芦田愛菜の「大切な」言葉たち~芦田愛菜の名言・人生・生き方など~

芦田愛菜の「大切な」言葉たち

落ち着きないですよ。どちらかというと、おっちょこちょいなほうだと思います。小学生の頃は、室内履きをはいたまま家に帰っちゃったこともあります(笑)

人と会話をしたりコミュニケーションを取ったりするのは、すごく好きです。人見知りは、小さい頃からしなかったみたいで、もとからの性格だと思います。

年の離れた方だと緊張しますけど、お話をうかがうのは楽しいです。友だちもそうですけど、いろんな方の考え方を聞くのが好きで。学校でもクラスメイトに自分から話しかけるほうです。

自分の意見を言えるところかな、と思います。あとは誰とでもすぐに仲良くできるところと思ったりするけど…意見をはっきり言える、というのは長所でもあり短所でもあるんだと最近感じています(笑)。弱点は、すぐ早合点しちゃうところ。せっかちなんです。そういうところがまずいですね。こないだは、お菓子作りのレシピを一行読み飛ばしていることに、オーブンに入れる寸前で気づいて! 忘れていた材料をそこから一生懸命混ぜました。ほんと危なかったです。バレンタインの友チョコとか、ちょっとやってみたかったんです。ちゃんとできてよかった(笑)。

白衣に憧れていて(笑)。白衣のために薬剤師になりたいと思ったのが最初なんですが、そこからだんだん医療の分野に興味がわいてきました。今はお医者さんが夢だけど、将来のことはまだわかりません。これから学んで経験して、いろんなことに好奇心のある自分でいたいと思っています。その中で、お芝居はいつもわたしにとって“楽しいからやりたいこと”のひとつです。

私のお気に入りの絵本は、『やさいのおしゃべり』。野菜たちが冷蔵庫の中でおしゃべりしているお話なんですけど、そこのおうちの子はきゅうりが嫌いだから、きゅうりが「ちゃんと食べてもらえるかな?」って心配でドキドキするんです。だいこんがなかなか食べてもらえなくてしわしわになってたり、じゃがいもやさつまいもが冷蔵庫に入れられて「さむ~い!!」って震えてたりして、おもしろいんですよ。あと、『おしいれのぼうけん』も好き。長くて、ちょっとこわ~いお話です。いつもは夜寝る前に絵本を読むんですけど、この本はちょっとこわいので夜は読めなくて……だから、昼間によく読みます。ねずみがいっぱいいたり、壁からねずみばあさんが出てきたり、すごく気味悪くて、ねずみに食べられちゃったらどうしよう!ってドキドキしちゃうんです。

誰かを信じていますとか、できると信じていますというように日常的によく使われる言葉だけれど、そもそも信じるってどういうことなんだろうと思いました。そして、ときにそれは、その人のことを信じていたのではなく自分が期待している人物像だったり、自分が期待している結果を望んでいただけだったりするんじゃないかな、と思いました。だから、期待を裏切られたとか、その人を信じていたのにという言葉が出てくるのかな、と。でも別に、その人が自分を裏切ったわけではなく、その人の知らない部分が見えただけだったり、自分が今まで見たことのない側面が見えただけということもあるんじゃないかと思ったんです。

今まで信じていた人の思わぬ一面が見えたとき、それをすべて受け止める決心ができる、受け止めて揺らがない軸を持てることが、本当に“信じる”ということなんじゃないかなと思いました。でもそれはすごく難しいことだとも思います。私たちは周りの環境や意見にすぐ左右されたり流されたりしてしまう。ではどうして人は“信じています”と伝えるのかというと、やっぱり不安な自分がいるから、見知らぬ部分が見えたときに受け止められる自信がないから、口に出して言うことで自分が期待している結果や信じたい相手にすがりたいのかな、と。

「その人のことを信じようと思います」という言葉は割と使うことがあると思うんですけど、きっとそれって、その人自身が信じているのではなくて、自分が思う「その人」を信じているというか。自分の理想像を信じてしまっているのでは、という気がしています。どこかで期待しているから「信じていたのに」とか、「裏切られた」と思うのだろうけど、それは別に裏切られたわけじゃなくて、今まで信じて、期待していた人の側面的な部分が見えただけなのかなって思うんですよね。それが見えた時に「あ、それもこの人なんだ」って受け止められることが「信じる」ということなのかな。

挨拶やお礼はきちんと口に出して言わないと相手に伝わらないよ、ということはよく言われています。心の中で思っていても口に出して言わないと伝わらないから、きちんと口に出して言いなさい、と言われてます。なので私も、それは日ごろから心がけたいと思っています。

誰かが「面白い」って言っている本もたくさんあるじゃないですか、きっとそういう本は面白いのだと思いますが、それを頑張って読もうとするのではなく、まずは自分が面白そうだなって気になる本を手に取って読むというのが一番なんじゃないかなと思います。自分が面白いと思える、心惹かれる一冊があると、その作家さんの違う作品が読んでみたくなったり、それがシリーズものであれば、続きがどんどん読みたくなったり。そういう風に本の世界って広がっていくのかなと思うので、まずはその人にとって一番面白いと思える本に出会えたら、すごく幸せなのかなと思います。

