「日本新薬(株)」の経営理念・企業理念(ビジョン・ミッション・バリュー・スローガン・指針・方針など)
「日本新薬(株)」の経営理念
人々の健康と豊かな生活創りに貢献する
「日本新薬(株)」の企業スローガン
健康未来、創ります。
「日本新薬(株)」の経営方針
高品質で特長のある製品を提供する(顧客)
病気でお困りの患者さんを最優先に考え、他剤に比較して有効性、安全性、患者さんのQOL面で何かひとつでも優れている医薬品および顧客ニーズを満たす質の高い機能食品を創出・提供します。
社会からの信頼を得る(社会)
法令や社内規則を遵守することはもちろん、社会的責任を絶えず意識し、高い倫理観をもって行動します。
一人ひとりが成長する(社員)
目標の達成に向け、前向きにチャレンジし、業務の推進を通じて成長します。
「日本新薬(株)」の行動指針
チャレンジ(Challenge)
私たちは、倫理観に基づく強い信念と責任感を持ち、さまざまな目標に対して、常にポジティブ思考で前向きに取り組みます。
スピード(Speed)
私たちは、何事にもスピード感をもって、迅速に、機を逸することなく行動します。
インベスティゲーション(Investigation)
私たちは、幅広く収集した情報を綿密に調査・分析し、目標達成に向けてしっかり計画を立て、PDCAサイクルを確実に回します。
スマイル(Smile)
私たちは、円滑なコミュニケーションが行われるように、いつも笑顔で行動します。
「日本新薬(株)」の創業者・創立者・中興の祖『市野瀬潜』~生い立ち・名言・創業の想い・考え方など~
市野瀬潜(日本新薬創業者)
市野瀬潜。
市野瀬潜は明治12年に大分県海部郡明治村で生まれた。
家は代々佐伯藩の庄屋を務めた。
南海中学を経て,東京の私立薬学校を明治30年に卒業し、その年に内務省の薬剤師試験に合格して、直ちに鑑定官補と称する役職で神戸の税関に勤務。
その後、明治36年に京都にある織田家という代々くすりに関係していた自然堂の支配人になり、明治38年には織田家の長女織田マサと結婚。
明治43年に独立して「京都新薬堂」を、大正8年9月29日には「日本新薬株式会社」を設立、
創業当初から純然たる製薬メーカーで、1940年にサントニン®という国産初の駆虫薬を発売。
その量産化に成功し、広く国民の健康に貢献したということで、1944年に第1回技術院賞を受賞。
市野瀬潜(日本新薬創業者)の名言・考え方
日本人の飲む薬は日本人の手で創りたい
「日本新薬(株)」の沿革・歴史(年表・社歴など)
1919(大正8)
京都新薬堂の事業を継承し、「日本新薬株式会社」が創立・営業開始
(京都新薬堂の所在地、京都市下京区(現・東山区)唐戸鼻町で営業開始)
1920(大正9)
京都市下京区(現・中京区)壬生下溝町に本社ならびに工場を移転
東京駐在所を東京市日本橋区(現・東京都中央区)に開設
日本新薬として初の製品、乳酸菌整腸剤「グリコラクチン」を発売
大阪駐在所を大阪市天王寺区に開設
1929(昭和4)
新植物よりサントニンの結晶を抽出。栽培に成功した壬生の地に因み、新植物を「ミブヨモギ」と命名
1934(昭和9)
京都市下京区(現・南区)吉祥院に分工場が完成(1940年に西大路工場に改称)
1940(昭和15)
国産回虫駆虫剤「サントニン」を発売
1943(昭和18)
高松宮・同妃両殿下、西大路工場ご見学
1944(昭和19)
サントニンの研究および製造に関し、第1回技術院賞を受賞
1949(昭和24)
株式を京都証券取引所に上場
催眠鎮静剤「イソミタール」を発売
1951(昭和26)
「サントニン」を初めてニューヨークヘ輸出
1952(昭和27)
ミブヨモギの品種改良とサントニンの製造技術に関し第4回毎日工業技術賞を受賞
1953(昭和28)
西大路工場内に西大路総合工場が完成
1954(昭和29)
神経痛・リウマチ治療剤「アミピロ注射液」5.0mℓを発売
1956(昭和31)
本社を現・本社所在地(京都市南区吉祥院)に移転(登記完了)
1958(昭和33)
気管支拡張剤「メトナミン」の製法発明に関し発明協会より発明賞を受賞
薬局向け製品の強カローヤル・ゼリー製剤「アピフォルティール」を発売
1961(昭和36)
食品部(現・機能食品カンパニー)を新設し、食品事業を開始
食品部第一号製品、粉末抽出香辛料「スパイス〈ケンダ〉」を発売
本社敷地内に新研究所(第一期、現・創薬研究所3号館)が完成
1963(昭和38)
冠循環改善剤「ベストフィリン」を発売
