GAFAMの時価総額、東証1部超え

何か調べ物をするときは「Google(グーグル)」。

友人と連絡するときは「Facebook(フェイスブック)」。

必要なものをネット購入するときは「Amazon(アマゾン)」。

休憩時間にゲーム「Fortnite(フォートナイト) 」。

そして寝る前に、映画を見るために「Netflix (ネットフリックス) 」。

コロナによって家にいることが増えた結果、ネット依存になっていることに気が付いたのです。

しかも、支払先は、殆ど海外企業。

日本企業への支払いが大きく減ってきている!と我に返りました。

今やアマゾンは、食品や飲料も取り扱い、生鮮品も徐々に広げているそうです。

私たちの身体に入る食べ物や飲み物、そしてそのインフラ部分も大きくアマゾンに依存しています。

私たちは知らず知らずのうちに、日々の生活の多くが海外企業へ依存しているのかもしれません。

もし、これが地方や田舎他の方々にまで、日本全体で徐々に広がっていると思うと、少し不安になりました。

海外IT企業サービスを使えば使うほど、今まで自分が使っていた、リアル店舗等日本企業への支払金額は海外IT企業へシフトしていきます。

当然ですが、海外サービスを利用することで、その収益は外資企業の収益に含まれていきます。

一方、海外IT企業への支払いが増えていけばいくほど、今まで使っていた日本国内企業への収益は減少していくでしょう。

日本経済の復興!と声高に叫んでも、結局日本人が日本の商品やサービスを利用しなければ、日本の経済は衰退していきます。

日本経済は、ダイレクトに私たちの生活に反映されていきます。

日本企業の業績が悪化した場合、賞与や給料は減額されますし、リストラも敢行するでしょう。

日本企業が倒産した場合、その社員は解雇されます。

当然、日本全体経済へも大きな悪影響を及ぼしていきます。

法人税等、国全体の税収も減少していきますし、日本の赤字国債もさらに増えていくでしょう。

つまり、日本企業の衰退は、私たちの生活に密接につながっているとも言えます。

ただでさえ、リーマンショックを超える業績悪化に苦しんでいる国内企業は、倒産するリスクが大きくなっています。

国内企業の衰退、倒産が増えることで、私たちの勤務先、給与や収入にダイレクトに影響していくでしょう。

私たちの生活、消費行動は、私たち自身の収入へ、ブーメランのように帰ってくるのではないでしょうか。

<参考記事>【日本経済2020/5/9】GAFAMの時価総額、東証1部超え

「米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。
資金の一極集中は市場のいびつさを映してもいる」

■GAFAMの時価総額、東証1部超え 560兆円に 近づく社会インフラ化
2020/5/9付日本経済新聞

GAFAMの時価総額、東証1部超え 560兆円に 近づく社会インフラ化 - 日本経済新聞
株式市場で巨大IT(情報技術)に資金が集中している。米マイクロソフトや米アップルなど時価総額上位5社の合計が、東証1部約2170社の合計を上回った。テレワークやインターネット通販など新型コロナウイルスで変容した生活様式でも勝ち組で、自動車などの次世代技術での投資余力も大きいことから評価を集める。ただ資金の一極集中は市場...

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