かけ声をかけるという事は、自分が点を入れているという事なので、いっぱい叫びたいですね。
なんとかならなくてもなんとかしなくちゃいけないんです。
私は自分の性格で自覚していることが幾つかあります。それは、精神的にあまり強くはない、ということ。心配性だし、緊張しいでもあるし、色々なことを考え過ぎたりもする。精神面が弱いとは、以前は自分では思っていませんでした。というより、認めたくなかった。でも、自分の弱さを認めて、そこから、じゃあどうすると考えた方が、結局はプラスに作用するんじゃないか。少しずつそう思うようになりました。
努力した過程が大事だと思う。
心の成長がそのまま結果や内容に表れるということも実感しています。私自身の成長に関して言えば、心で思うことと頭で考えることとを、最近は分けられるようになってきました。以前はすべて心で決めていたようなところがあって、たとえば、今日はのらないな、と思ったら、練習ものらないままにしてしまうこともありました。でも、それでは技術は向上しないし、戦術も身につかない。それが最近では、気持ちがのらなくても、頭で冷静に考えて、すべきことをできるようになってきた。自分で言うのもなんですが、これは、成長している証かな、と思ったりします。
はっきり意見を言うこと。これを学びました。
卓球に関しては『失敗』と思うことが、今ではほとんどなくなりました。うまくいかないことはもちろんあるけれど、その場合は、反省して、次に生かすことを考える。すると、それはもう失敗ではないと思うんです。
天才って便利な言葉だよね。だって、天才っていったら、努力もしないで持って生まれたものだけでやってきたように思われるんじゃないかなぁ。
実現する夢しか言わないんですよ。夢は叶えるものだから。
泣いたって仕様がないから…。
福原愛。
宮城県出身。
4歳で全日本選手権バンビの部で16強,翌年から3連覇。
4歳でテレビに登場しマスコミで「天才卓球少女」「泣き虫愛ちゃん」と呼ばれ親しまれた。
5歳で全日本選手権バンビの部(小学校2年生以下)で史上最年少優勝を果たす。
その他にも、様々な大会で史上最年少記録を作った。
10歳で卓球初の女子プロ。ミキハウスと専属契約を結ぶ
11歳で日本代表入りし,平成16年アテネ五輪に日本最年少で出場し,ベスト16にすすんだ。
青森山田高を卒業し早大に進学。
平成20年北京五輪の団体で4位入賞。
平成24年全日本選手権のシングルスで優勝。
平成24年ロンドン五輪の団体(福原愛・石川佳純・平野早矢香)で銀メダルを獲得,シングルスは準々決勝で敗れて5位入賞。
平成28年リオ五輪の団体(福原愛・石川佳純・伊藤美誠)で銅メダルを獲得,シングルスは準決勝、3位決定戦で敗れて4位入賞。
平成28年9月台湾の卓球選手、江宏傑と結婚入籍。
平成29年10月第1子女児を出産。
戦型は右シェイク異質前陣速攻。
全日本空輸(ANA)所属。