1964(昭和39)
東日本の製造拠点として小田原市に小田原工場が完成
1965(昭和40)
ウィンナー総合防腐剤「ネトキラー」を発売
出血抑制・消炎酵素剤「レフトーゼ錠」を発売
1966(昭和41)
株式を東京証券取引所第一部に上場
1967(昭和42)
前立腺肥大症治療剤「エビプロスタット」を発売
体液性抗潰瘍剤「ウガロンカプセル」を発売
1970(昭和45)
本社敷地内に食品技術研究所(現・食品開発研究所)が完成
1971(昭和46)
代謝拮抗性 抗悪性腫瘍剤「キロサイド注」を発売
東部流通センターを東京都大田区平和島 東京流通センター(TRC)内に開設
1972(昭和47)
本社敷地内に厚生研修施設「蓬友会館」が完成
1974(昭和49)
抗めまい剤「セファドール錠」を発売
食品添加物高活性乳たん白「ハプロ」を発売
1977(昭和52)
降圧剤「アレステン」を発売
1979(昭和54)
医薬情報担当者(現・MR)導入教育を開始
頻尿治療剤「ブラダロン錠」を発売
1981(昭和56)
本社敷地内に中央研究所本館(現・創薬研究所1号館)が完成
中枢性鎮咳剤「コルドリン錠」、「コルドリン顆粒」を発売
食品業界向けアルコール消毒剤「サンサークル」を発売
1982(昭和57)
マイクロコンピュータ制御によるブロバリン製造の自動化完成
1984(昭和59)
前立腺がん治療剤「エストラサイトカプセル」を発売
1985(昭和60)
ヨモギの新種「ペンタヨモギ」、「ヘキサヨモギ」が植物特許第1号を取得
1986(昭和61)
口腔内炎症治療剤─徐放性挿入錠─「アズノールST」を発売
天然品質安定剤「プロキープ」を発売
1987(昭和62)
代謝拮抗性 抗悪性腫瘍剤「キロサイド注」100㎎、200㎎を発売
1989(平成元)
粘膜防御性胃潰瘍治療剤「ガスロンN」を発売(1994年に胃炎の効能を追加)
1990(平成2)
千歳食品工場が完成
東京支社を開設
グローバルな事業展開と創薬へ踏み出す
1991(平成3)
デュッセルドルフ事務所を開設
1992(平成4)
高血圧・狭心症治療剤「セレクトール錠」を発売
1994(平成6)
本社敷地内に西部創薬研究所2号館(現・創薬研究所2号館)が完成
抗リウマチ剤「オークル」を発売
非ステロイド性鎮痛・抗炎症剤「ハイペン」を発売
1996(平成8)
ダイエット健康食品素材「ガルシニアエキス」を発売
1997(平成9)
つくば市に東部創薬研究所が完成
ニューヨーク事務所( 現・米国子会社「NS Pharma, Inc.」)を開設
第1回MR認定試験が実施
1998(平成10)
TQC活動を発展させた「Try21活動」スター卜
高アンモニア血症治療剤「ポルトラック」を発売
全社情報ネットワーク「ノーツ」スタート
1999(平成11)
アレルギー性鼻炎治療剤「リボスチン点鼻液」を販売。
2000(平成12)
山科植物資料館にセミナーハウスが竣工
アレルギー性結膜炎治療剤「リボスチン点眼液0.025%」を発売
2001(平成13)
小田原工場の新製剤棟(現・2号棟)が稼働し小田原総合製剤工場に改称。
2号棟竣工に伴い京都工場を閉鎖・集約化
全MRにモバイル端末を導入
2002(平成14)
オリゴ核酸医薬品検討プロジェクトスタート
アズレン含嗽剤「アズノールうがい液4%」を発売
2003(平成15)
本社敷地内に研修センターが竣工
2004(平成16)
東京支店・支社の新社屋「日本橋さくら通りビル」が竣工
再発・難治性急性前骨髄球性白血病治療剤「トリセノックス注10㎎」を発売
導出先のアンジェリーニ社が合成抗菌剤プルリフロキサシン製剤「UNIDROX」をイタリアにて発売
2005(平成17)
機能食品事業部を機能食品カンパニーに改称(カンパニー制を本格導入)
再発・難治性急性前骨髄球性白血病治療剤「アムノレイク錠2㎎」を発売
尿路結石治療剤「ウロカルンカプセル」を剤形変更・小型化して「ウロカルン錠225㎎」として発売
2006(平成18)
名古屋支店新社屋が竣工
2007(平成19)
胃炎・胃潰瘍治療剤「ガスロンN・OD錠2㎎」を発売
2008(平成20)
前立腺肥大症治療剤「エビプロスタット配合錠DB」を発売
子宮内膜症に伴う月経困難症治療剤「ルナベル配合錠LD」を発売
会社創立90周年を機に「日本新薬こども文学賞」を創設
2009(平成21)
ED治療剤「シアリス錠」を発売
