船井総合研究所創業者、船井幸雄:【10の成功法則】とは?

船井総合研究所創業者、船井幸雄:【10の成功法則】とは?

【10の成功法則】とは?

 

船井幸雄/船井総合研究所創業者

 

 

①幸運と不運

マクロに見ると、この世の中はよくなる方向に進化してしています。一見、不運に思えることもすべては必然、必要であり、振り返ればベストのタイミングで起こっているものです。幸運も不運もすべてを受け入れられるようになると、ツキを呼び込むことができるようです。

 

 

②自分の身に起こることは、すべて自分が引き寄せている

なぜ不運が続くのかと、思ったことはありませんか?不運に思えることも、あとから振り返ればすべては必要だったと思える日は必ずやってきます。すべての出来事は互いにつながっていて、どれが欠けても今の自分は存在しないと、わかります。

 

 

③まず自分が変わろう

私たちの目に見えない本質の心は、まわりの人の心ともつながっているようです。自分の心が変われば、まわりの人の心も変わると考えられます。自分のまわり、人生に起こることは、すべて自分が引き寄せるもので、自分に責任があります。まずは自分が変わることから始めましょう。

 

 

④運がいいと思えば、運がよくなる

天運は持って生まれた素質、地運は環境、人運は出会い運。天運は変えられませんが、地運と人運は思いひとつで変えられます。たとえ運が悪いときでも運がいいと思えるようになると、失敗も、成功へのステップに変わります。運を味方にする近道は、プラス発想できるかどうかです。

 

 

⑤不運が続くときは、メッセージかもしれない

行動が裏目に出たり、トラブルが続くときは、ストレスがたまり、目先のことに気持ちがとらわれてしまいます。そんなときは、無理に前に進もうとするのではなく、立ち止まって考えてみるのも一手でしょう。不運が続くときは、あなたの反自然行為をいさめるメッセージかもしれません。

 

 

⑥心の持ちようは「相」に表れる

自然に反する生き方をやめて、人の悪口や欠点を言わず、人に物をあげると、自然と人相がよくなります。一方、良心に反する生き方をすると、人相は悪くなります。良心にそった生き方を心がけて、人相をよくしましょう。

 

 

⑦明るく、元気に、さわやかに

どんなときでも、明るく、元気に、さわやかに、人の心を開く万国共通のカギは、屈託のない笑顔です。笑顔と感謝がよい人間関係をつくり、よい人相をつくります。そして、ツク人生が自然と引き寄せられれます。

 

 

⑧温顔が福を招く

人間性が高く、ツイている人の顔つきは、笑顔で、温かく、幸せで、均整がとれているものです。このような「温顔」になると、どんなことでも肯定でき、人の足を引っ張ったり、人に嫌われるようなこともなくなります。「温顔無敵」こそが、人間の究極の姿なのです。

 

 

⑨プラスの言葉を口ずさみましょう

言葉にはそれぞれ波動があり、自分の潜在意識に影響を与えます。プラスの言葉を口ずさむとツキがよくなり、マイナスの言葉を口ずさむとツキが悪くなってしまいます。ありがとう、うれしい、楽しい、絶対できる…など、プラスの言葉を選んで口ずさみましょう。

 

 

⑩ツク言葉を使おう

「ありがとう」は「有難し」が語源。有難しは、ありえない!信じられない!などの奇跡に対する驚き、畏怖(いふ)、感謝といった深い歓びを表現する言葉です。嫌悪する言葉を使わずに、この言葉をたくさん使うと、歓びの気持ちが相手に伝わり、応援されて、運気も高まります。

 

『すべては「必要、必然、最善」』(船井幸雄著)より

 

 

 

 

 

船井幸雄(船井総研創業者)とは?

 

 

船井幸雄。

1933年生まれ、大阪府出身。

 

大阪府立河南高等学校を経て、1956年、京都大学農学部農林経済学科卒業。

1965年(昭和40年、30代前半)から20年余り、スーパー出店のコンサルティングで全国的に活動。

 

1970年、13人で日本マネジメント協会から独立し、経営コンサルタント会社日本マーケティングセンターを創業。

経営コンサルティングの手法としては『地域一番店戦略』が有名。

 

これは、1970年代に渥美俊一が唱えた『チェーンストア理論』の対局を為す小売戦略として、多くの地域小売業者に支持された。

当時は小売業のコンサルタントとして、「東の渥美・西の船井」と云われていた。

 

丸井会長の青井忠雄、伊勢丹出身で松屋と東武百貨店を再建した山中鏆、そごう元会長水島廣雄と昵懇で、会合を定期的に開いていた。

東武百貨店が東洋一の百貨店を池袋にリニューアルオープンした際の戦略も、地域一番店戦略がベースとなっている。

 

1985年、船井総合研究所に社名変更。

1988年、大阪証券取引所第2部市場特別指定銘柄(新2部)上場。経営コンサルタント会社としては世界初の株式上場を果たす。

 

2000年2月株式会社船井情報システムズを設立。

2004年12月東京証券取引所第2部市場に上場。

 

2005年12月東京・大阪両証券取引所第1部市場に指定替え。

2012年1月中国に船井(上海)商務信息咨詢有限公司を設立。

 

2014年1月19日、肺炎のため死去。81歳没。

 

 

 

 

厳選!船井幸雄(船井総研創業者)の珠玉名言

 

 

 

できるだけ「ええカッコウ」することをやめよう……と試みたら、生きやすいだろうな、と思います。他人の目を気にしない。自由に生きる。他人に干渉しない。……「ええカッコウ」をすることを少なくしたら、このような楽しい生き方ができると思います。

 

 

 

 

