世界一の企画会社になるための3つの事業方針:増田宗昭/カルチュア・コンビニエンス・クラブ(TUTAYA)創業者
【世界一の企画会社になるための3つの事業方針】
社員には「3つのことしかしてはならない」と言っています。
ひとつ目は企画会社として「プラットフォーム」をつくること。
2つ目は、これを運営するとデータが集まってくるので、そのデータベースを使って仕事すること。いわゆるデータベースマーケティングです。
3番目は中身。ライフスタイルのコンテンツをつくることです。
プラットフォームをつくるだけでは駄目です。
2番目のデータベースマーケティングはもちろん、3番目のライフスタイルのコンテンツが大切になってくる。
増田宗昭とは?
増田宗昭。TSUTAYAや、カルチュア・コンビニエンス・クラブの創業者。
1951 年生まれ、大阪府枚方市出身。同志社大学経済学部卒業後、ファッションメーカー鈴屋に入社。
軽井沢ベルコモンズの開発の他、店長・販促ディレクターなどを務めた。
その後、1983年に蔦谷書店(のちのTSUTAYA)を創業。
また、1985年ビデオレンタルフランチャイズ本部カルチュア・コンビニエンス・クラブを創業。
2003年に、業種横断的な共通ポイントサービス「T ポイント」をスタート。
2011年、カルチュア・コンビニエンス・クラブは増田氏を中心とした経営陣による自社買収(MBO)で非上場化。
厳選!増田宗昭の珠玉名言
立ち読み?全然いいじゃないですか。人が集まってくることが大切。売り上げはお客さんの数に比例します。
僕らは企画屋です。時代に即した新しい企画を提示していかないといけません。もうスマートフォンを通じてアマゾンなどでできることは全部やめようと決めた。
僕のポリシーは、日本人が持っている利他の心を大切にすること。つまり人を浮かび上がらせて自分が浮かび上がるということ。利他の心は、グローバルで評価される一番の根源。つまりビジネスでいうと顧客中心主義。
企画の本質とは、世の中にないアイデアや発想を生み出して形にしていくこと。それで人々に幸せや豊かさを感じてもらう。企画とは、顧客と市場を創造すること。
顧客価値を高めるのが企画会社である我々の仕事です。
「予兆」とは、世の中で起こっていることより、自分の中の「気付き」だと思います。「こういうことをやらないといけない」「こうなるんじゃないか」という自分の中のイメージこそ「予兆」です。
客の声を、自分の中に聞く
「無我夢中」であることを大切にして下さい。夢があれば自分のエゴをコントロールできるのです。企業家になるのならば、夢は大きくなければなりません。
企画会社だけが生き残る
夢しか実現しない
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