知らないなら教えてやろう。この世は希望だらけだ!~人材パワーを、組織パワーに結び付ける~


人が持っているエネルギー。

人それぞれ持っているエネルギー量は大きく違うものではないでしょうか。

大きなエネルギーを持っている人が、向かうべき方向に進んだ時、それはとてつもないパワーとなるのかもしれません。

今回はやんちゃな人材パワーを、組織パワーに結び付ける、その成功例についてお伝えします!



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Contents

東京で一番有名な宅配弁当屋は?

東京オフィス街で一番有名な宅配お弁当屋はどこでしょうか。

関東の方なら一度は見たことがあると思います。

ひよこのマークの宅配車。

玉子から生まれるヒヨコをデザインした黄色の配達車で有名です。

東京都大田区にある「玉子屋」。

ご存知の方も多いと思います。

お昼前後の時間帯、東京のオフィス街を縦横無尽に走り回っています。

顧客は都心のオフィス。

大企業から中小企業に至るまで、顧客企業数、約4,000社

なんと、1日6万食以上を配達しています。

料金は1食450円、日替わり弁当の1種類のみ。

すごいですね。

以前、テレビ東京の「カンブリア宮殿」でも取り上げていた企業です。

特徴は、何といっても、やんちゃ集団

地元のやんちゃな若者(元ヤンキー、元暴走族など)を雇用している点です。

従業員の大半が、元札付きの悪なのです。

本人もやんちゃだった、会長の菅原勇継氏は、地元(東京都大田区蒲田)の元不良達を積極的に従業員として採用。

元不良が玉子屋で働くことで優秀な人材へと更生していくところが、すごい。

その秘訣はなんでしょうか。

何故、やんちゃ採用?

では、なぜ「玉子屋」は、やんちゃな人材を採用するに至ったのでしょうか。

そのきっかけが食中毒

創業当時、食中毒事件を起こし、経営がストップ。

社員の多くが退職していきました。

その時、残ってくれたのが、やんちゃな若者だけ。

その若者たちが迷惑をかけた会社に対して謝罪にいき、なかには土下座までしてきたのです。

もともとパワー、やる気のある人材。

これが復活の原動力となったそうです。

当時、1日1.5万食ほどだったものを6万食以上にまで急拡大。

やんちゃパワーで見事急成長を遂げています。

廃棄率約0.1%?!

そして「玉子屋」のもう一つ、注目すべき点がお弁当の廃棄率。

通常、コンビニなどでは約2~3%は廃棄されています。

ところがこの玉子屋、6万食以上配達するにも関わらず、なんと廃棄率約0.1%!

その秘訣が配達ネットワーク。

約21組の独立した「班」組織を作り、それぞれの班毎にエリアを設定、当日、本社を中心として情報を共有し、各エリアであまった弁当と足りない弁当を車を近づけて交換。

廃棄率約0.1%を実現する「仕組み」を構築しているのです。

自ら考える組織作り

廃棄率だけではありません。

「自ら考える」組織作りにも注力。

各班毎にマネジメント体制を確立しています。

班長には、アルバイトの時給、社員の昇給、営業戦略を決める権限などが与えられ、自ら考える組織作りを徹底しているのです。

配達の社員一人一人も、自分の判断で配達の最短距離を考えていく。

ゲーム性も入れつつ、効率的配送方法、顧客獲得方法にも楽しみを入れながら、全社員が「当事者意識」を持てるような「組織体系」を構築しているそうです。

もともと自立心旺盛で、責任感が強いことも人財的魅力。

大きなパワーとなっているようです。

玉子屋の企業理念

玉子屋の企業理念も特徴的なんです。

それが、「事業に失敗するこつ」。

≪玉子屋の企業理念≫ 事業に失敗するこつ

1.旧来の方法が一番良いと信じていること

2.もちはもち屋だとうぬぼれていること

3.暇がないといって本を読まぬこと

4.どうにかなると考えていること

5.稼ぐに追いつく貧乏なしとむやみやたらと骨を折ること

6.良いものは黙っていても売れると安心していること

7.高い給料は出せないといって人を安くつかうこと

8.支払いは延ばす方が得だとなるべく支払わぬ工夫をすること

9.機械は高いといって人を使うこと

10.お客はわがまますぎると考えること

11.商売人は人情は禁物だと考えること

12.そんなことはできないと改善せぬこと

いかがでしょうか。

学ぶべき点も多いのではないでしょうか。

会長は「人材は養殖でなく天然に限る」と仰っています。

やんちゃな人材の強力パワー。

もちろん、やんちゃな人だけではありません。

どんな人でも熱い想い、強力なエネルギーはあるのではないでしょうか。

今、そのエネルギーを向かうべき方向に利用できない人も多いのかもしれません。

ニートだって、引きこもりもそうではないでしょうか。

悩み、もがき苦しんでいる人もそう。

時代を創るのは、アウトロー。

そこに熱い想いが集まって、その力を集結するとき、限りない大きな力となるのではないでしょうか。

最後に

今回はドラマの熱血教師名言を贈ります。

『3年B組金八先生』金八先生

『3年B組金八先生』は、1979年(昭和54年)から2011年(平成23年)までの32年間にわたって、TBSで断続的に制作・放送されたテレビドラマ。

金八先生(演 – 武田鉄矢)

