ネコちゃん

猫が「ニャー」と鳴く理由!?意味があるの?

 



 

 

実は猫が「ニャー」と鳴くのは、人間に対してだけだそうです。

大人の猫同士で「ニャー」と鳴くことは基本的にありません。

 

あの声は本来、子猫が母親に対して出す声なんです。

それを人間に対して使うということは、猫は人間を養育者として見ているのではないかと考えられます。

 

人間からご飯をもらえる、世話をしてもらえることを、ちゃんと認識しているのでしょう。

確かに、野生の世界ではやたらめったら鳴き声を上げると敵に見つかってしまうので鳴かない、という話はありますよね。

それが飼い猫になると良く鳴くようになる、というのは、このような理由がありそうです。

英国、ブリストル大学の生物学者ブラッドショウ教授の著書によれば、ニャーという鳴き声は、猫と飼い主の間の秘密の合言葉で部外者の人にとっては意味の無い言葉だそうです。

 

ニャーという鳴き声は世界共通の猫の鳴き声ではありますが、本当は猫が人と交流する方法として身に付けたものなのですね。

 

では、ニャーの本当の意味は何なのか?

 

「ニャーは移り気な経験による、注意を求める音である」とブラッドショウ教授は書いています。

 

簡単に言うと「ねぇねぇ」とか、「あのさー」のような意味でしょうか。

 

しかし、その本当の意味は、猫と飼い主だけが知るということですね。

 

 


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