本を通して色々な世界に行けることが魅力だと思います。本を開けば、自分が知っている世界とは違う世界が広がっていて、その中で登場人物たちが色々なことを考えて、感じて行動したことを、私が疑似体験できるというところが一番の魅力なのかなと思っています。私にとっては、歯を磨いたりお風呂に入ったりすることと同じくらい、本を読まないと落ち着かないというか(笑)。「本がない生活なんて考えられない!」っていうくらいなので、5分、10分でも時間があれば読み進めますし、歯を磨きながら読んじゃうこともあるので、大好きな本を読んで毎日を過ごしています。

やっぱり、明確な答えがあるものではないと感じています。映画を観て感じること、思うこと、皆さんそれぞれ違うと思うんです。でも、それは違っていいと思います。正解を求めるのではなく、その時に感じたり、思ったりしたことが大切だと思っています。

プラスのことに関しては『こうした方がいいんじゃない?』とか『こうしたいな』と割と言えるんですけど、悔しいことだったり、ネガティブなことに関しては、素直になれない自分がいたりします(苦笑)

最近はないですけど、私も小学生の頃には友だちと『どうしてそんなことで』っていうような、なんでもないことでケンカすることもありました(笑)。だからこそ、今は『きちんと伝える』ということは大切だなって思います。

“空気を読む”のではなく、言葉にして言わなきゃどう思っているのか伝わらないこともある。自分の気持ちを素直に言葉にすることも大切。

言葉にするって楽になることでもあるかもしれない。思いこむより言ったりやったりする方が楽になれる。

挫折やくじけることは嫌いじゃない。うまくいかないことばかりだけど、ぶつかることで違う目標ができたり、新しい発見があったりする。

私は心配性なので小さなことであっても自信が持てず、どうしても不安に思ってしまうことがあります。不安に思う自分はどこかにいて、そういうときこそ、自信を持つようにします。『失敗したらどうしよう』ではなく『できるはずだ!』と。前向きに考えようとしても、なかなか難しくてどうしようと思ってしまう自分もいますが(笑)

先生に教えていただいた『夢はかなうのではなく、かなえるものです』という言葉。夢はかなうものではなくて、自分でかなえにいかなければいけないという考え方がとても印象的で、今でも好きな言葉の一つです。

好きな言葉は“努力”です。

芦田愛菜とは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)

芦田愛菜。

2004年生まれ、兵庫県西宮市出身。

親が読書を薦め、本人も興味を持ったことで、小学生の頃に読書量が年間60冊を超え、中学生になると年間300冊以上を継続的に読み続けた。

2007年(平成19年)、芦田が3歳の時に母親からの勧めにより、芸能界に入る。

2009年(平成21年)、『ABC 家族レッスン ショートムービー2“だいぼーけんまま”』で子役デビュー。

2010年(平成22年)、テレビドラマ『Mother』に出演し、実母から虐待される少女を熱演。

本作で「第65回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」など、新人賞を多数受賞して認知度を飛躍的に高める

。同年9月に約300人が応募したオーディションを経て、2011年(平成23年)のNHK大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』の宮沢りえ演じる茶々の幼少時代を演じることが決定した。

その後、主人公・江の長女(娘)である千の幼少期も担当する。

2011年(平成23年)3月、テレビドラマ『さよならぼくたちのようちえん』で日本のドラマ史上最年少初主演を務める。

同年4月にテレビドラマ『マルモのおきて』で連続ドラマ初主演、ゴールデン帯の連続ドラマ史上最年少での主演となる。

同年5月に『マルモのおきて』で共演した鈴木福と犬のムックとともに役名ユニット「薫と友樹、たまにムック。」として同ドラマの主題歌『マル・マル・モリ・モリ!』で歌手デビューをした。

同年10月26日に『ステキな日曜日〜Gyu Gyu グッデイ!〜』でソロデビューをする。

同年12月31日に開催された『第62回NHK紅白歌合戦』にそれまで大橋のぞみが持っていた9歳237日の最年少出場記録を更新する7歳193日で出場した。

2012年(平成24年)1月24日に前年に出演した映画『うさぎドロップ』と映画『阪急電車 片道15分の奇跡』で「第54回 ブルーリボン賞 新人賞」を史上最年少で受賞する。

同年1月27日に『マル・マル・モリ・モリ!』で「第26回 日本ゴールドディスク大賞 ベスト5ニュー・アーティスト(邦楽)、ベスト5ソング・バイ・ダウンロード」の2部門を受賞する。

同年12月27日には「きゅりあん」にて単独コンサート公演『〜ウィンターワンダーランド〜』を務め上げた。

2013年(平成25年)、映画『パシフィック・リム』でハリウッドデビュー。

2014年(平成26年)1月期ドラマ『明日、ママがいない』にて、連続ドラマ初の単独主演を果たす。

また、同年6月公開の映画『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』で映画初の単独主演を務めあげる。

同年6月、2012年いっぱいで休止していた歌手活動を再開し、8月6日には『ふぁいと!!/ゆうき』がリリースされた。

2017年(平成29年)2月、前年の夏から受験勉強に専念した結果として東京都内の難関私立中学校に複数合格し、その合格先から芸能活動に理解のある慶應義塾中等部を選択して同年4月に入学した。

2018年(平成30年)、NHK連続テレビ小説『まんぷく』にて史上最年少で朝ドラのナレーションを務める。

2019年(令和元年)11月9日、皇居前広場で開催された「天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典」に着物姿で出演し、祝賀メッセージを述べた。

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