粉末噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤「エリザスカプセル」外用400μgを発売
肺動脈性肺高血圧症治療剤「アドシルカ錠20㎎」を発売
2010(平成22)
再発・難治性 急性白血病・悪性リンパ腫治療剤「キロサイドN注1g」を発売
がん疼痛治療剤「トラマールカプセル25㎎・50㎎」を発売
骨髄異形成症候群治療剤「ビダーザ注射用100㎎」を発売
2011(平成23)
ニュートリション素材「エンラクトSAT」を発売
北京事務所を開設
2012(平成24)
デュッセルドルフ事務所を英国に移転し、ロンドン事務所を開設
粉末噴霧式アレルギー性鼻炎治療剤「エリザス点鼻粉末200μg28噴霧用」を発売
「笑顔のアートプロジェクト」始動
2013(平成25)
断酒補助剤「レグテクト錠333㎎」を発売
韓国・泰俊製薬から胃炎・胃潰瘍治療剤「ガスロン・OD錠2㎎錠」を発売
本社地区が関西イノベーション国際戦略総合特区に認定される
社内MR認定試験制度開始
月経困難症治療剤「ルナベル配合錠ULD」を発売
2014(平成26)
前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤「ザルティア錠2.5mg・5mg」を発売
がん疼痛・慢性疼痛治療剤の口腔内崩壊錠「トラマールOD錠25mg・50mg」を発売
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)治療剤「ビルトラルセン(一般名)」の早期探索的臨床試験が終了し、
初期投与の解析において本剤の治療効果が予測されるジストロフィンタンパク質の発現を確認
2015(平成27)
持続性がん疼痛・慢性疼痛治療剤「ワントラム錠100mg」を発売
アクテリオンファーマシューティカルズジャパン社と共同開発した
肺動脈性肺高血圧症 (PAH)治療剤「オプスミット錠10mg 」のコ・プロモーションを開始
DMD治療剤「ビルトラルセン」が先駆け審査指定品目に指定される
PAH治療剤「セレキシパグ(商品名:ウプトラビ錠)」が米国で発売
DMD治療剤「ビルトラルセン」の国内でのPI/II試験および米国でのPII試験を開始
本社敷地内に、治験原薬製造棟が竣工
2016(平成28)
研究職フェロー制度開始(研究者の専門職制度の改定)
PAH治療剤「ウプトラビ錠」、米国に続いて日本およびヨーロッパその他各国で順次販売を開始
機能食品カンパニーがサプリメント事業を開始、「WINZONE ENERGY×ENERGY」を発売
日本新薬こども文学賞の取り組みが、内閣府特命担当大臣表彰を受賞
2017(平成29)
生産性向上活動「チャレンジ100」スタート
小田原総合製剤工場敷地内に、高生理活性固形製剤棟(3号棟)が竣工
AI(人口知能)を活用した効率的な創薬の推進
糖化ケアサプリメント「AGE-SHUT美のダイヤモンドゼリー」を発売
食品加工用複合製剤「ニュースータンKR-4」を発売
健康食品素材「イチョウ葉エキスパウダーBB」を発売
2018(平成30)
MRフレックスタイム制度の導入
スポーツサプリメント「JOINT GUARDIAN」、「WINZONE PROTEIN WHEY」を発売
ニューオーリンズ(米国)およびメンドーサ(アルゼンチン)で開催された学会で、
日本と北米で実施したDMD治療剤「ビルトラルセン」の臨床試験結果を発表
CD20陽性濾胞性リンパ腫治療剤モノクローナル抗体「ガザイバ」発売
「健康経営優良法人(ホワイト500)」に認定される
DMD治療剤「ビルトラルセン」、米国で段階的な承認申請を開始
2019(平成31)
若手研究者を支援する「公募研究助成制度」を開始
ヤンセンファーマ株式会社が開発した前立腺癌治療剤「アーリーダ錠60mg」のコ・プロモーションを開始
肝類洞閉塞症候群治療剤「デファイテリオ 静注200mg」を発売
日本新薬株式会社 10月1日に創立100周年を迎える
2020(令和2)
国連グローバル・コンパクトへ署名し、グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンへ加入
ヤンセンファーマ株式会社が開発した前立腺癌治療剤「ザイティガ錠250㎎」のコ・プロモーションを開始
DMD治療剤「ビルテプソ点滴静注 250㎎」を国内で発売
DMD治療剤「VILTEPSO™」を米国で発売
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