっぱい食べて、目を覚まして、血糖値上げて、みんなと楽しく会話して。それは仕事するのに欠かせない大切なことです。

『金八先生』で(性同一性障害を抱える)男の子を演じたときは、普段は『女の子として見られたい』という気持ちが強くなったし、イメージが固定して飽きられないようにしょっちゅう髪型を変えたりしてました。いまでも笑顔のイメージが強いせいか、真顔でいると怒ってると思われたりすることはありますよ(苦笑)。でも今は、無理して笑顔でいなきゃと思わないし、よく『気遣い屋さんだね』とも言われるんですけど、全然、自分でも意識していないし、苦でもないんです。

もう何でも大丈夫。色々経験したので。正直もう、これ以上ないかなというほどの経験をさせていただき、でもどうにか倒れずにやってこられました。極寒の川にも入ったし、もう怖いものはないです。(笑)

後ろを振り返る時間もなく、今を感じる時間もなく、とりあえず前に進むしかなかったですね。お仕事に、穴を空けられないですし、とにかく毎日を必死に生きている感じとでも言うのでしょうか。そんな時、何で乗り越えられたのでしょうね?どうやって乗り越えようなど考えている時間もないんですよ。とにかく、目の前にある仕事に向き合う。“おはようございます”があったら、“お疲れ様でした”というところまでやり抜かなければ、終わらない環境。いくつものスタジオをバッタバッタと行ったり来たりというのを結構毎日やっていましたから。

やっぱり連続ドラマは、精神的にも、時間に追われ、ハードさはあります。映画はドラマより過酷なことをしていても、まだ時間があるのですが、連続ドラマは時間との勝負でもあるので、みんな切羽詰まって、生きるところ寸前で頑張っている人達が働いています。私なんか、弱音吐ける様な環境ではないですから。みんな一杯一杯の中なので、悪い人がいないんですよね。みんな仕事に対する思いが熱いし、みんなハートも温かいし。そして、そういう環境にいられる時間がやっぱり楽しいです。だから、辛くっても、楽しそうだなって思ったらやっているし。本当に、やめられない感じなんです。

ある時間を何となく過ごすのではなく、勉強も遊びも一生懸命に、いつか振り返った時に良い思い出になると思うので。あの時“何していたっけなぁ?”記憶にも、思い出にも残らない感じじゃなくて、“こういうことあったなぁ、あぁいうことあったなぁ”って全部こう思い出せるように、一生懸命になって欲しいなぁって思います。もちろん、若い方だけでなく、私は年齢を問わず、やっぱり一生懸命な人が好きです。必死な人ってカッコイイです。

今でも不安が押し寄せることはあります。でも、私は精一杯生きていたら後悔はしないと思います。自分に甘えたり、これでいっかぁなんて、手加減してやっていると、悪く出た時に後悔すると思うんです。私の場合は常に必死にやっているタイプなので、不安やプレッシャーはあるけれども、後悔はしないタイプです。

曲がったことをしていなければ、強くいれますよね。だから、頑固と言えば、頑固なんですよね。自分は間違っているつもりはないから。頑固だと思うのですが私は自分の意見に自信がないので、とにかくみんなの意見を聞きます。“私はこう思うけれども、どう思う?”と言うのを、まわりの人みんなに聞きます。その日にあった目の前の人に聞きます。
いっぱい研究して、自分がそうだよねって思えるものをピックアップしています。

人がいないと、生きている意味ないですからね。孤独でしょうがないです。一人ぼっちとかは。

人と人のつながり、絆だと思います。いまの人は自分がよければすべて良しだったり、自分が楽しければいいんじゃないって考えの人も結構いると思いますけど、やっぱり人は他人があっての自分だし、他者とのつながりがないと、人の価値というのは生まれないと思います。

誰かのために生きることかな。私は昔から家族だったり、友達だったり、自分のために頑張ったことってないような気がします。これをしたら家族や友達が喜んで、何かご褒美があると思っていつも頑張っているから。

上戸彩とは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)

上戸彩。

1985年生まれ、東京都練馬区出身。

父親は北海道寿都町出身、母親は沖縄県石垣島出身。

兄が2人。

1997年、小学6年の時にオスカープロモーション主催「第7回全日本国民的美少女コンテスト」で審査員特別賞を受賞。

1999年、4人組女性グループZ-1の一員として歌手デビュー。

2000年、テレビドラマ『涙をふいて』で女優デビュー。

2001年、テレビドラマ『3年B組金八先生』第6シリーズで性同一性障害の生徒役を演じ注目を集めた。

2002年、ソロで歌手活動を開始。

同年、高校2年の時に多忙で学校に通えず単位が足りなくなり堀越高等学校を中退。

2003年、映画『あずみ』で初の主演を務めた。

27歳の誕生日である2012年9月14日、EXILEのHIROと結婚。

2013年、半沢直樹-半沢花 役。

おしん(2013年10月12日、東映) – 谷村ふじ 役。

武士の献立(2013年12月14日、松竹) – お春 役。

2015年4月12日、第1子妊娠を発表。

昼顔(2017年6月10日、東宝) – 木下紗和 役。

2019年6月11日、第2子妊娠および翌月出産予定であることを発表。

2020年7月半沢直樹-半沢花 役。

タレントCM起用社数ランキングでは、2004年、2005年、2006年、2009年、2010年、2015年に年間首位を獲得。

arashidaisuki