中学校の国語教員。

・幸せになろうと思わないで下さい。幸せをつかみに行って幸せをつかんだ人は1人もいません。幸せは感じるものです

・正しいという字は「一つ」「止まる」と書きます。どうか一つ止まって判断できる人になって下さい

・努力をせずに欲望を満たそうとする。そんな人間にはどうかならないでください。いや、そういう人間をどうか憎んでください。努力する人間を心からどうか、愛しいと思ってください。そして不正を許すな。苦しむことをどうか愛してください

・一日一日を確かに努力して身につけたものが、君たちの生涯の財産になります

・立派な人にならなくてもいいの。どうか、感じの良い人になって下さい

・道はいくらでもある。でもな、逃げ出せば、道は1つしかない。逃げ道という道だ。

金八先生

『スクール☆ウォーズ』滝沢賢治

『スクール☆ウォーズ』(School Wars)は、1984年10月6日から1985年4月6日まで、大映テレビ制作・TBS系で毎週土曜日21:00 – 21:54に放送された学園ドラマ。正式名称は『スクール☆ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争』

滝沢 賢治(演 – 山下真司)

ラグビーを通じて荒廃した高校生たちを更生させようと奮闘する熱血教師。

・ラグビーは人生そのものだ。ボールに対する執着心が勝利を呼ぶように、最後まであきらめない執着心が人生には必要なんだ

・お前らゼロか?ゼロの人間なのか?何をやるのもいい加減にして、一生ゼロのまま終わるのか?それでいいのか?お前らそれでも男か?悔しくないのか!!

・赤の他人の俺たちをつなぎとめている細い一本の心の糸。それだけはどんなことがあっても二度と見失うまい。それがチームワークだと俺は思う。お互いに欠点があっても信じぬく。心を一つにやっていこう

・いいか、殴られた痛みなど三日で消える。だがな、今日の悔しさだけは絶対に忘れるなよ!

・こんな嬉しいことはありません。「勝てる」そう信じてても不安でした。でもこいつらがこんな素晴らしい試合やってくれて。信は力なりです。泣かせてください。思い切り泣かせてください。勝ったぞー!!!!!

・本当に人を愛するということは、信じ、待ち、許すということだ

滝沢 賢治

『ドラゴン桜』桜木建二

『ドラゴン桜』は、2005年7月8日から9月16日まで毎週金曜日22:00 – 22:54に、TBS系の「金曜ドラマ」枠で放送されたテレビドラマ。

桜木 建二(演 – 阿部寛)

元暴走族、一度警察に捕まってから改心し勉強。東大に合格したが、進学せず弁護士の道を選択。龍山高校から東大合格者を5人出すと宣言し、特別進学クラスを創設。

・テクニックは付け焼き刃では身に付かない。普段の地道な努力の上に立つもの。つまりテクニックを持っているという事は、その人間には計画性、持続性、実行力、その上で目標を達成しようという情熱があるという事だ

・無理は決して続かないということだ。するなら一時、勝負どころでだ。

・思い通りに運ばないのが世の中だ。利益を損なう一番の障害はなんだと思う?それはな…「人間の感情」だよ。

・書くことによって手を動かすと、脳もより一層活発に働くのだ。何かを覚えようとするのなら、とにかく書け!ノートでも紙切れでも、そばにあるものに書いて書いて書きまくれ!

・本当の自由とは、自分のルールで生きるってことなんだよ。

・ナンバーワンにならなくていい、オンリーワンになれだぁ?ふざけるな。オンリーワンていうのは、その分野のエキスパート、ナンバーワンのことだろうが。

・勝手に祭り上げ、勝手に諦め、そして勝手にコンプレックスを抱く。成功している人間はそれはもともと才能があったからで、自分はもともと平凡な人間だから努力したって無理だ、そういう思い込みが人の人生をどれだけ窮屈に縛りつけてることか。世の中に越えられない壁なんてねえんだ。だからおメエら、どんなことにもできないという先入観を持つな!

