ねこちゃんが近づいてきたとき、甘えた声で飼い主の体に、自分の体を触れながら、すりすりする光景ありますよね?
と~ってもかわいいしぐさの一つです!
でも、なんでにゃんこは、スリスリするのでしょうか。
ネコがすりすりする理由は、大きく分けて3種類あると言われています。
それぞれみてみましょう!
すりすりの目的のひとつには、自分のニオイを付けて安心することがあります。本来のマーキングの意味合いが強くあらわれているといえますね。
いわゆる縄張り意識ですね。
縄張りである部屋に知らないニオイがあるときに、すりすりする傾向があります。
たとえば、次のシーンで見られることが多いですよ。
・飼い主さんが風呂から出たときや飼い主さんが帰宅したとき
・宅配便屋さんや来客があったとき。
「お風呂あがりのとき」は、入浴後の飼い主さんから石けんなどの香りがするのが気になって、自分のニオイに戻そうとすりすり。
猫は知らないニオイに対しては不安感をおぼえたり、「侵入者だ!」と警戒することがあるため、自分のニオイを付けて安心させたいのでしょう。
猫は、人に何らかのアピールをしたいときにすりすりをすることもあります。
あまえたい時などもすりすりしますよね。
「たまたま飼い主さんにすりすりしたら、ごはんをくれた」などの経験から、猫が自ら学習した技だといえます。
人にすりすりすることで、要求を通そうとしているのかも。
よくするシーンを見てみましょう。
・飼い主さんが何かに集中しているとき、こっちみて!って言っているのかもしれませんね!
・飼い主さんがごはんの用意をしているとき、ごはんほしいよ~って言っている?
・飼い主さんがなでるのをやめたとき、まだナデナデしてほしい!という甘えるときかも?!
猫は、猫同士でもすりすりします。
親しい猫に対し「あいさつ行動」のひとつで、自分のニオイをつけながら、相手のニオイも確認しているのです。
すりすりする時間が長いほど、友好的な関係が築かれているといっていいでしょう。
「同居猫がそばにいるとき」に、このすりすりはよく見られます。
親しみのあるニオイを嗅いで安心したいときに、同居猫にすりすりすることがあるのです。
以上、3つのすりすりでした!