他者に対することが、自分に返ってきます。与えられたら与えられるし、奪ったら奪われるということが間違いのないことのようです。自分が他者に与えるものしか、自分も受け取れないのです。

 

 

 

 

 

欠点を克服しても、それはマイナスをゼロにしただけで、プラスには働きません。それならば長所を伸ばして、プラスにプラスを重ねましょう。

 

 

 

 

 

どんな人にも、自分でなければできないことがあります。しかも、長所や得手としていることで、自分のため、世のため人のためになることがたくさんあるはずなのです。

 

 

 

 

 

人相が良くなる生き方をしてください。これは簡単です。我欲を減らして、にこにこ笑って生きるのです。そうすれば一挙に人相がよくなります。そして決して人の悪口を言わずに、ほめるようにする。とにかく他者の長所を見つけて、それを伸ばすことを考えたほうがいいです。

 

 

 

 

なぜ人は働くのでしょうか?その理由のひとつは「お金」のためでしょう。人は働き「お金を」得なければ、食べていくことが出来ません。しかし、働く理由が「お金」だけになると、人は生きていく方向を見失います。

 

 

 

 

 

人の最大のよい特性は「考えられる」ことです。どうでもよいことに費やす時間を減らし、しっかり考えようではありませんか。ともかくテレビや携帯電話に関わる時間をいまの半分に減らし、その時間で「何が正しいか」をゆっくり考えてみて下さい。人生がよいほうに変わっていくと思いますよ。

 

 

 

 

 

一日に一つ以上、世のため人のためにプラスになることをしましょう。まず良心と自然もともに喜ぶことは、正しいことで他を喜ばせることです。毎日、いちばん身近な人や動植物を喜ばせることを実行することから始めてください。

 

 

 

 

 

あなたの、一日、一日の小さな努力の積み重ねが、一年、一〇年、五〇年、といった長期的な成長につながります。

 

 

 

 

 

謙虚とかすなおということも、これからますます大切になってきます。自分の知らないこと、わからないことを否定しないことです。

 

 

 

 

 

どうせ変えるなら、良い方向へ変えるのでなくては意味がありません。そのためには、楽しい人生を送れるような生き方、考え方をすることです。

 

 

 

 

 

過去に何があろうと、それによって現在があるのですし、未来はこれから創っていくのですから、過去を肯定し、包みこんでいるのが、いまの自分だ…と、まず認めてほしいのです。

 

 

 

 

必要がなければ集まらないし、必要であればやってきます。そう考えると気が楽になります。焦らずに、できることをやり、肯定しましょう。まず、自分が夢を描き、望む、そして言葉にする。その一歩から、すべてがはじまります。

 

 

 

 

 

世の中のものは、すべてつながっています。われわれは個であると同時に、全体の一部です。そして個の動きが、全体に影響します。

 

 

 

世の中で起こるすべては必然、必要で、振り返ってみればすべてベストのタイミングで起きています。

 

 

 

人間にとって大事なことはクリエートすること、探求すること、奉仕することに喜びを見つけ、それを中心に将来目的の設定と、日々の生活を送ることといえるでしょう。

 

 

 

 

 

決めつけるのは、危険な行為です。今日から明日へ…日々の成長によって、「変わる」という意識が行動に表れて、知らず知らずに、変わっていくのです。まずは、どう変わりたいのか、イメージしましょう。

 

 

 

 

天才とは、自分の才能を上手に、引き出すことができた人のこと。

 

 

 

 

 

相手によって態度を変えてはいけない。本当に偉い人というのは誰に対しても謙虚で、相手の人間性を認める度量がある。分けへだてなく対応することが大切だ。

 

 

 

 

 

 

現象を意識的に観察することで、物事をルール化し、コツをつかむことができます。それぞれの人の伸ばしたい部分、たとえば美人になりたかったら、美しい人を意識的に観察することで、コツがつかめてきます。それらをルール化することで、より長所を伸ばすことができるのです。

 

 

 

 

長所と短所は裏返しの関係にあります。長所を伸ばせば短所は消える。なぜなら短所と思えたものが長所となったからです。プラスに考えて、長所を伸ばしていってください。

 

 

 

 

いちいち「嘘」や「間違い」をほじくり出して、無視できない人がいるが、成功のためにそれは無駄なようである。

 

 

 

 

 

知れば知るだけ、世の中のことを知らないことに気づいてくる。自分一人では本当に何もできないと言っていい、この事実に気づけば人は謙虚になる。謙虚な人には誰もが心の底から助けたくなるものだ。

 

 

 

 

 

 

一人ひとりの勇気が、素晴らしい未来の扉を開くことになります。どんなに小さな勇気でも、その積み重ねが自分を変え、世の中を変えていくのだと思います。ぜひ、勇気を出してください。

 

 

 

 

自分の意見に賛成する人にも感謝、反対する人にも感謝。何事も否定してはいけない。

 

 

 

 

競争心で、がんばる効力よりも、分かち合い、助け合う方が、その効力は何十倍にもなります。

 

 

 

 

 

あらゆる事象には、表と裏の側面があります。その事象の見つめ方次第で、プラスにもマイナスにも思えてくるから不思議です。だとしたら、プラスの面に目を向けてみませんか?無限、永遠、発展、感謝、健康、笑顔..。明るい生命力のある思いの先に、明るい未来はやってきます。

 

 

 

 

 

成功にコツはあっても、楽な道はないのです。

 

 

 

 

変化こそ不変の原則。

 

 

 

 

 

地球は、成長できる最高の学校。

 

 

 

励ましと賞賛が人を育てる。

 

 

 

ギブ・アンド・ギブは、豊かさの呼び水。

 

 

 

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