「人生は3万日の旅である」~宇宙開発ベンチャー創業者から学ぶ人生~


人生をどのように過ごすのが良いのでしょうか。

人によってもその価値観は様々かと思います。

しかし、もし、仮に実現したい夢がある人は、その夢に向かってほしい、そう思います。

今回はあるベンチャー経営者の死に遭遇し、改めて人生について考えさせられたことについてお伝えします。



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Contents

宇宙開発ベンチャー経営者

先日、知り合いの会社の代表が亡くなりました。

ある宇宙の衛星システムを開発している会社の社長です。

胃癌でした。

4年前胃癌発見、手術しましたが、2年前に再発、その後胃を全摘出。

永眠、47歳の若さです。

奥さんと中学生の息子を残しての他界となりました。

その亡くなった代表の残した言葉・・・・。

「人はどれだけ長く生きたのではない。」

「人はどれだけ充実したか、どれだけ真剣に人生に臨んだかどうかだ。」

熱い言葉を遺して旅立ちました。

ベンチャー経営者の奥様

葬儀最後の奥様のスピーチも心に響きました。

「夫は胃癌が再発し、その後死を意識したとき、『でも、俺はやるだけのことはやってきたし、全力でやれることは全部やったよ。思い残すことは実は無いんだよ』」って、言っていました。」

この奥様スピーチを聞いて、改めて人生全力で生きることの大切さを考えさせられました。

その社長は常に「夢」を追っている姿勢を感じました。

未知なる宇宙というものに興味を持ち、小さな頃からの「夢」を40歳過ぎても追い続ける、その姿。

勇気を与えていただきました。

無限の宇宙

宇宙にある銀河系、その一つの銀河系に恒星を2,000~4,000億個を有すると言われます。

つまり、太陽のような恒星が2,000億個あるということは、地球に似た環境の星が2,000億個近く銀河系に存在する可能性があるということです。

その銀河系が1,000億個以上ある!と言われています。

つまり、2,000憶×1,000憶。

地球に似た環境の星は理論的には、無数に存在します。

実際、2015年にNASAで地球に似た星を発見したと発表しています。

その星の名が「ケプラー452b(Kepler 452b)」。

地球から1400光年の距離にある惑星です。

生命存在の可能性がある「ハビタブルゾーン」と呼ばれる恒星との距離を維持し、水が液状で存在している可能性が高いそうです。

直径は地球の1.6倍、重力は2倍ほどで、生命が存在する可能性もあるそうです。

このような惑星は、無数にあるのかもしれません。

「人生は3万日の旅である」

このケプラー452bは、10億年後の地球に匹敵するそうです。

地球ができたのは約15億年前ですので、少し?先輩でしょうか。

ホモ・サピエンス・サピエンスが誕生したのが15万年前、文明は多く見積もってもここ5,000年前。

そう考えると、私たち人間って本当にちっぽけなものだし、本当に奇跡的な巡りあわせで生命を授かっているのかもしれません。

「人生は3万日の旅である」と言われます。

人は必ず死にます。

遅かれ早かれ、必ず死にます。

ならば、「今、すべきこと」は何でしょうか。

死んでも悔いのない人生、その歩み出す勇気が、真の人生を生きるためのスタートラインかもしれません。

宇宙開発に夢を託したベンチャー経営者の人生、その生命の輝きに深い追悼の意を表したいと思います。

最後に

自分の夢に向かって挑戦する人へ名言を贈ります。

人生でいちばん悔いが残るのは挑戦しなかったことです。新しい可能性に挑んで、失敗したことではありません
柳井正/UNIQLO創業者

人生というのは所詮どちらに転んでも大した違いはない。ならば闘って、自分の目指すこと、信じることを貫き通せばいいのだ。
安藤忠雄

人間は必ず死ぬ。早いか遅いかの違いだけだ。どうせ尽きる命なら、信念を突き通そう。そうすれば死に顔もいいはずだ。
森田光徳

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