「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の始まりと原点!~経営理念・企業理念/創業者・創立者『佐川清』/沿革・歴史など~

「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の始まりと原点!~経営理念・企業理念/創業者・創立者『佐川清』/沿革・歴史など~

「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の経営理念・企業理念(ビジョン・ミッション・バリュー・スローガン・指針・方針など)

 

 

 

「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の企業理念

 

 

「信頼、創造、挑戦」

 

 

SGホールディングスグループは

 

一.お客様と社会の信頼に応え 共に成長します

 

一.新しい価値を創造し 社会の発展に貢献します

 

一.常に挑戦を続け あらゆる可能性を追求します

 

 

 

 

 

 

 

「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の創業者・創立者『佐川清』~生い立ち・名言・創業の想い・考え方など~

 

 

 

 

佐川清(佐川急便創業者)

佐川清。

 

大正11年3月新潟県中頸城郡板倉村(現在の上越市板倉区)の旧家に生まれる。

有恒学舎に学んだのち、家業に従事。

 

戦後、兵役を終えると1948年に建設業「佐川組」を設立、建設会社を経営。

「佐川組」は解散するも、京都にて1957年に自転車2台を使って妻と2人で運送業を創業。

 

中小企業の小口貨物に狙いを定めて得意先を開拓し、1966年に「佐川急便」株式会社に改組した。

日曜集配などの迅速な配達や運転手の集金担当など運送業の革命的な発想で高収益を上げ、各地の運送業者の吸収合併や新会社の設立で全国進出を図り、1977年、全国ネットワーク網を完成。

 

徹底したノルマ制を導入し、社員に労働基準法を無視した超長時間労働で稼がせる代わりに同業他社の数倍の賃金を保障するという経営方法で、グループを拡大。

高度経済とともに張り巡らされた道路網をフル活用し、創業からわずか30数年で「日通」と肩を並べる会社に急成長、日本有数の運送会社グループに育て上げる。

 

同郷の田中角栄元首相ら政治家、芸能人、スポーツ選手らとの交際も深く、「日本一のタニマチ」とも呼ばれた。

橋幸夫の大ファンでレコード会社・リバスター音産を設立し、迎えたことでも有名。

 

しかし、驚異的な成長の一方で、強引な商法も次々と明らかになる。

1992年には、東京佐川急便の渡辺広康・元社長ら旧経営陣が、広域暴力団稲川会の石井進会長とその系列の企業などに、約1000億円を融資・債務保証したとして特別背任罪に問われる「東京佐川急便事件」が発覚。

 

その後、前新潟県知事金子清も起訴されたほか、自民党副総裁金丸信も5億円受領を認め辞任した。

1992年には事件を機にグループの再編が図られ、グループの複数の中核会社を合併。

 

新会社の発足とともに会長を退いた。

2002年3月11日、急性心不全のため京都府内の病院で死去。享年80。

 

 

 

 

 

 

佐川清(佐川急便)の名言・考え方

 

 

 

裸一貫での開業だから、私は守備範囲を京都・大阪間と決め、京都、大阪の問屋へ『飛脚のご用はありませんか』と注文を取りに回った。

 

 

 

男は実体験でものを言え!

 

 

カネは天下の回りもの、ヘタに貯め込まんと有意義なことにはバンバン使うたらエエんや。無駄遣いはイカンが、活きたカネは断固遣うべしや。

 

 

 

 

運送会社でドライバーを大事にせんちゅうんは、結局は荷主が離れていく原因や。

 

 

 

 

飛脚業はドライバーあっての商売や。頑張っとるドライバーには月給100万円以上出してもエエやないか。

 

 

 

 

男には意地ってもんがあるんだ。

 

 

 

 

段取りの出来る者が作業の進行を握り、やがては作業全般を掌握するのは成り行きというものだ。

 

 

 

 

私はお客様とのつきあいにはビジネスの次元を越えて、霊的な高まりのなかに自らを置いてきた。荷物をつくった人は、荷物に対する思い(霊性)がこもっているはずであり、発送するときは霊的な思いそのものを送る気分のなかに在るであろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「SGホールディングス株式会社(佐川急便)」の沿革・歴史(年表・社歴など)

 

 

 

 

1957(昭和32)年 3月 佐川急便創業者・佐川清が京都において京都-大阪間を主体とした飛脚業を開始する

 

1962(昭和37)年 6月 「有限会社佐川」設立

 

1965(昭和40)年 11月 「佐川急便」設立

 

1984(昭和59)年 12月 全国縦貫路線網が完成

 

1985(昭和60)年 1月 貨物追跡システムが稼動

 

1992(平成4)年 6月 出荷支援システム「飛伝シリーズ」サービス開始

 

1996(平成8)年 4月 「飛脚航空便」開始

 

1997(平成9)年 6月 社内にエコプロジェクト推進委員会発足

 

1998(平成10)年 3月 「飛脚宅配便」開始
8月 本社を含む全国30店所でISO9001認証取得

 