・他人に干渉されない自分だけの世界をしっかりと持つ。こういうタイプは何事においても強い。

・脳は変わったことをした方が、ルーティンワークをするよりも活発に働く。

・人生には、正解はたくさんある。大学に進むのも正解。行かないのも正解。スポーツに夢中になるのも、音楽に夢中になるのも、友達ととことん遊びつくすのも。そして、誰かのためにあえて遠回りするのも、全部正解だ。だから生きることに臆病になるな。自分の可能性を否定するな。受かったやつも、落ちたやつも、堂々と胸を張って生きろ!

桜木 建二

『ごくせん』山口久美子

『ごくせん』は、森本梢子の漫画『ごくせん』をテレビドラマ化した仲間由紀恵主演の学園ドラマ。日本テレビ系で、3本の連続ドラマ(第1シリーズ2002年4月17日 – 7月3日、第2シリーズ2005年1月15日 – 3月19日、第3シリーズ2008年4月19日 – 6月28日)。

山口 久美子(演 – 仲間由紀恵)

通称・ヤンクミ。担当は数学。筋の通らないことは決して許さない。

・人っていうのはな、一人じゃ何も出来ないんだよ。だから、つるんでんだよ…。けどな…だったらどんなことがあったって、最後まで一緒につるんでろよ!!仲間を見捨てたりするなよ…、殴られて痛い目にあってボロボロになってもいいじゃねぇか!!

・いいか…お前らよく聞けよ…!お前らは勉強はできないかもしれない…。優等生じゃないかもしれない…。けど…けど、人間として一番大事なものをちゃんと持ってる…!だから…自信を持って正々堂々胸を張って生きていけ!!

・誰であろうが、間違ったときは謝る…。それが人の道ってもんじゃないんですか…?私は、子供のころからそう教わってきたし、教師になった今も、生徒達には、そう教えています。確かに…こいつらはまだ未熟で色んな間違いも犯します…。だから…悪いことは悪い!いいことは…いい!ってちゃんと示さなきゃいけないんです。なのに…社会に出た大人がルールを守んないんじゃ…どうやってこいつらに世の中の決まりを教えたらいいんだよ!!

・先公を恨んで学校を恨んで世の中を恨んで…それでお前らは幸せになれるのかよ…!いつまでもお天道様に背中向けて、生きてんじゃねぇよ…!人間っていうのはお天道様に胸を張って顔を上げて生きていくもんなんだよ!!

山口 久美子

『GTO』鬼塚英吉

『GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおるの同名の漫画を原作とし、2012年から開始された連続テレビドラマシリーズ。

鬼塚 英吉(演 – 反町隆史)

担当教科は社会科。通称「鬼の英吉」。かつて、史上最強の暴走族として、龍二とのコンビで「鬼爆」と呼ばれて世間の不良から恐れられていた。

・友達なんてのはなー、おめーの言うとおり半分はウワッ面だけよ。残りの半分もほとんど卒業すりゃー自然と切れる。おめーだけじゃねぇみんな同じだ。でもな?なかにはどういうワケか切ろーとしても切れねーよーな奴が出てくんだ。一生のつきあいになるよーな奴がよ!

・人生にリハーサルはない!

・教科書どおりのこと教えりゃあ満点なんすか?上司のご機嫌のとりかたとか、そんなことしか教えらんねーであんたら胸はって教師なんて言えるんすか?そんなこと言ってっから、学校がつまんなくなるんすよ!

・いいじゃねえか!お前はお前で!

・どんなつれーコトがあっても二本の足で地ベタに踏んばって生きていくのが人間の生き方なんだよ!

・てめーにとっちゃ400人のたかが一匹だったかもしんねーけど生徒にとっちゃ担任教師はたった一人しかいねーんだよ!

鬼塚 英吉

『ROOKIES』川藤幸一

『ROOKIES』(ルーキーズ)は、森田まさのりによる日本の野球漫画作品、およびこれを原作としたテレビドラマ、映画作品。1998年から2003年まで『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載。

川藤 幸一(演 – 佐藤隆太)

礼節を重んじる真面目な性格で、まず人を信じ正面から向き合おうとする熱血教師。

・志の大きさがその人間の大きさだ。人の夢をばかにするな!

・人間の最大の弱点はあきらめることだ。

・燃えているやつらをバカにしたことを取り消せ。一生懸命が何がくだらないんだ。お前は、そんなやつらに胸がはれるほど充実した毎日を過ごしているのか!

・二十歳になろうが30になろうが、何かを始めるのに遅すぎるということは絶対にないんだ!

・環境のせいにするな。すべては自分次第で変えられる!

・知らないなら教えてやろう。この世は希望だらけだ!

川藤 幸一

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