浜辺美波の「大切な」言葉たち~浜辺美波の名言・人生・生き方など~



浜辺美波の「大切な」言葉たち

私は第7回「東宝シンデレラ」オーディションで、ニュージェネレーション賞をいただいたことがきっかけで、この世界に入ったんですが、ファイナリストが10人くらいいる中で、小学4年生の私が最年少だったんです。審査のときは、大人の人たちを目の前にしたら、何もできなくなってしまって泣いてしまって(苦笑)。所属が決まったあとのレッスンとかでは、何をやっても私が一番できなかったので、そのときから『みんながやっていることの倍はやらないとダメだよ』とマネージャーさんにずっと言われていたんです。最年長だった高校1年生のお姉さんに比べたら、私は劣っていることしかなくて、悔しくて滑舌とか発声の練習を毎日いっぱいやりました。なので、人一倍努力することが大事なのかなと思います。

私は隠します。病気って知ったとき、【僕】と同じようにそのままで居てくれる人っていうのは、なかなかいないと思いますし、難しいことだと思うんです。どうしても心配してくれるだろうし、そのせいで楽しい時間が減るなら、言わないかなと思いました。

いろいろなことがあっても、いつか笑い話になればいいなという……。それぐらい人生をおもしろく考えれば、自然と前向きになれるだろうなと思ったんです。

私は『咲-Saki-』という作品の現場で、小沼雄一監督に言っていただいた言葉なんですけど、「どんなお芝居が下手くそな女優さんでも、場数を踏めばうまくなるから」です。「チャンスはこれから巡ってくる」って言っていただいて、それがすごく嬉しかったのを覚えています。焦っていた部分があったんですけど、「いつかなんとかなる」と前向きに考えられるようになりました。

今までは石橋を叩いてみて、ヒビが入ったらすごく落ち込んでいたし、ヒビが入ったら嫌だなと叩くことすらしないこともありました。でも、今年はまず叩いてみることから始めたいと思っているんです。そして、できれば渡り切るところまでを目指す。ミスを恐れずに頑張る1年にしたいです。

電車に乗っている時に足を閉じている人を見ると素敵だなと思います。「周りの人の気持ちをきちんと考えられる人なのかな」とか「お家におばあちゃんがいて小さい頃から言われていたのかな」と想像が膨らみます。あとご飯を食べに行った時に、「ありがとうございます」ときちんと言ってくれる人も素敵だなと思います。

幼い頃は歯科医になろうと思っていて。基本、安定志向だったんです(笑)。でも、女優という職業に出合い、勝算は全然なかったけれど、進むことに決めた。今後も”すべてを捨ててでも賭ける役”に出会うのかな。その時も勝負しないと(笑)勝負運はまあまああるほうだと思いますし、本気になればポーカーフェイスも上手いですよ(笑)

私にとって女優は人生をかけるに値する職業だと思っているので、ずっと続けていきたいです。新しい世界に飛び込む怖さや不安に関しては、3年前に上京したときのほうが強かったですね。私自身、決断は速いけど一度決めてしまうとなかなか譲らないので、頑固な性格だと思います。

仕事の現場で心に留めているのは、まだ幼い頃、祖母に言われた「丁寧な仕事をしなさい」という言葉です。完璧にはできなくても、一つひとつのことに丁寧に向き合うことが大切で、そうした姿勢が結果につながると教えられました。一緒に折り紙をしていた時に言われたことですが、どんな仕事にも通じる心構えだと思って、大切にしています。

女優さんを続けていくことがいちばんの目標です。お芝居がもっとしっかり出来るようになって、役に寄り添ったお芝居が出来るようになりたいです。必死に作品をやらせていただいて、たくさんの方とお仕事が出来るように頑張りたいです。生でお芝居を拝見することで、私自身も感じたり成長できる部分があると思います。

振り返ってみると子役の頃はお仕事もあまり頂けていませんでしたし、本当に“できないこと”ばかりでした。学校に行っても同級生から芸能のお仕事について、心無い質問をされて傷ついたこともよくありました。そんな思春期真っ只中に芸能活動をしていると、「仕事を辞めたいな」と思う機会はやっぱりたくさんありました。でも、結局辞めずにここまで続けられています。

浜辺美波とは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)

浜辺美波。

石川県出身。

東宝芸能所属。

堀越高等学校卒業。

2011年、第7回『東宝シンデレラオーディション』に応募、ニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。

東宝芸能のシンデレラルーム所属となる。

映画『アリと恋文』主演で女優デビュー。

2015年、5月25日に1st写真集『瞬間』を発売。

同年9月21日放送のスペシャルドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の本間芽衣子を演じて注目される。

2016年、小林立の人気麻雀漫画『咲-Saki-』の実写ドラマ化作品で主人公(宮永咲役)を演じて、テレビドラマ初主演を果たす。

2017年、住野よるのベストセラー小説『君の膵臓をたべたい』の実写映画で主人公(山内桜良役)を演じたことが話題になる。

同作で第42回報知映画賞新人賞、第30回日刊スポーツ映画大賞新人賞、第41回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

2018年1月、河本ほむらの漫画を原作とする『賭ケグルイ』のテレビドラマ版で主演(蛇喰夢子役)を務める。

同年4月1日、自身のツイッターの公式アカウントを開設。

同年7月2日、公式サイト「浜辺美波 OFFICIAL SITE」を開設。

同年10月、ラジオの初レギュラー番組となるニッポン放送『浜辺美波 真夜中のシンデレラ』が開始。

2019年2月、堀越高等学校を卒業。

同年5月、主演を務める『賭ケグルイ』の劇場版が公開。

error: Content is protected !!