藤田ニコルの「大切な」言葉たち~藤田ニコルの名言・人生・生き方など~

藤田ニコルの「大切な」言葉たち

周りの女の子たちとはちょっと違ってて、みんなは『プリキュア』が好きだけど、私は『NARUTO』を見てて、女の子たちが『オシャレ魔女 ラブandベリー』で遊んでても、私は男の子たちと『ムシキング』で遊んでたり、男の子っぽかったんです。セミをほじくり返したり(笑)

うちは母子家庭ということもあって、周りのモデルの子と比べても裕福じゃなかったから、服もそんなにも持ってなかったんです。『二コラ』のころは、同い年の子の服のおさがりをもらったりしてたし…。でも、服が少なかったおかげで着回し術を身に着けることができて、いまもそれはすごく役立ってるなぁって思います。

思ったことをそのまま言っちゃうから、相手を傷つけちゃうこともあったし、でもそれがいいって言ってくれる子もいたし…素直なんです!(笑) ただ、やっぱり男っぽいというか、女の子のグループには属してなかったですね。ネチネチした“女子”の感じはいまでも苦手で。

悪口も書かれたりするんですが、子どもの頃からいろいろと書かれてきたので慣れちゃっていますね。

失敗してもいいから、とにかく挑戦してみようってタイプですね。行動力はあるんで、雑誌のファッションやメイクとかを真似するんじゃなく、オーディションを受けちゃえ! って(笑)。

見た目について変な目で見られることはなかったけど、小学校では「ニコレット」とか「ニコチン」とか、名前についてイジられましたね。中学に上がったら、先輩がいろいろとウザくて(苦笑)、それがイヤになって学校に行かなくなっちゃって…。

私中学校の時すごい団体行動が苦手だったんです。みんな子供だったからなのかもしれないけど、高校に入って知り合った友達はちょっと大人で。話が合うし、高校って楽しいかもって入った時思いました。中学校の友達関係って(人間関係が)読めないところがあったんだけど、高校の友達は思い切って深いところまで何でも話せます。ちょっと大人になったってことなのかもしれません。

高校は、なかなか行けなくて修学旅行も行けなかったのはちょっと寂しい…。JKライフを楽しみたかったなという気持ちはあります。制服を着る機会が少なくて、撮影で着る機会のほうが多いかも。でも、モデルというよりどころがあったから、いまの選択でよかったなと思ってます。

自信は…あるんだけど、ない?(笑) なんて言えばいいのかな…、なかなか自信満々に自分を出せないんだけど、「負けたくない」「前に行きたい」って気持ちもあって。

私おバカ枠で呼ばれてますけど自分では、天然とかじゃなくて学力のおバカの方のおバカ枠だと自分でおもってます!笑笑。

最初のころはそんなに人気もありませんでした。みんなカラーページを持ってるのに、私はモノクロで連載だったし…。周りはかわいい子ばかりで、普通にこの中にいるだけじゃ、目立たないしダメだなって思ったんです。

私がいたから頑張れたとかさ元気出せたとかさ、ファンのみんなもそうだけど誰かの為に力になれてるんだなって思うとお仕事私もがんばらなきゃな!ってすごくおもいます こんな私でいいのかな?ってふと思う時もあるんだけどみんなにとって何かを与えてるならこれからも沢山笑っていきたいなと。

少女漫画とかってさそんな簡単にさハッピーエンドなんてならないじゃん?一回何かにつまずいたり、辛い事あったりしてからのハッピーエンドが多いからさ、無理だったからって諦めたりとかするじゃん?でも諦めないで思ってたり頑張ったら叶うんじゃないかなって。

リアルをさらけ出したほうが、見る側も嬉しいと思うんです。『Popteen』はファッションだけでなく、中身も大事だから。そこは出すしかないでしょっ!(笑) いつか後悔するかもしれないけど、それも人生だなって思います。隠して後からバレるのが、ファンに対して一番申し訳ない。

私、隠すのが嫌いなんで全然恥ずかしくないです。むしろみんなに知ってもらいたいなって。事務所もなぜか私はオーケーなんですよね(笑)。キャラとして許してもらえている部分もあると思います。

私“重い”んですよ。『今何してるの?』とか、何度も連絡しちゃうんです。何とか改善できたらいいですね。好きになったら一途になって病気みたいになっちゃう。でも尽くすのでいい女だと思います(笑)

いつまでも“ティーン”ではいられないしね(笑)。上のステージに行きたいって気持ちはあるけど、やっぱりそのときになってみないと分からない。いま、あれこれ考えても時間がもったいない。そのぶん、全力で頑張ったほうがいいかなと思う。

若いうちにつらいことしていないと、大人になってから耐えられないかなって。

安定に私にはつめたい。でもあんまんみたいに優しさは詰まってると思いますあったかいあんこのように。

何が起きても結果は自分で受け止めるようにしてきた。

私でも、なんとかなったから、こんな私ができるんだから、あきらめないでほしいし、絶対できる! って、全国民に伝えたいです。

藤田ニコルとは?(人生・生き方・プロフィール・略歴など)

藤田ニコル。

1998年2月生まれ、ニュージーランド出身。

父親はロシア人とポーランド人のハーフ。

母親は日本人で、スナックバーを経営。

ニュージーランドで生まれ、3歳まで現地で生活していたが、その後は両親の離婚にともなって日本に移住し、埼玉県戸田市に移り住んだ。

父親違いの弟がいる。

2016年3月に通信制高校飛鳥未来高等学校池袋キャンパを卒業。

2009年にローティーン向けファッション雑誌『nicola』の第13回ニコラモデルオーディションに応募し、1万4076人の中からグランプリの5人に選ばれ専属モデル(ニコモ)となる。

応募理由は、モデルの仕事に「昔から興味があってお母さんがニコラとにこるが似てるから買ってきたのがきっかけ!」という。

他のグランプリ受賞者は池田依來沙(現在『CanCam』専属)、松井愛莉(現在『Ray』専属)、古畑星夏(現在『Seventeen』専属)、春川芽生の中学1年生4名で、藤田のみ小学6年生であった。

『nicola』2009年10月号にグランプリ受賞者のお披露目紹介記事が初の出演。

2009年10月号からニコモとして活動を開始し、清楚系のモデルの多いなかでカラーコンタクトを許されるなどやや異色な存在として独自のポジションに位置し、連載ページも任される。

ニコモの音楽ユニット「ニコ☆モコ」にも日南響子との入れ替わりで追加メンバーとして活動した。

2014年4月に『nicola』を卒業すると、同年6月に雑誌『Popteen』のモデルとなり、2015年5月号に表紙に登場。

『ポップティーン』2015年7月号には、単独で表紙に登場。

2015年度の『めざましテレビ』のイマドキガールを務める。

同年、Yahoo!検索大賞 2015・モデル部門賞を受賞。

2015年6月1日、この日創刊の女子高校生の為のWEBマガジンEMMARYの初代編集長に就任( – 2016年3月)。

2016年8月3日、シングル「Bye Bye」で歌手デビューし、共作で作詞も担当した。

同年、ネイルクイーン 2016を受賞。

2017年8月のイベントをもって『Popteen』モデルを卒業。

2017年10月23日発売の雑誌『ViVi』2月号でViViの専属モデルとなった。

2018年にはアニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』でピカチュウのクリン役として声優デビューを果たし、96話からはヌイコグマ役で準レギュラーとして出演。

2019年2月23日、YouTubeアカウントを開設。

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