1999(平成11)年 2月 「美術品輸送」開始
3月 「飛脚クール便〈冷蔵〉」開始
6月 ホームページで「お荷物問い合わせサービス」開始
9月 インターネットビジネスをサポートする「e’s」サービス開始

 

2000(平成12)年 2月 携帯電話のインターネットサービスで「お荷物問い合わせサービス」・「受領印要求サービス」開始
3月 「引越サービス」・「飛脚国際宅配便」・「飛脚クール便〈冷凍〉」・「飛脚メール便」・「時間帯指定サービス」開始
携帯電話のインターネットサービスで「配達完了通知メールサービス」開始
6月 「e-コレクト®」開始
8月 ホームページで「配達完了通知メールサービス」・「受領印提供サービス」開始

 

2001(平成13)年 2月 配達完了データのリアルタイム送信開始
8月 本社、全営業所でISO9001:2000年版認証取得
本社でISO14001認証取得

 

2003(平成15)年 7月 「e-コレクトショッピングナビゲーション」開設

 

2004(平成16)年 3月 電車型特急コンテナ列車「スーパーレールカーゴ」運行開始
「飛脚ゆうメール便」開始

 

2005(平成17)年 3月 「e-コレクト®」米国にてビジネスモデル特許を取得
4月 「セキュリティサービス」開始

 

2006(平成18)年 3月 「グリーンメールサービス」開始
純粋持株会社「SGホールディングス」設立
「e-コレクト®」日本にてビジネスモデル特許を取得
7月 「精密機器輸送サービス」開始

 

2007(平成19)年 3月 佐川急便創業50周年を機に飛脚マーク、ユニフォーム、商品名を刷新
6月 「大型家具・家電設置輸送サービス」開始
10月 「受取人確認サポート」開始

 

2008(平成20)年 2月 「CO2排出権付き飛脚宅配便」開始

 

2009(平成21)年 3月 佐川急便東京本社でISO27001認証取得
4月 「飛脚特定信書便」開始
6月 「リコール・トータルサービス」開始
7月 「文書保管サービス」開始

 

2010(平成22)年 6月 「祇園佐川急便」開設

 

2011(平成23)年 5月 「飛脚特定信書航空便」開始
9月 天然ガストラック保有台数 世界一に認定
10月 タッチパネル式送り状発行システム「e飛伝タッチ」開発

 

2012(平成24)年 2月 宅配ボックスからの発送受付サービス開始
3月 「リバース・ソリューションサービス」開始
8月 「商品回収・返金サービス」開始

12月 東京・江東区に「佐川東京ロジスティクスセンター(STLC)」開設

 

2013(平成25)年 3月 「回収サポートシステム」をスタート
5月 STLC内に「家電リペアセンター」を開設
7月 安全運転教育研修サービス、安全管理体制のコンサルティングを開始
12月 「回収サポートシステム」の機能を拡充(簡単便利な回収くん)

 

2014(平成26)年 4月 「信書回収サービス」の提供を開始
グループ合同の先進的ロジスティクス・プロジェクトチーム「GOAL®」を発足
5月 次世代育成認定マーク「くるみん」を取得
物流業界で初めて「カーボン・ニュートラル認証」を取得
7月 「飛脚電報便」サービスを開始
宅配便事業者として初めて使用済小型家電の宅配回収事業を開始
9月 後払い決済サービス「SAGAWA後払い」の提供を開始
10月 入荷業務の効率化を実現するサービス「スマート納品®」を開始
提案力と課題解決力を強化することを目的とした新営業戦略「Sクオリティ」を開始
11月 「東京における地区物流効率化認定制度」において、佐川急便の館内物流業務が物流事業者として初の認定

 

2015(平成27)年 5月 宅配便業界初スマートフォンを利用した「電子サイン」を開始
7月 全国のローソン店舗での「コンビニ受取サービス」を開始
10月 24時間納品対応「スマート納品24」の提供開始

 

2016(平成28)年 3月 「23区即日配達サービス」を開始

 

2017(平成29)年 1月 SGフィルダーとのスマート納品®を活用した物流効率化への取り組みが、国土交通省「改正物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画に認定
3月 日立物流との千葉県柏・沼南エリアでの物流センターの共同活用が、国土交通省「改正物流総合効率化法」に基づく総合効率化計画に認定
4月 北越急行との貨客混載列車の本格運行開始
電報類似サービス事業「佐川ヒューモニー株式会社」を新設
9月 愛媛県しまなみ街道の自転車旅に、路線バス会社3社と共同で新たな手ぶら観光サービス「バスパ」を開始
11月 北海道 旭川で乗合タクシーを活用した貨客混載事業を開始
環境変化に伴い、宅配便運賃等の改定を実施

 

2018(平成30)年 4月 日立物流の物流施設内に佐川急便の営業所を開設
10月 ネスレ日本と佐川急便が共同で新・宅配サービス「MACHI ECO便」を10月1日から開始
乗用タクシーを活用した貨客混載事業を開始
12月 佐川急便の配送伝票入力業務の自動化に向けAIシステムの開発を開始

 

 

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