近藤麻理恵の「大切な」言葉たち
自分は何にときめき何にときめかないのか。その問いかけを繰り返す中で一番大切なことは何かが見えてきます。
バッグは毎日、空にしましょう。『毎日持ち歩くモノ置き場』さえつくれば簡単です。大事なのは、中に入れているモノすべてに帰るべき定位置の収納場所があり、バッグが休める環境が用意されていることです。
おうちにいるときこそ、ときめく服を着る。
大事なのは、どれを残すか どれと一緒に生活を送っていくと 自分の人生はときめくのか、という感覚で選ぶこと。
今はもうときめかなくなったものを捨てる。それは、モノにとっては新たな門出ともいえる儀式なのです。ぜひその門出を祝福してあげてください。
部屋にある「あなたが”ときめいて”いないモノ」はどう思っているのかというと、純粋に「外に出たい」と思っています。
モノは私たちにいろんな感情をまざまざと呼び起こしてくれる。その感情こそが、これから生きていくエネルギーに転換されていく。
触って「ときめくもの」以外捨てちまえ。
自分が本当に好きなモノの根っこは、時がたっても変わらない その根っこを見つけるのに片づけは大いに役立つ。
今、自分にとって必要なモノをはっきりさせるためにすることは、不必要なモノを捨てること。
何を持つのかは、まさにどう生きるのかと同じこと。
自分がときめくモノを選び抜く作業を通じて初めて、自分が何を好きで何を求めているのか、はっきりと感じ取ることができる。
「捨てる」ことだけを考えて片づけをすると不幸になる。片づけで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」。
自分の判断に自信が持てない人は、自分にも自信がない。
毎晩、「お財布」を敬いながら収納する。
感情を信じて行動すると、いろんなことがどんどんつながりはじめ、人生が劇的に変化していく。
ひるまない、中断しない、あきらめない。
一気に、短期に、完璧に。
10日頑張れば新しい習慣になります。
”片付け”とは過去に片をつけること。
自分の持ちモノに「ありがとう」を伝える。
捨てるモノに感謝をする。
自分のことが好きになれると毎日の暮らしを楽しみたくなります。
近藤麻理恵とは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)
近藤麻理恵。
通称「こんまり」。
整理整頓に関する専門家として知られる片づけコンサルタント。
実家の家族は両親と兄一人、妹一人。
幼い頃から整理整頓に関心を持ち、独自で片づけの研究を行い、中学3年のとき、ベストセラー『「捨てる!」技術』を読んで開眼、本格的に片づけ研究を始める。
東京女子大学2年のとき、コンサルティング業務を開始、「こんまり流ときめき整理収納法」を編み出す。
卒論では「ジェンダー(男女)の視点から見た掃除/片づけ」を提出。
東京女子大学を卒業後、株式会社リクルートエージェントに入社。
2009年に同社を退社し、片づけコンサルタントに転身。
女性限定の「乙女の整理収納レッスン」や、紹介が必要である「社長の整理収納レッスン」などの業務を行う。
2010年に『人生がときめく片づけの魔法/サンマーク出版』を出版し、多くのメディアで取り上げられる。同書は100万部を超えるベストセラーとなり、自身も多くのテレビ番組などに出演。片づけコンサルタントとして広く知られるようになる。
その後、シリーズ続刊『人生がときめく片づけの魔法2』『毎日がときめく片づけの魔法』『イラストでときめく片づけの魔法』を出版した。
『人生がときめく片づけの魔法』は、海外35か国で刊行、なかでも英語版『The Life- Changing Magic of Tidying Up』は、アメリカで155万部突破の大ベストセラーとなる。
「ニューヨークタイムズ」紙から取材を受けるなど、海外のメディアからも注目を集め、著者の名字「Kondo」は、「こんまり流で片づける、整理する」という意味で英語の動詞として使われるなど、世界中で「こんまり」旋風が巻き起こった。
2014年春に結婚、米国に拠点を移した。
2015年、第一子女児出産、2016年、第二子女児出産。
2015年、米『TIME』誌の「最も影響力のある100人」2015年版artist部門で、米国女優Jamie Lee Curtisの推薦で選出された。
2019年1月1日よりNetflixにおいて、近藤麻理恵が米国の家庭を訪問し片づけ法を伝えるドキュメンタリーのシリーズ番組『KonMari 〜人生がときめく片づけの魔法〜』(原題:Tidying Up with Marie Kondo)が公開。
アメリカを中心とした諸国で片付けブームを巻き起こし、リサイクルショップに大量の不用品が持ち込まれるなどの社会的影響を与えた。
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